ドラマ「恋です!」のキャストを紹介!杉咲花が弱視のポジティブなヒロイン役を熱演
2021年10月6日より水曜よる10時から放送中のドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』は、人気漫画『ヤンキー君と白杖ガール』を原作としたラブ・コメディ。盲学校に通う弱視の女子高生とヤンキーのピュアな恋を描いており、ヒロインを演じる杉咲花の演技が胸を打つと注目を集めています。 この記事では、キャスト&登場人物を中心に、ドラマの情報やあらすじ、見どころなどを紹介します!
ドラマ『恋です! 〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の作品情報
可愛くてドライな弱視女子高生×ピュアヤンキーのラブコメ
放送局 | 日本テレビ |
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時間帯 | 水曜よる10時〜 |
放送期間 | 2021年10月6日 |
メインキャスト | 杉咲花 |
原作 | 『ヤンキー君と白杖ガール』 原作者・うおやま |
主題歌 | 『こたえあわせ』JUJU |
ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』あらすじ
赤座ユキコは数年前に母親を亡くし、現在は父親と母親代わりの姉と3人暮らし。そんなある日、点字ブロックを邪魔しながら歩く人を注意しました。 怒った彼女に白杖で尻を刺されたのは、地元で名の知れたヤンキー・黒川森生。誰もが避けて通る人物ですが、ユキコは弱視のため相手がはっきりと視えていませんでした。 一方の森生は自分に怯えない彼女の芯の強さと優しさに惚れ、周囲をうろつくようになります。 最初は戸惑いを隠せないユキコですが、同級生とも打ち解ける彼に心を開き始めました。交友関係を広げていくうちに、様々な“生きづらさ”を抱える人と出会う2人。 お互いを理解し、普通とは何かを模索するなかで、いっそう仲を深めていくのでした。
『恋です!ヤンキー君と白杖ガール』登場人物/キャスト
赤座ユキコ役/杉咲花
主人公の赤座ユキコは盲学校の高等部3年生。光と色がぼんやり分かり、ルーペを使えば大きい字を認識できる程度の弱視です。外出時は白杖を持っています。性格は勝ち気でポジティブ。見た目によらず口が悪いものの、気を許した相手には可愛いらしい一面を見せます。 ユキコを演じるのは、本作が日本テレビ系ドラマ初主演となる杉咲花。2018年のドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』やNHK連続テレビ小説『おちょやん』(2020年)などの主演を務める人気女優です。映画『BLEACH 死神代行篇』(2018年)、『楽園』(2019年)など、数多くの映画でヒロインも務めています。 杉咲花は公式サイトに「一見交わることのなさそうな二人が惹かれあっていく姿にキュンとしたり、ハラハラさせられたり、思わず笑ってしまったり。そして、自分にとってのコンプレックスだと感じていたものすらも、なんだか愛おしく感じられる瞬間があるような、観てくださる方にとって勇気づけられるような作品になったらいいなと思っています。ぜひ、楽しみにしていただけたら嬉しいです。」とコメントを寄せています。
黒川森生役/杉野遥亮
ユキコがある日出会う黒川森生(くろかわ もりお)は、地元では名前を聞いただけで相手が逃げていくほど有名なヤンキー。高校を中退しており、その風貌とケンカでついた顔の傷のせいで周囲から距離を置かれ、バイト先も見つからないため、「社会から疎外されている」と感じています。 森生を演じるのは、俳優の杉野遥亮。2016年のドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』で俳優デビューを果たし、ドラマ『スカム』(2019年)や映画『羊とオオカミの恋と殺人』(2019年)では主演を務めました。 また、2021年7月9日に公開された映画『東京リベンジャーズ』では橘ナオト役を演じています。 公式サイトには「人と人との温かさ、繋がりに胸を打たれる作品だなと思います。見てくださった皆さんが少しでも良い一日を過ごせるような作品にできるよう、頑張りますので楽しみにしていてください!」とコメントを寄せています。
ユキコの初恋の人・緋山翔太役/小関裕太
ユキコの初恋の相手である緋山翔太(ひやま しょうた)は、11月24日放送の第7話でユキコと再会を果たしました。緋山は昔ユキコを助けてケガを負ったことがあり、その出来事はユキコが白杖を持つようになったきっかけでもあったと第2話で描かれています。 再会した緋山を演じるのは、俳優の小関裕太です。2003年に子役としてデビューし、2006年からは『天才てれびくんMAX』でてれび戦士として活躍。ドラマ『恋がヘタでも生きてます』(2017年)などに出演し、ドラマ&映画『わたしに××しなさい!』(2018年)では玉城ティナと共に主演を務めました。 公式サイトには「緋山くんは実直な性格で、思いやりの強い人です。ご覧いただく皆様の心にスッと残る人物になれたらと思っています。」とコメント。緋山は黒川の恋のライバルとなり、今後のキーパーソンになっていくことが予想されます!
ユキコの家族
赤座イズミ役/奈緒
赤座イズミは、ユキコの姉でネイリスト。ユキコの自主性を尊重するべきとわかっていつつも、ユキコの母親代わりとしてついつい口うるさくしてしまう、超がつく心配性です。 演じるのは女優の奈緒。高校1年生の時に地元・福岡でスカウトされてモデル活動を開始し、20歳で単身上京。ドラマやCMに出演してきました。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)で知名度をあげ、ドラマ『あなたの番です』(2019年)での“尾野ちゃん”こと尾野幹葉役で人気を獲得しました。
赤座誠二役/岸谷五朗
赤座誠二は、ユキコとイズミの父で写真家です。のほほんとした性格で、娘たちにいつもタジタジ。 演じるは、俳優の岸谷五朗です。大学在学中に劇団スーパー・エキセントリック・シアターに入団して俳優活動を始め、映画『月はどっちに出ている』(1993年)などで主演。 最近ではドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』や映画『HIGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY』(2017年)などに出演しています。
ヤンキー
金沢獅子王役/鈴木伸之
金沢獅子王(かなざわ ししお)は、森生のライバルで隣町の元ボスです。昔、ケンカで森生の顔に傷をつけた本人で、何かとケンカを吹っ掛けてきますが、そこにはある秘密が……。 演じるのは、劇団EXILEのメンバーで俳優の鈴木伸之です。2011年頃からドラマ・映画に出演し始め、ドラマ『GTO』(2012年)には生徒役で出演。『あなたのことはそれほど』(2017年)では主人公と不倫関係になる重要な役割を演じ、注目を集めました。 その後も数々の話題作に出演。2021年放送予定のドラマ『お茶にごす。』で主演を務めています。
緑川花男役/戸塚純貴
緑川花男(みどりかわ はなお)は、森生のヤンキー仲間のひとり。いつも森生に振り回されているものの、小学生時代からの付き合いの彼を放っておけません。 演じるのは、俳優の戸塚純貴。2010年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」を経て芸能界に入り、ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』で俳優デビューを果たしました。 その後も映画『ライチ☆光クラブ』(2016年)や「銀魂2」(2018年)、ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第6期(2019年)など、数々の作品に出演しています。
桃井草介役/堀夏喜
桃井草介は森生の子分的存在。喧嘩が強い森生を誰よりもリスペクトしています。演じるのは「FANTASTICS from EXILE TRIBE」のパフォーマーである堀夏喜。2016年から「FANTASTICS」として活動しています。 2020年には、ドラマ『M 愛すべき人がいて』のスピンオフドラマとして配信された『L 礼香の真実』に出演していました。地上波放送されるテレビドラマへの出演は本作が初めてとなります。
ユキコの同級生
紫村空役/田辺桃子
紫村空は視野が欠損するタイプの弱視で、ユキコと同じ盲学校に通う同級生。元気ではつらつとした性格をしており、やりたいことに一直線な女の子です。 恋愛にも積極的な空を演じるのは、女優の田辺桃子。2021年4月期のドラマ「リコカツ」では北川景子演じるヒロインのライバル役を好演し、“筑前煮女”の通称で話題を呼びました。
青野陽太役/細田佳央太
青野陽太はユキコや空の同級生で、彼自身は先天性の全盲です。想像力と“性”への関心が人一倍あり、思春期らしい下ネタで2人を笑わせる役どころ。 演じるのは、ネクストブレイク俳優との呼び声も高い細田佳央太。ドラマ『ドラゴン桜』(2021年)では人生初の坊主姿と10kgの増量に挑戦し、丁寧な役作りと演技が評価されました。
カフェ・アプリコット
橙野ハチ子役/“めるる”生見愛瑠
橙野ハチ子は、森生の中学時代の同級生でヤンキー仲間です。アルバイト先の喫茶店は仲間の溜まり場になっており、学生時代にイジメから守ってくれた森生に想いを寄せています。 ハチ子を演じるのは、モデルでタレントの“めるる”こと生見愛瑠。マルチな活躍を見せる彼女は、2021年3月にドラマ『おしゃれの答えがわからない』で女優デビューしました。連続ドラマ初主演という大役を務めあげ、今後の動向に注目が集まっています。
橙野茜役/ファーストサマーウイカ
橙野茜(とうの あかね)は、森生たちの溜まり場であり、ハチ子のバイト先でもある喫茶店の店主。元ヤンキーのアネゴ肌の彼女は、森生や花男、草介を気にかける重要な役になるとのこと。原作には登場しないオリジナルキャラクターです。 演じるのは、現在タレントとして活躍するファーストサマーウイカ。かつて劇団に所属し多くの舞台に立ってきたため演技力もバッチリ。ドラマ『凪のお暇』(2019年)では毎回違う役で出演して話題になりました。2021年にはNHK連続テレビ小説『おちょやん』にも出演しています。
BBバーガー
茶尾店長役/古川雄大
茶尾(さお)店長は、ユキコが通う盲学校の近くのハンバーガーショップ「BBバーガー」の店長。常連であるユキコたちと仲が良く、口癖は「チャオ!」なので「チャオ店長」と呼ばれる陽気な人です。 演じるのは、俳優で歌手の古川雄大(ゆうた)。2007年にドラマ『風魔の小次郎』やミュージカル『テニスの王子様』の不二周助役などでデビューし、主にミュージカルで活躍してきました。 近年は、映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年)やドラマ『女の戦争〜バチェラー殺人事件〜』(2021年)にも出演しています。
紅林役/吉住
紅林(くればやし)は、「BBバーガー」の副店長。第4話からユキコはBBバーガーでのアルバイトに挑戦しますが、紅林はそんなユキコの教育係を任されました。 演じるのは、ピン芸人の住吉。2020年第4回「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝し注目を集めました。2021年には「さんまのお笑い向上委員会」「ロンドンハーツ」「アメトーーク!」など人気バラエティ番組にも出演しブレイク中! また、2021年7月から放送されたドラマ『ボクの殺意が恋をした』で既にテレビドラマデビューも果たしています。
紺野役/大友花恋
紺野は、「BBバーガー」のフロア担当のアルバイト。バイトと劇団を掛け持ちしており自身も苦労しているため、ユキコが働き始めた頃には、彼女が特別扱いされている様に感じ疎ましくも思っていました。 演じるのは、女優でモデルの大友花恋。小学生の頃に事務所に入り、2012年にドラマ『結婚同窓会 〜SEASIDE LOVE〜』で女優としてデビューしました。2013年から2021年8月までは雑誌『Seventeen』の専属モデルとしても活躍しています。 映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)やドラマ『あなたの番です』(2019年)など注目作品にも出演。公式サイトには「優しい物語に良いスパイスを加えられるよう丁寧に向き合っていきます。」とコメントを寄せています。
解説コーナーの案内人役/濱田祐太郎
本編で「視覚障害」について解説するコーナーの案内人役を担当しているのは、先天性の視覚障害を持つ盲目の漫談家、濱田祐太郎です。自らの体験談も交えながら、視覚障害に関する豆知識を紹介しています。 濱田祐太郎は「視覚障害者のあるあるネタ」などを持ちネタとし、2018年にはR-1ぐらんぷりで優勝して16代王者となりました。 公式サイトには「主演の杉咲さんは見ている人が思わず笑顔になっちゃうような素敵な方だと聞いたので、僕も見ている人が笑顔になるように頑張ります。みなさんどっちか迷ったら笑ってくださいね。」とコメントを寄せています。
原作はウェブ発の人気コミック『ヤンキー君と白杖ガール』
原作の『ヤンキー君と白杖ガール』は、ニコニコ静画、pixiv、マンガハックと3つのウェブサイトで公開されている4コマ漫画。ウェブ累計閲覧数も2000万PVを突破している人気作です。 はじめは「弱視」について知ってもらおうと個人で掲載していましたが、その人気が出版社の目に留まり、KADOKAWAからコミックスが刊行。2021年7月21日には6巻が発行されます。 ユキコと黒川の絶妙な距離感がコミカルに描かれつつも、「障害」についての気付きが盛り込まれたストーリーも話題に。作品を描くきっかけは原作者・うおやまの父の視力障害だったといいます。 「障害」をテーマにしつつも軽めのラブコメテイストが好評で、強気で天然なユキコはもちろん、最強不良なのに純粋な黒川のキャラクターも人気です。
ラブコメながら“見えにくい”人たちの“普通”をリアルに描く
赤座ユキコは色がぼんやり分かる程度の弱視で、盲学校高等部の3年生。光は感じることができ、外を歩く時はいつも「白杖」と呼ばれる視覚障害者用の白い杖を持っています。 ユキコを演じる杉咲花は、原作について「ふたりが少しずつお互いのことを知りながら、不器用に惹かれあっていく姿がコミカルに描かれるなかで、『普通ってなんだろう?』ということを問いかけている作品で、すごくリアリティを感じました」とコメント。 原作者・うおやまによれば、本作は「「見えにくさ」を抱える人のことを知ってもらいたくてひとりで始めたマンガ」とのこと。「マイノリティ同士のラブコメだからこそ、生きづらいと感じている多くの方の心に寄り添えるドラマになる、と楽しみにしています!」と期待を寄せています。
豪華キャストの「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」!今後の展開に期待
2020年度後期のNHK連続テレビ小説『おちょやん』でヒロインを熱演した杉咲花。「おちょやん」後初めてのドラマ主演となるのが本作です。 原作の雰囲気を活かし、「障害」をテーマに「普通」とはなにかを問いかけるラブコメとなるのでしょうか。