漫画『野獣シークと奴隷契約しました。』ネタバレあらすじ＆感想！競り落とされたヒロインが独占欲全開のシークに溺愛される！

『野獣シークと奴隷契約しました。』は、借金の形として砂漠の国のシークに売られてしまった主人公が、彼の執着的な愛情を一身に受け溺愛されるTL漫画です。 ここからは本作のストーリーをネタバレ込みで単行本5巻まで解説していきます。作品の見どころや配信状況なども紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

三条家の養女として何不自由なく暮らしていた愛は、ある日父親の借金の形として義姉・詩織の身代わりに人身売買のオークションに出品されることになってしまいます。 10億という大金で愛を落札したのは砂漠の国のシーク・マスウード。かつて日本で暮らしていた彼は、幼いころに詩織と結婚の約束をしたといって愛に迫ってきました。 最初こそ強引に処女を奪ったマスウードを警戒していた愛でしたが、毎日身に余るほどの愛情を受け、義姉と間違えられていると知りながらも彼に惹かれ始めます。そして誘拐事件をきっかけに、マスウードが詩織ではなく愛自身を求めてくれていると知り、彼を愛する覚悟を決めたのでした。

マスウードの第一夫人であるイレムと顔をあわせた愛。マスウードからは愛しているのはお前だけだと言われていたものの、彼と同じ香りを纏わせたイレムに心を乱されてしまいます。 後日、衣装選びを手伝うという理由でイレムに呼び出された愛は、彼女の呼び込んだ男に襲われそうに。間一髪で探しにやってきたマスウードの手で救い出されます。実はイレムは奴隷同然の愛に嫌悪感を抱いていて、後宮から追い出そうとしていたのです。 自分が王族であるマスウードの子を産む人間として相応しくないと痛感した愛。彼との時間に幸福を感じる一方で、この見知らぬ国での疎外感に思い悩みます。

マスウードの兄であるファハドに目を付けられてしまった愛。マスウードからは彼との接近を禁じられるも、強引なファハドに押し切られ度々顔を合わせるようになります。 それから暫く経ったある日のこと、イレムが妊娠したという知らせが。マスウードが他の女性を抱いていたという事実に愛の心は激しく動揺します。祝福しなければと思う一方で、自分でもコントロールできない感情に支配されていくのでした。 そんな中、ファハドから体を求められた愛は、マスウードによく似た彼の声を拒否しきれずあわや襲われそうに。助けにやってきたマスウードからイレムの妊娠は嘘であること、そして例え束縛だとしても手放したりしないと言われ、愛は自分にも彼しかいないと実感するのでした。

幼少期に住んでいたという家に行ってからというもの、物思いにふけるようになったマスウード。愛への執着も一段と激しくなり、日中も彼女を傍に置いておくようになりました。 どうやらその理由は愛が後宮へとやってくる前に彼の子どもを身籠った1人の女性が関係しているようです。何も知らない愛は漠然とした違和感を抱きつつも、彼の愛を一心に受け止めます。 そんな折、マスウードの執務室で詩織の写真を見つけた愛。優しかった義姉との日々が思い出され、愛の心は懐かしさと恋しさでいっぱいになるのでした。そしてマスウードの提案で日本へとやってきた愛は、久しぶりの故郷での暮しを満喫します。

結局姉には会えなかったものの、マスウードが日本にいたころの話が聞け、改めて彼を愛していると自覚できた愛。そして帰国するため準備をしていた最中、家へと押しかけてきた詩織と再会します。 ずっと探していたという詩織の言葉に、愛は帰国を1日伸ばすことに。しかし一緒に食事をしている最中、詩織とその彼氏に嵌められ誘拐されてしまうのでした。 詩織の目的はマスウードのお金。身代金として多額のお金を要求してきたのです。マスウードによって無事に助け出された愛でしたが、優しかった義姉から「家族と思ったことなんてない」と言われ、深く傷ついてしまいます。

本作の見どころは、なんと言っても激重かつ情熱的すぎるシーク・マスウードの愛情表現です。どこにいようとヒロインの愛を見たら理性がきかなくなってしまうマスウード。1話目から大量のエロシーンが盛り込まれていてニヤニヤが止まりません。 また最初は一方的な行為ですが、徐々に愛からのアクションも増えてきて糖度の高いベッドシーンに。ワイルドなイケメンからじっくりねっとり愛されたい人必見です！