続編『モアナと伝説の海2』あらすじは？前作から続投するキャスト・吹き替え声優はいるのか

2016年に公開され、大ヒットとなったディズニー長編アニメ映画『モアナと伝説の海』。ポリネシアの島と海を舞台に、勇敢な少女モアナの冒険と成長を描く物語です。 大人気となった『モアナと伝説の海』の続編が2024年11月にアメリカで公開されます。この記事では、2024年3月現在わかっている「モアナ2」の情報を紹介します。

「モアナ2」のあらすじは、まだ不明です。しかしこれまでの情報によると、モアナ(アウリイ・クラヴァーリョ)の冒険はこれまでのポリネシアの海だけでなく、オセアニアの海にまで広がるとのこと。 2月に公開されたファーストルックでは、モアナとマウイ(ドウェイン・ジョンソン)のほかに3人の人物が描かれており、彼らがモアナの新たな冒険の仲間となるとみられます。

モトゥヌイ島の村長の娘であるモアナは、幼いころから海にあこがれていましたが、父は島を囲むサンゴ礁を超えることを厳しく禁じていました。しかしあるときモアナは臨終の床にあるタラにモアナこそが海に選ばれた少女であると告げられ、彼女はテ・フィティの心を返すために海に漕ぎ出します。そして半神半人のマウイに出会い、一緒に冒険をくり広げるのでした。 前作でモアナを演じたアウリイ・クラヴァーリョが「モアナ2」でも同役を続投します。クラヴァーリョはハワイ州コハラ出身で、ハワイ先住民やプエルトリコ系、ポルトガル系などの血を引いており、ポリネシアの島に暮らすモアナと似たバックグラウンドを持っています。

半神半人のマウイは、かつてテ・フィティの心を盗んだことがきっかけで、不思議な力を持つ「神の釣り針」を失くしてしまい、無人島に閉じ込められていました。モアナがその島に偶然やって来たことで開放された彼は、しぶしぶながら、モアナの冒険に付き合うことになります。 マウイを演じたのは、「ワイルド・スピード」シリーズや「ジュマンジ」シリーズなどへの出演でも知られるドウェイン・ジョンソン。彼もサモア系の血を引いており、マウイ役に抜擢されたのはそれも理由の1つのようです。

2024年3月時点で、モアナとマウイ以外にはどのキャラクターが前作からひきつづき登場するのかは発表されていません。 テムエラ・モリソンが演じたモアナの父トゥイも再登場するのか、注目が集まっています。 「モアナ2」には、少なくともモアナとマウイ以外に3人のキャラクターがメインになるとみられており、前作にも登場していたキャラクターなのか、続編から新たに登場するキャラクターなのかは不明です。

「モアナ2」で監督を務めるのは、前作でストーリーアーティストとして参加したデイブ・デリック・ジュニアです。長編映画を手掛けるのは今回が初となる彼は、脚本も担当します。

『モアナと伝説の海』は、モアナが歌う主題歌「どこまでも〜How Far I’ll Go〜」がアカデミー歌曲賞にノミネートされるなど、音楽も高く評価されました。 「モアナ2」では2022年第64回グラミー賞で最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞を最年少受賞したアビゲイル・バーロウをエミリー・ベアーが音楽を担当します。 さらに前作のオペタイア・フォアイとマーク・マンシーナも引きつづき参加することが発表されています。

モトゥヌイ島の村長の娘モアナは、幼いころから海の向こうに興味を持っていました。あるときモトゥヌイの海に闇が迫り、海では魚が捕れなくなり、作物も枯れはじめます。モアナは臨終の床にある祖母タラからモアナこそが海に選ばれた少女であり、伝説のとおり、半神半神のマウイとともにテ・フィティの「心」を返せば平和が訪れると告げます。 たった1人で初めて海に出たモアナは、マウイに出会い、一緒にテ・フィティのもとへ向かいます。テ・フィティの心を求める溶岩の悪魔テ・カァの襲撃から逃れ、テ・フィティのもとに到着したモアナでしたが、そこに彼女の姿はありませんでした。 モアナはテ・カァこそが、心を失い怒り狂っているテ・フィティ自身であると確信し、彼女に自分を見つめ直すように説きます。落ち着きを取り戻したテ・カァの胸にテ・フィティの「心」をはめ込むと、海に再び平和が訪れます。 モトゥヌイに戻ったモアナは村のリーダーとなり、彼女たちの祖先がそうであったように、民たちは海に出て冒険をする「海の民」になりました。

「モアナ2」は2024年11月27日に全米公開が予定されています。日本での公開日は未定ですが、最近の傾向から、アメリカ公開からあまり間を置かずに公開されることが予想されます。 今後も続報を楽しみに待ちたいですね！