『ハイキュー!!』夜久衛輔(やくもりすけ)の躍進がすごい！大人になってからの活躍や兄弟情報などを解説

夜久衛輔(やくもりすけ)は高い守備力を誇る音駒高校のリベロを務める守護神です。春高でもリベロとして高い評価を受けていた夜久は、どんな選手だったのでしょうか。 この記事では夜久衛輔の卒業後の進路や家族構成、名言、声優情報などをまとめて解説！作中屈指のリベロの魅力に迫ります。 ※この記事は『ハイキュー!!』の重要なネタバレを含みます。

夜久衛輔(やくもりすけ)は東京の古豪・音駒高校の守備の要であるリベロを担当する高校3年生です。音駒は全体的にレシーブ力が高いチームですが、そのなかで夜久はリベロを任されるとあってその実力は全国区。 短い前髪と短い眉毛がチャームポイントで、問題児たちのフォローに奔走するチームのお母さん的ポジションです。烏野のなかでは同じ役割に回りがちな菅原孝支(すがわらこうし)と意気投合してしました。

本編では春高本戦で烏野に敗れるものの、全国で3本の指に入る木兎光太郎(ぼくとこうたろう)に「奴はボールに触らずしてスパイカーを殺す男」と評されていた夜久。卒業後はロシア・バレーボール・スーパーリーグのCheegleEkaterinburgというチームに所属するプロ選手となっています！ 最終話でロシアから帰国した夜久は、なんと日本代表にも選ばれていました。烏野の変人速攻の2人が初めて揃った日本vsアルゼンチン戦で、夜久はリベロとしてスタメン出場しています。 劇場版「ゴミ捨て場の決戦」公開記念番外編では、2024年の夜久が登場。同学年の黒尾鉄朗(くろおてつろう)・海信行(かいのぶゆき)と都内居酒屋で飲んでいました。

夜久にとって身長の話題は禁句で、音駒内では暗黙の了解とされていました。ちなみに話題に出すと容赦ない蹴りが飛んできます。低身長を気にする夜久ですが、背が小さいからという消極的理由でリベロをしているわけではありません。 1年リベロ・芝山優生(しばやまゆうき)への指導中、夜久は「リベロは“小さい奴でも活躍できる”ためのポジションじゃねぇ(中略) 『“攻撃”って武器を持たなくても尚コートに立つ価値がある！』って思わせるんだよ」とリベロとしての矜持を伝えました。 実際に夜久はその価値を示し続けて日本代表スタメンの座まで手に入れています。この有言実行っぷりも含めて、夜久のかっこよさは本物です！

公式ガイドブックでは各選手の家族構成など、本編では出てこなかった情報も掲載されています。それによると夜久には2人の弟がいるとのこと。 夜久は後輩への指導がうまく、面倒見がよい一面が見られます。これも日頃から家で弟たちの面倒を見ているからだと思うと、納得感があると同時にかなり微笑ましいですね。弟たちの年齢は不明ですが、お兄ちゃんに懐いている夜久3兄弟を想像すると思わず頬が緩んでしまいます。 兄気質な夜久ですが、同学年でなにかと対立する黒尾とは年相応なバチバチしたやりとりも繰り広げていて、こんなところも夜久の魅力でしょう。

夜久はリベロとしての活躍はもちろん、心に沁みる名言でも読者にインパクトを与えています。 上述した「 『“攻撃”って武器を持たなくても尚コートに立つ価値がある！』って思わせるんだよ」もそうですが、「過保護上等！セッターを動かさねえのが音駒品質だ」「お前は5点ミスったって10点獲ってくれりゃあいいんだよ！あとは相手に獲られなきゃいいハナシだ」なども印象的。 春高予選決勝で足を痛めてしまった際の「何で今なんだ何で…！」と悔しさをにじませた姿は、作中屈指のしんどくて泣けるシーンといえるでしょう。

アニメで夜久衛輔を演じるのは声優の立花慎之介(たちばなしんのすけ)です。『神様はじめました』の巴御役や『ブルーロック』の時光青志役を演じています。ほかにはアプリ『アイドリッシュセブン』の千役や『世界一初恋』の吉野千秋役などで活躍。 軽やかで透明感ある立花の声質が夜久の雰囲気とマッチしており、夜久の魅力を引き出しています。

2024年2月に劇場版「ゴミ捨て場の決戦」が公開されるとあって、改めて注目の集まる音駒のリベロ・夜久衛輔にスポットを当ててきました。彼がロシアに渡った経緯やプロリーグでの活躍をいつか拝める日を願いつつ、まずは漫画や劇場版でその活躍を楽しみましょう！