漫画「このすば」全巻ネタバレあらすじ！ヒキニートのチートアイテムは駄女神！？【この素晴らしい世界に祝福を】

同名ライトノベルを原作に、根強い人気を誇る異世界コメディ漫画『この素晴らしい世界に祝福を！』。「このすば」の愛称で読者を楽しませる本作は、2024年4月からアニメ3期の放送される話題作です。 そこで本記事では漫画「このすば」のあらすじと感想を、最新話までネタバレありで紹介。見どころも解説するので、ぜひチェックしてみてください！

日本で引きこもりのニート生活をしていた少年・カズマは、突如死亡します。死後の世界にやってきた彼の前には、美しい女神様が。しかし女神・アクアは勘違いでショック死したカズマを、バカにし放題です。 そんななかチート能力を手に異世界に転生することになったカズマは、なんとアイテムとしてアクアを指名したのでした。女神様のはずなのに、アクアの役に立たなさっぷりとおバカさがなんともかわいいです……。 爆裂魔法しか使えないアークウィザードのめぐみん、ドMで攻撃がまったく当たらないクルセイダーのダクネスを仲間に加え、ドタバタした毎日を過ごしながら普通のステータスで頑張るカズマ。そんな彼らがいる街に、突然「機動要塞デストロイヤー」が襲来しーー。

機動要塞デストロイヤーを、なんとか機転で退けたカズマ。しかし彼らが危険物を転移した場所が、領主の家だったから大変です。国家転覆罪の罪を被せられた彼は、死刑を言い渡されそうになりました。実はお嬢様だったダクネスの計らいで、死刑は一旦保留に。 カズマたちはあるダンジョンで、魔王軍の幹部・バニルと遭遇します。バニルに取り憑かれるも、持ち前の責任感とドM根性で耐え抜くダクネス。そしてめぐみんの爆裂魔法の力もあり、一行は魔王軍幹部の撃退に成功します。 その後魔王軍幹部の功績により国家転覆罪の疑いは晴れ、カズマは無罪に。報奨金も受け取り、借金地獄から抜け出したのでした！

旅行でやってきたアルカンレティアが、アクアを崇めるアクシズ教の総本山であると知り驚愕するカズマ。一行は、アクシズ教徒のしつこすぎる勧誘にうんざりしていました。アクシズ教徒の勧誘の仕方が、さすがアクアを崇めているだけあるなと感じます……。 アルカンレティアから帰ってきたカズマを訪ねてきたのは、めぐみんと同じ紅魔族の少女・ゆんゆんです。里のピンチが心配で帰郷するゆんゆんを追って、素直ではないながらも帰郷するめぐみんとカズマたち。 そこで魔王軍幹部・シルビアの色気にやられたカズマの行動がきっかけで、里は大ピンチに。しかし最後はカズマの体を張った戦いで、シルビア撃破に成功します！

紅魔の里から帰還したカズマは、王女・アイリスからの会食の招待状を受け取ります。かねてから妹属性のヒロインを欲しがっていた彼は、12歳のかわいらしいアイリスを気に入りました。そんななかいつものように簡単に死亡したカズマは、エリスから2つの神器を回収してほしいと依頼を受けます。 アイリスが持っていた神器の力で、体が入れ替わってしまった2人。しかし美味しい展開になる前に、カズマは自分の体に戻ってしまいました。 バニルから不吉な占い結果を聞いたダクネスは、故郷に帰りパーティを抜けると言いだします。それは父の体調が優れず、領主・アルダープへの借金を自分自身で支払うためでした。

ついにやってきた、アルダープとダクネスの結婚式。そこに乗り込んできたのが、カズマたち一行でした。カズマはバニルに地球の知識をもとに作った発明品を売り、その金でダクネスを取り戻しに来たのです。こうしてダクネスは、無事パーティに帰還したのでした。 アルダープは神器の1つを使い悪魔を召喚していたようで、代償として連れ去られてしまいます。彼の悪事がバレなかったのも、ダクネスの父の体調が悪くなったのも、すべて悪魔の力を利用して引き起こしていたのです。 クリスの正体が女神・エリスだと知ったカズマですが、2人はこれまで通りの関係でいることに。そんななかエリス祭開催を前に、アクアがアクア祭をやると言いだしーー。

邪神・ウォルバクが王都近くの砦を攻めてきていると知り、ゆんゆんと共に王都に向かう一行。そこでめぐみんは自身がウォルバクの封印を解いてしまった過去があること、ちょむすけこそがウォルバクであることを打ち明けました。 砦で出会ったウォルバクは、カズマがアルカンレティアで会った女性です。自分の半身がちょむすけと名付けられていた事実に衝撃を受けながら、ウォルバクは一行に討伐されたのでした。 カズマのもとに、アイリスから手紙が届きます。道中の護衛をお願いしたいと打診されたカズマたちは、カジノ大国・エルロードに行くことになりーー。

異世界転生作品の王道は、主人公が最強のチート能力を手に入れて無双するストーリーです。しかし本作は主人公がまったく使いものにならない女神を手に入れ、地道にアホな仲間たちと奮闘する姿を描いています。 何度も死ぬ主人公に、役職だけが無駄に高い仲間たち。コメディ要素が満載の、日常を楽しむ異世界漫画を探している人におすすめです。また仲間はかわいい女性ばかりなので、ハーレム作品が好きな人もしっかり楽しめます！