漫画『MONSTERの甘い牙』最新巻まで全巻ネタバレあらすじ＆感想！新社長に振り回されるヒロイン

優しい社長のもとで、社長秘書をしていたヒロイン・望愛(のあ)。しかし社長が病に倒れ、代わりに社長についたのが、息子の渉でした。渉はヒロインに無理難題ばかり押し付けてきてーー。 この記事では、漫画『MONSTERの甘い牙』のネタバレやあらすじ、感想を紹介していきます。また、作品をよりお得に読める方法を解説していくので、本作に興味がある人はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

桐谷望愛(のあ)は、社長秘書として遠野社長のもとでバリバリ働いています。優しい遠野社長のもとでの仕事は、毎日がとても充実していました。しかし穏やかな日々は長く続くことはありませんでした。 なんと遠野社長が病に倒れてしまうのです。病名は脳梗塞で、命に別状はなかったものの、社長は今後、仕事を継続することが難しくなってしまいます。そこで社長は会長に就任し、新しく息子の渉(わたる)が社長のポストにつくことに。 これが望愛にとって災難の始まりでした。会長秘書になるものとばかり思っていたのに、彼女はなぜか新社長の秘書を任されます。 渉の秘書になってからは、遠野社長との差を嫌でも痛感することになります。

渉が社長として就任することになり、秘書として必然的に望愛も渉と一緒に、社長就任パーティーに参加しなければいけなくなりました。 ひたすら何事もなくパーティーが終わることを願っていましたが、あろうことかパーティー中によろめいて倒れそうになります。それを助けてくれたのが、室長である菊森でした。 しかしなぜか渉から侮辱の言葉を吐かれる望愛。その場にいられないほどショックを受けてしまいます。トイレでひとしきり泣いた望愛ですが、なんとか最後まで持ち堪え、パーティーは無事終了。 最後にお客さんたちを送り出し、気が抜けた彼女は盛大にお腹の音を鳴らしてしまいます。渉に何か食べてこいと言われ、食事を取りに行こうとしたところ、渉が突然うずくまりーー。

翌朝、出勤した望愛は、社長である渉にコーヒーを淹れてあげます。すると予想外なことに、彼から「ありがとう」というセリフが……！それまでは挨拶すらしなかった彼がお礼を言うなんて信じられない気持ちになる望愛。 彼女はだんだんと渉が心を開いてきている証拠だと実感します。そんなある日、渉から一緒に工場の視察に行こうという、業務指示が入ります。望愛は社用車で行くとばかり思っていたのですが、なんと渉の自家用車で行くことに。 社長である渉は、彼女にお礼を言うだけでなく、名前まで呼んでくれるようになりました。だんだんと変化していく渉。それに一喜一憂してしまう自分の心の変化に、望愛は不思議な気持ちになります。

菊森から食事に誘われたはずだったのに、いつの間にか営業部の飲み会に参加してしまうことになった望愛。散々飲まされて酔っ払った彼女。次の朝、アラーム音で目が覚めた望愛は、いつも通り目覚めます。しかしいつも通りではない光景が。なんと隣には渉が寝ているのです！ 必死に昨夜の出来事を思い起こす望愛。あれから酔った望愛を安永がお持ち帰りしようとしていたところを渉に助けてもらったことを思い出しました。望愛は、とにかく助けてくれたことを渉にお礼をします。すると彼は朝食を一緒にとダイニングに案内してくれます。 そこで2人はキスをしそうになりますが、ギリギリのところで未遂に終わります。慌てて料理をしようとした望愛ですが、冷蔵庫はすっからかん。2人は買い出しに行くことになります。

望愛の父親は、事故で亡くなっています。父のことが大好きだった望愛。今でも父との思い出の場所は、ずっと心の拠り所でした。そんな大切な場所に、渉は同行してくれました。 渉は望愛に、また2人で行こうと約束してくれます。近くに望愛の実家があることを知った渉は、彼女の実家に行ってみようと提案してくれます。新しい社長として、彼女の母親に挨拶したいと言う渉。 結局彼の押しに負けて、2人で望愛の実家に行くことに。母は驚きますが、渉のイケメンぶりにメロメロ。早速家の中に招き、素麺を振る舞います。 社長の息子である渉が素麺なんて食べたことないだろうと思っていた望愛。そんな彼女に渉はムキになります。仲良くはしゃぐ2人を見て、望愛の母親はホッとします。

本作『MONSTERの甘い牙』のヒロインは、もともと遠野社長の秘書でした。しかし社長が病に倒れたことで、新社長の渉の秘書に就くことになります。 新社長の渉は、挨拶もなし、お礼もなしの気難しい人物。前社長の息子である渉ですが、前の遠野社長とは似ても似つかない人柄でした。 そんな彼がどんどん望愛に心を開き、彼女もまた渉を意識し始めます。2人の関係の変化に、ドキドキし、ハラハラします。