映画『流浪の月』は本当にやってる?ラブシーン・エロシーンを濡れ場時間とともに紹介
映画『流浪の月』は、2022年に公開されるや「本当にやってるのでは?」という声が多く寄せられた作品です。 原作は第17回本屋大賞を受賞した凪良ゆうの同名小説。 李相日監督が手がけ、広瀬すずと松坂桃李という実力派が“壊れた関係の愛”を演じきりました。 いま、この作品は U-NEXTで未公開映像付き で配信中。 劇場で見逃した人も、もう一度あの張りつめた空気を体験したい人も、配信だからこそ“細部まで観られる” 仕上がりになっています。
映画『流浪の月』のあらすじ
| 公開年 | 2022年 |
|---|---|
| 濡れ場を演じたキャスト | 広瀬すず , 横浜流星 |
| 上映時間 | 150分 |
| レイティング | G |
誘拐と再会、その間にある「言葉にできないもの」
雨の日の公園。 9歳の少女・更紗(広瀬すず)は、ひとりきりで遊んでいるところを大学生の文(松坂桃李)に見つけられ、彼の部屋に連れて行かれます。 2人はたった2カ月の共同生活を送りますが、世間では“誘拐事件”として大騒ぎに。 文は逮捕され、更紗は「被害者」として生きることになります。 ――そして15年後。 偶然の再会を果たした2人は、過去を語らず、ただ静かに同じ時間を過ごし始めます。 その沈黙の中に、社会が定義できない“絆”があり、2人だけが理解できる“痛み”があります。
ラブシーン・濡れ場の真相:本当に「やってる」のか?
公開当時、SNSでは「この濡れ場、リアルすぎる」「本当に関係を持ってるのでは?」と話題に。 ここからは、印象的なラブシーンを3つ紹介します。
シーン① 婚約者・亮との夜 ― “愛してる”の言葉が空回りする【10:00分~】
10分ごろ、婚約者の亮(横浜流星)と更紗がベッドに横たわる場面。 亮は彼女の体に触れながら愛を語るが、更紗の目はどこか遠くを見つめている。 “いつものエッチ”という台詞どおり、形だけの愛が交わされているようで、ここで初めて彼女の心の「空洞」が観客に伝わる。 ――この微妙な距離感こそが、『流浪の月』という物語の核心です。 単なる性的な描写ではなく、“心が通っていない関係”をリアルに映すラブシーンとして、静かな衝撃を残します。
シーン② 更紗と亮のすれ違い ― 優しさの裏の暴力性【45:50分~】
45分ごろ、亮が更紗を部屋に連れ帰るシーン。 彼は「愛してる」と言いながら、彼女を強く抱きしめ、服の上から触れ、 そのまま押し倒そうとします。 しかし更紗は動かず、涙がこぼれます。 亮はその涙に気づかないまま、「これが普通だろ」とつぶやき、背を向ける。 ここで描かれるのは、“暴力ではない暴力”とも言える関係性。映画では照明の暗さと息づかいがリアルで、映像でしか伝わらない緊張感があります。
シーン③ 嫉妬、暴走、そして再会 ― “濡れ場”の先にあるもの【1:09:30分~】
1時間9分ごろ、亮の嫉妬が爆発する場面。 更紗がSNSに投稿した写真を見て、「あいつ(文)とはどういう関係だ」と詰め寄る。 そのまま暴力的にキスをし、服を乱す亮。 更紗は抵抗しながら「やめて」と叫び、部屋を飛び出します。 この一連の流れは、“濡れ場”というよりも「崩壊の瞬間」。愛を求めながら、相手を傷つけてしまう不器用な人間の姿が生々しく描かれています。 このシーン以降、観客は「更紗にとって本当の居場所はどこなのか?」を考えずにいられません。
なぜ配信サービスで改めて見るべきか?
劇場では一度きりの体験だったこの映画。 配信版では、“もう一度あの表情を確かめる”ことができます。 特に U-NEXT では: - 未公開映像を含む本編(見放題) - 初回登録なら31日間無料トライアル - 高画質での再生&巻き戻しで心理描写を丁寧に追える という環境が整っています。
まとめ:「観ることでしか分からない痛みと優しさ」
『流浪の月』のラブシーンは、刺激的であると同時に、とても静かな映画的体験です。 “やってるかどうか”を確認するために観るよりも、“なぜそうなったのか”を知るために観る作品。 広瀬すずと松坂桃李、2人の呼吸の間にある「愛とも違うつながり」は、文章では伝わりません。 観ることでしか分からない感情を、ぜひVODで確かめてください。
