2020年3月19日更新

『モアナと伝説の海』声優&キャラ一覧 日本語吹替、オリジナルキャストともに実力派が集結

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モアナ モアナと伝説の海
(C)Disney Enterprises,Inc.

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『モアナと伝説の海』あのキャラクターの声優は誰?

自分の住む島を救うため、少女モアナが南太平洋の大海原に冒険の旅に出る『モアナと伝説の海』は、ディズニー初のポリネシア系プリンセスや、史上最年少のプリンセス声優などで話題になりました。なかでも特に注目を集めたのは、英語版の声優に、キャラクターの設定に近いバッググラウンドを持つ俳優たちを起用したことです。 日本語吹替版でも、英語版の方針を踏まえたキャストを起用。豪華な声優陣となっています。今回は、日本語吹替版の声優を中心に、本作のキャストとキャラクターを紹介していきましょう。

モアナ・ワイアリキ/屋比久知奈(やびく ともな)

本作の主人公で、モトゥヌイ島の村長の娘・モアナ。島を危機から救うため、父の反対を押し切り神話に伝わる島を目指して冒険に出ます。 吹替版でモアナを演じるのは、それまでミュージカルを中心に活躍してきた屋比久知奈です。学生時代から英語ミュージカルなどに出演していた彼女は、本作で映画吹替初挑戦にして主役に抜擢されました。 演技はもちろん、歌の上手さにも注目です。

英語版:アウリイ・クラヴァーリョ

400倍以上のオーディションでモアナ役を勝ち取ったのはハワイ出身の、アウリィ・クラヴァーリョ。当時14歳だった彼女は、ディズニープリンセスを演じる声優としては史上最年少でした。さらに本作が女優としてのデビュー作ということで、異例の大抜擢と話題になりました。

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マウイ/尾上松也(おのえ まつや)

モアナと共に伝説の島を目指すことになるのは、風と海を司る半神半人のマウイです。最初はある交換条件で彼女に協力することにしますが、ともに旅をするうちに正義感に目覚めモアナをサポートするようになります。 吹替版では歌舞伎役者の尾上松也がマウイ役を演じています。彼は、ディズニー映画に出たいと願っていたとか。本作でその夢を叶えることになりました。マウイのソロ楽曲「俺のおかげさ」ではラップも披露しており、その歌声は必聴です。

英語版:ドウェイン・ジョンソン

英語版でマウイの声を担当したのは、「ワイルド・スピード」シリーズなどで知られるドウェイン・ジョンソン。サモアの血を引く彼は、南太平洋を舞台とする本作に参加できることは夢のようだと語っていました。また、本作はジョンソンにとって初めてのミュージカル作品です。

トゥイ・ワイアリキ/安崎求(あざき もとむ)

モアナの父親でモトゥヌイ島の村長トゥイ。彼は、一人娘であるモアナの海に出たいという思いに強く反対しています。 吹替版でトゥイを演じる安崎求は、1987年に『レ・ミゼラブル』の日本初演でマリウス役に抜擢されて以降、主に舞台やミュージカルで活躍。そのほかに多くの海外アニメ映画の吹替も担当しており、『アナと雪の女王』でトロールのパビー役、『プリンセスと魔法のキス』で魔術師ファシリエ役などを演じてきました。

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英語版:テムエラ・モリソン/クリストファー・ジャクソン(歌)

英語版では、ニュージーランド出身の俳優テムエラ・モリソンがトゥイを演じています。彼は『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの逆襲』のジャンゴ・フェット役や『アクアマン』のトム・カリー役などで知られています。

シーナ・ワイアリキ/中村千絵

モアナのお母さんのシナは、いつもモアナの味方。娘の海への憧れを尊重しつつも、危険な目には遭わせたくないという思いを強く抱いています。 日本語吹替版でシーナを演じる中村千絵は、アニメから洋画の吹替まで幅広く活躍する声優です。「NARUTO -ナルト-」シリーズの春野サクラ役などで有名な彼女は、洋画の吹替ではエイミー・アダムスやキルスティン・ダンストの担当声優として活躍しています。

英語版:ニコール・シャージンガー

英語版でシーナ役を務めるのはハワイ出身のシンガーソングライター、ニコール・シャージンガー。ダンサー、モデル、女優としても知られる彼女は、プッシーキャット・ドールズのリードシンガーとしても知られています。

タラ/夏木マリ

モアナの祖母であり親友でもあるタラは、周囲の人々からは「変わり者」と思われていますが、モアナが幼いころから伝説の島の話や半神マウイのことを語り伝えてきました。海の向こうを見たいと願う彼女の背中を押す、ストーリーに欠かせない人物です。 そんなタラの吹替を担当するのは女優の夏木マリ。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の湯婆婆をはじめ、強い女を演じることの多い彼女ですが、本作では優しくてあたたかい、それでいて真実を見抜く目を持ったタラおばあちゃんを演じています。

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英語版:レイチェル・ハウス

英語版でタラおばあちゃんを演じたレイチェル・ハウスは、ニュージーランド出身。数多くのテレビシリーズへの出演で知られ、『マイティ・ソー バトルロイヤル』では、グランドマスターの部下トパーズ・カルロを演じました。

タマトア/ROLLY

50本の足を持つカニのようなモンスターのタマトア。自分が大好きで、奪ってきた財宝で甲羅を飾っています。 日本語吹替版では、ミュージシャンのROLLYがタマトアの声を担当します。ギラギラに着飾ったタマトアのイメージにぴったりの、アクが強いながらも見事な歌声を披露しています。

英語版:ジェマイン・クレメント

英語版でタマトアの声を担当したのは、ニュージーランド出身で俳優、コメディアン、ミュージシャンのジェイマン・クレメントです。『メン・イン・ブラック3』で悪役ボリスを演じたほか、『怪盗グルーの月泥棒』でミニオンのジェリーの声を担当するなど、幅広く活躍しています。

ヘイヘイ/多田野曜平

モアナとともに旅をする相棒のニワトリのヘイヘイ。あまり頭がよくないようで、周りからは役立たずだと思われていますが、モアナは見た目よりも賢いと信じています。 そんなヘイヘイの声を担当するのは、声優として数多くの作品で活躍する多田野曜平。洋画ではクリント・イーストウッドやウィレム・デフォーなどの吹替で知られています。 また、ヘイヘイの英語版声優であるアラン・テュディックも彼が担当声優となっており、『アナと雪の女王』や『シュガー・ラッシュ』、『ズートピア』などで吹替を務めています。

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英語版:アラン・テュディック

数多くのディズニーの長編アニメーション映画で声の出演をしているアラン・テュディックは、本作ではヘイヘイの声を担当しています。 テュディックは、『シュガー・ラッシュ』のキャンディ大王役でアニー賞最優秀声優賞を受賞したほか、「アイス・エイジ」シリーズへの出演や、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でK-2SO役などで知られています。

吹替版も英語版声優も魅力的な『モアナと伝説の海』

『モアナと伝説の海』の日本語吹替版および英語版の声優を紹介しました。どちらも魅力的な声優陣がそろっており、吹替版と英語版で声を比べてみるのも楽しいかもしれません。 ぜひ両方とも楽しんでくださいね!