漫画『リベンジコール』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！かわいい女子校生が復讐人

『リベンジコール』は、普段は普通の女子高生である主人公が、加害者に忘れられてしまった被害者の依頼を受けて悪人を懲らしめる復讐漫画です。 この記事では、本作の最新刊までのネタバレや感想を詳しく紹介していきます。さらに最新の配信状況も調査したので、購入を考えている方はぜひチェックしてください。

主人公・白木あずさは、友人と街で遊んでいる時にクラスメートの一ノ瀬陽太を見かけました。その日は学校を休んでいたはずの陽太ですが、パーカーのフードを深く被り思いつめた雰囲気で街を徘徊しています。 そんな陽太は、パチンコ店の前に居る1人の男をじっと待ち伏せしていました。その男は、幼い頃の陽太の家に放火した犯人です。家が燃え上がる中、陽太に向かって「ざまあみろ」と言ってきたので間違いありません。 家の火事で陽太は、両親と弟が犠牲に……。それ以来、陽太は祖父と2人で何とか生きてきました。しかし高校生になった陽太は、街で偶然男を見かけると殺害を決意！陽太は、男が1人になるチャンスをじっと待ちました。 男がトイレに行くため1人になると、陽太はついに計画を実行します。しかし陽太に気付いていた男が、逆に陽太を殺そうと首にナイフを突き立てたのです。 死を覚悟した陽太でしたが、なぜかその場にあずさが登場。男をバールで殴ったあずさは、学校では見せないような表情になり……。

陽太が目をさますと、目の前に拘束された男とあずさが居ました。あずさは、ライターを片手に持ち男に10年前の放火事件のことを問い詰めます。 質問に答えない男に対し、あずさはピンヒールで容赦なく足を踏みつぶします。激痛に耐え切れない男は、10年前の出来事を思い出しながらあずさの尋問に必死に答えました。 3問続いたあずさの質問で、男はようやく陽太のことを思い出したようです。全てを思い出した男は、あずさに開放を要求しますが、もちろん解放されるわけもなく……。 「罰をつける」と言ったあずさは、男に向かってライターを投げ捨てます。その瞬間、陽太は男に向かって「ざまあみろ」と言い放ち、男は炎に包まれるのでした。 あずさは、陽太の祖父から依頼を受けた復讐人だったのです。後日陽太が学校に行くと、そこにはいつも通りのあずさが居て……。

ある日あすさは、街中で復讐の依頼を受けているところを陽太に見られました。こっそりと陰から様子を窺う陽太に対し、あずさは同じことを学校でしないようにきっちりと言い聞かせます。 その後、あずさが自宅に帰宅すると、先ほど依頼してきた男が訪問していました。男は野沢文樹と言い、小学校時代にいじめられていた糸瀬リナへの復讐を依頼してきたのです。 文樹は、太っていることを理由にリナにイジメられていました。しかし同じクラスの渡辺早穂が、イジメられていた文樹を助けてくれます。その後早穂も、文樹と一緒にリナにイジメられますが、堂々とした態度で楽しんでイジメに対抗したのです。 しかし文樹と早穂がいきもの係で飼育していた文鳥が消えたことをきっかけに、早穂は学校に来なくなりました。そして再びリナにイジメられる日々に戻った文樹……。 時が経ち、大学生になった文樹は、痩せてイケメンになっていました。バイト中の文樹の元に、突然リナが来て遊びに行かないかと誘ってきます。そして昔イジメられていたことを理由に断る文樹に、リナはからかっていただけと軽く言い放ったのです。 一連のリナの行動に許せない文樹は、あずさに復讐を依頼！しかしあずさは、文樹にはまだ隠している秘密があると確信していて……。

漫画『リベンジコール』では、普通の女子高生と復讐人という2つの顔を持つ主人公・あずさの復讐劇が見られます。あずさが容赦のない拷問で、加害者に自分の罪を思い出させるシーンはかなりサイコパスです。 なお復讐人として悪人を成敗していくあずさですが、父親と母親が殺されていて自身も深い闇があることが作品冒頭で語られています。現在は、それほど多く触れられていないあずさの過去が、今後どのように解明されていくかも要注目ですね。