『不適切にもほどがある』最終話のあらすじ それぞれの時代へ……続編期待とラストのテロップに注目
昭和の体育教師が令和にタイムスリップし、不適切な言動で令和の世に切り込んでいく『不適切にもほどがある』は話題のクドカンドラマです。この記事では、『不適切にもほどがある』最終話のあらすじを紹介していきます。 いよいよ意識低い系タイムスリップコメディも最終話を迎えました。残されたタイムスリップは1往復分、それぞれの時代へと戻っていく人たちは、どのような結末を迎えるのでしょうか。最後までしっかりと見守っていきましょう。
市郎昭和へ、キヨシ令和へ
最後の1往復のタイムスリップを落ち込む渚(仲里依紗)のために使うと決めた市郎(阿部サダヲ)。渚は昭和で純子(河合優実)に会い、「渚」と呼ばれたり、口の周りに付いたケチャップを拭いてもらったりして母の優しさを感じ涙ぐみます。 渚は昭和を楽しんだ後、キヨシ(坂本愛登)と共にバスに乗り込み令和へと帰っていくのでした。 昭和に戻った市郎は昭和の人々の言動が気になり、これまで自分がしていたケツバットも馬鹿らしく感じます。キヨシが残したスマートフォンでサカエ(吉田羊)と話し、自分がアップデートしていることに市郎は気がつくのでした。
仕事復帰する渚、市郎を信じて渚と交際
市郎は渚と秋津(磯村勇斗)のマッチングアプリのプロフィールを勝手に設定し、お互いに相性が良くなるようにしていました。マッチングアプリよりも市郎の方が信用できると感じた2人は付き合ってみることに。そして、仕事に復帰した渚は後輩に直接謝罪したいと思いますが、上司に控えるように言われてしまいます。 一方、昭和の市郎と令和のサカエは互いの時代の生きづらさについて語り合い、寛容さが足りないと歌い始めるのでした。 寛容になりましょう〜♪ その後、渚はパワハラを訴えてきた後輩と出くわしますが、寛容さを持って対応し良い雰囲気で過ごすことができたのでした。
佐高くんとの再会、未来が変わる?
令和に戻ったキヨシは佐高と出会います。自分を不登校から救ってくれたキヨシに感謝をしていた佐高は、何でもいいからキヨシの力になりたいと言い、井上のスポンサーになってくれました。 その後、大学に合格した純子の愚痴をスキャンダルでこぼしている市郎。トイレから大きな音がすることに気がつき、トイレのドアを開けると壁に穴があり、そこには白髪の老人がいます。 その老人は2054年からやってきた井上でした。佐高にスポンサーになってもらった井上は、好きな時代に行けるタイムトンネルを開発していたのです。 「さあ!好きな時代に行きましょう!」穴の奥へと消えていった井上に続き、市郎もタイムトンネルへと入っていくのでしたーー。
続編に期待?現代も未来から見れば不適切かもしれない
令和と昭和のタイムスリップ物語は、落ち着くところに落ち着きラストを迎えました。 タイムトンネルが開発されたということは、いつでも昭和と令和を行き来できるようになり続編が作られるかも?と期待している視聴者も多数。 さらに、最終話の最後に出た注意テロップも粋な演出だと話題になりました。 “この作品は不適切な台詞が含まれますが、2024年当時の表現をあえて使用して放送しました” このテロップはおそらく2054年から見た2024年を指しているのでしょう。今の時代も遠い未来から見たら不適切なのかもしれないと感じさせる演出はさすがクドカンです。