2024年1月27日更新

「天官賜福(てんかんしふく)」のキスシーンは何巻?花城と殿下の主人公カップルの恋愛模様を解説

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天官賜福 貮
「天官賜福 貮」動画改編自晋江文学城作家墨香銅臭同名小説(c)bilibili

『天官賜福』は墨香銅臭(モー・シャン・トン・シウ)が描く大人気ファンタジーBLです。BLジャンルではありますが、実はなかなかキスシーンが登場しない作品でもあります。 この記事では『天官賜福』の主人公カップル、花城と謝憐のキスシーンについて紹介。日本語版小説・漫画ではいつキスシーンにお目にかかれるのかまとめました! ※この記事は『天官賜福』の重要なネタバレを含みます。

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花城と殿下の初めてのキスシーンは何巻で読める?

漫画(日本語版) 未登場
小説(日本語版) 推定5巻(未発売)

花城(ホワ・チョン)と殿下こと謝憐(シエ・リェン)の恋人としてのキスシーンは、日本語版では小説・漫画ともにまだ登場していません。翻訳元となっている台湾版では、5巻の207章にていわゆる恋人らしいキスシーンが登場しています。 このシーンではしばしの別れを前に、駄々っ子のように拗ねてみせる花城に、殿下が照れながらほっぺにキスをしてあげていました。しかしそれでは不満な花城は、殿下の腰に抱きついて、法力を貸すという理由がないとこんな別れ方(キス)しかしてくれないのかと、べったべたに殿下に甘えます。 その様子は師青玄(シー・チンシュエン)が「新婚さんみたい」とからかうほどでした。

花城と殿下はその前にもキスシーンがあった!?

唇が触れ合うシーンは、207章の前にも何度か登場しています。本当に初めて唇が触れ合うのは、3巻95章。日本語版では2024年4月発売予定の3巻に掲載予定です。これは3巻表紙にもなっている水中のシーン。 同じく3巻の120章では、殿下が花城が死んでしまったと勘違いして人工呼吸をします。そこから狭い棺桶のなかに2人きりになるという、とってもニヤニヤできるラブコメ的展開に。この時点ではまだ両片想いのような状態なので、それも含めておいしいシーンです。 5巻202章では、法力を借りるために殿下から花城に、わりとしっかりしたキスをしています。

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三郎/花城(サンラン/ホワチョン)

天官賜福
通称 血雨探花(けつうたんか) / 花城主 / 三郎(謝憐)
称号 絶境鬼王
声優 福山潤

謝憐の前に姿を現す美しい謎の少年・三郎(サンラン)は主人公の1人。謝憐を「兄さん」と慕い、知識を惜しまず彼の事件解決の手助けをしています。 三郎の正体は、四大害の1人・血雨探花(けつうたんか)として恐れられている大鬼王です。かつて無数の鬼たちと銅炉山で戦い生き残った鬼の王。紅い衣と白い肌が目を引く美青年で、銀色の蝶を操ります。鬼の姿の際は、右眼に眼帯をしているのが特徴。

太子殿下・謝憐(シエ・リェン)

天官賜福
通称 太子殿下 / 殿下 / 花冠武神 / 哥哥(花城) / 大伯公(鬼市の住人) / 仙楽(君吾)
寺院名 太子殿
声優 神谷浩史

謝憐(シエ・リェン)は2度天界から追放され、3度目の飛昇を果たした「三界の笑い者」。もとは仙楽国の太子で、若くして1度目の飛翔をなした人物です。優しげな雰囲気の美青年で、礼儀正しさを持ち合わせています。 3度目の飛翔後、功徳を集めるために下界に降り立ち活動を始めた頃に、偶然荷車で乗り合わせた三郎と意気投合。行く宛がないという彼に寝床を提供し、以降は行動をともにしていきます。

時間をかけて熟成される主人公カップルの愛を見守ろう

恋人としてのキスシーンは物語の終盤まで登場しません。焦れったさはあるものの、2人の背景を含めてじっくり描かれた後だからこその尊さがそこにはあるのです。ぜひ2人の精神的なつながりに注目して『天官賜福』を楽しんでみてくださいね。