漫画『甘神さんちの縁結び』最新巻まで全巻ネタバレあらすじ＆感想！超常現象ありのハーレムラブコメ

2021年から『週刊少年マガジン』で連載されている『甘神さんちの縁結び』は、主人公が居候先の神社の三姉妹と繰り広げる日常系ラブコメディ。なんと本作は普通のラブコメではなく、超常現象も発生する一風変わった作品です。 この記事では、2024年よりアニメ化もされる本作のあらすじや見どころをネタバレありで徹底解説します！

幼い頃に親を亡くした上終瓜生(かみはてうりゅう)。彼は親戚中をたらい回しにされた末に児童養護施設に入れられていましたが、ひょんなことから遠縁の甘神神社で居候することに。 その神社には夜重(やえ)・夕奈(ゆな)・朝姫(あさひ)の巫女三姉妹がおり、瓜生は居候の条件として神社の宮司である甘神千鳥から3人のうちの誰かと結婚して婿養子となり神社を継ぐことを告げられるのでした。 そんな中瓜生は、三姉妹それぞれと2人きりの時間を過ごすことに。朝姫とはランニングに、夕奈とは猫カフェに出かけます。一方夜重の身には、不可解な出来事が発生。さらに瓜生が階段から落ちたその時に厄除けのお守りが切れ、その瞬間になぜか過去と未来が垣間見えるのでした。

千鳥からの条件をのみ、三姉妹の誰かと結婚して婿養子になることを受け入れた瓜生。彼は三姉妹とのお見合いや外出を通し、それぞれと少しずつ距離を縮めていきます。 そんな中、毎年開催されている甘神神社の一大イベントである例大祭の開催が近づいてきました。祭を控えた三姉妹は嬉々としてそれぞれ祭の準備を進めようとしていましたが、そんな中突如彼女たちに「甘神神社売却」の悲報が舞い込んできます。 甘神神社の存続をかけて、SNSを駆使して例大祭の集客を行う瓜生たち。そうして迎えた例大祭当日、北白川の陰湿な妨害を受けながらも瓜生の機転で集客に成功し、ギリギリのところで目標である5000人を達成するのでした。

例大祭を大成功させたことで甘神神社の参拝客は急増し、毎日大忙しの三姉妹。人手不足を感じた彼女たちは、嵐山にある月神神社に応援を頼みにいくことに。その後三姉妹の忘れ物を届けに瓜生も月神神社へと向かいますが、そこはなんと瓜生が予知夢で見た場所でした。 月神神社の禰宜である月神宵深子(つきがみよみこ)に三姉妹が人手不足についての相談を持ちかけますが、彼女ははぐらかすばかり。 それに気づいた瓜生が宵深子に声をかけるものの、彼女からは「相談を受けるつもりはない」という答えが返ってきます。さらに三姉妹も、神職を続ける覚悟があるのかを問われてしまうのでした。

『甘神さんちの縁結び』はハーレム展開が魅力のラブコメ作品ですが、主人公である瓜生に課せられているのは「三姉妹の誰かと結婚して婿入りし、神社を継ぐ」というミッション。そのため、最終的には三姉妹の中から誰か1人を選んで結婚する可能性が高いでしょう。三姉妹はいずれも魅力的で可愛いため、瓜生が誰を選ぶのか気になるところです。 とはいえ本作は普通のラブコメとは異なりタイムリープや転生といったSF的要素も含まれているため、先の展開が読みづらいのも正直なところ。超常現象に関する真実も少しずつ明らかになっていくことが予想されるため、今後の展開に注目しましょう！

多数の見どころが存在する『甘神さんちの縁結び』ですが、やはり1番の見どころはなんといってもそれぞれ違った良さを持つヒロインの三姉妹なのではないでしょうか。三姉妹たちはいずれも性格や見た目などが異なっており、いずれも魅力的です。王道のハーレム展開が好きな人には、刺さるのではないでしょうか。 さらにただのラブコメではなく、本作にはタイムリープやループなどの超常現象が登場するところもポイント。そのため、転生ものなどが好きな人にもおすすめの作品です。