『アオのハコ』蝶野雛がかわいい!可哀想と言われる負けヒロインの魅力を解説
2024年10月からのアニメ放送も決定し、その人気がますます加速している漫画『アオのハコ』。 本作には魅力あふれるキャラが多数登場しますが、この記事ではメインヒロインのひとりとして活躍する蝶野雛(ちょうのひな)について徹底解説!基本的なプロフィールはもちろん、各キャラとの関係性や担当声優など、気になる情報をしっかり紹介していきます。 ※この記事は『アオのハコ』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『アオのハコ』蝶野雛のプロフィール
年齢 | 16歳 |
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身長 | 150cm前後 |
誕生日 | 3月2日 |
血液型 | B型 |
声優 | 鬼頭明里 |
『アオのハコ』における、メインヒロインのひとりとして活躍する蝶野雛。赤みがかった髪が特徴的な可愛らしい女の子ですが、サバサバしたフランクな性格をしています。主人公の猪股大喜(いのまたたいき)とは中学時代からの付き合いで、親友のような間柄を築いてきました。 ちなみに、彼女は自身が通う栄明中学高等学校の新体操部に所属しており、なんと全国4位に輝いたこともある実力者。体操元日本代表の父を持つサラブレッドで、高い運動センスと身体能力を有しているようです。
【性格】蝶野雛は明るくて一途な女の子
雛な明るく社交的で、少々お調子者な性格をしています。先輩であり恋敵でもある鹿野千夏(かのちなつ)にいきなり「彼氏いるんですか?」と尋ねるなど、相当な度胸も持ち合わせている様子。そのため予想外の行動をとることもあり、大喜はそれによく振り回されているようです。 その一方、部活でしっかり結果を出すために自ら食事制限を課すなど、真面目な一面も持っている様子。このひたむきさは恋愛面にもよく表れており、雛は大喜のことを一途に思い続けていました。 普段はおふざけばかりしていますが、彼女は真っすぐな恋をするとてもピュアな女の子なのです。
【関係性】蝶野雛と各キャラの関係性
猪股大喜(いのまたたいき)
雛の同級生で、本作の主人公にあたる猪股大喜。ひたむきな性格をしている爽やかな青年で、所属するバドミントン部のホープとして活躍しています。2人は中学3年間同じクラスに在籍し、親友のような関係性を築いてきました。そのため、雛も最初は大喜の恋を応援していたのですが、次第に状況が変化。 彼女は大喜と千夏が仲を深めていく姿を見ているうちに、自分の中に眠っていた気持ちに気付いてしまったのです。雛はそこから様々なアピールを仕掛けていきますが、大喜の方はなかなか振り向いてくれません。やきもきとした関係性が続いていく中、雛は大きな決断を下すのでした。
笠原匡(かさはらきょう)
雛の同級生にあたる笠原匡。メガネをかけた冷静沈着な青年で、大喜と同じバドミントン部に所属しています。彼も中学3年間、雛と同じクラスに在籍し大喜を含めた3人で友人関係を築いてきました。 匡は雛や大喜に比べてかなりクールな性格をしており、周囲の状況を見極める洞察力と理解力を持っています。傍観者として雛たちを眺める一方、さりげないアシストもしてくれる有能な人物です。
守屋菖蒲(もりやあやめ)
雛の同級生にあたる守屋菖蒲。黒髪ツインテールの可愛らしい女の子で、「よほど無理でなければ告白された人と付き合ってみる」という大胆な恋愛観の持ち主です。バドミントン部のマネージャーを務めているため、一時は雛の恋敵になるのではと噂されていました。 しかし蓋を開けてみると、むしろ雛のアシスト役として随所で貢献することに。登場当初のイメージから、その印象が大きく変わった人物です。
【可哀想……】大喜に告白するのはいつ?振られるの?
雛の告白は5巻43話で描かれます。大喜と千夏の間柄を見て自分の気持ちに気付いた雛ですが、彼からは相変わらず友人として扱われていました。この状況を打破するべく、雛は大喜と立ち寄った公園でついに告白! しかし、彼女はそこで「千夏先輩のこと好きなのは知ってるから、今すぐ返事はいらない」と言ってしまったのです。そこから長らく答えを待つことになり、ついに9巻76話で振られてしまうことに……。 雛は大喜と共に参加した合同合宿で改めて自分の気持ちを伝えたのですが、なんとそこで「ごめん雛とは付き合えない」というまさかの返事を受けることになるのです。彼はこれ以上中途半端な態度はとれないと考え、雛を真正面から振ることを選択したようでした。
【可愛い】蝶野雛のかわいい名言・名シーンを紹介!
「本当にする?」
こちらは7巻53話に収録されたドキドキの名言です。雛と大喜は文化祭で上演する『白雪姫』の練習をするのですが、そこには疑似的なキスシーンが含まれていました。彼女はその場面の演技に悩んだ末、「本当にする?」と大喜に告げたのです。 頬を赤らめた恥ずかし気な表情は、普段の雛とは違うどこか大人びたものでした。彼女が見せる新たな一面に、心を掴まれること間違いなしです。
「そんなことがへっちゃらなくらい 大喜のこと大好きだから!」
こちらは9巻76話で雛が放った健気すぎる名言です。秋の合同合宿に参加していた雛は、菖蒲のアシストもあり大喜と2人きりで過ごすことになります。彼女はそこで大喜と千夏の恋を応援するようなことを言いつつも、時折胸がズキッとすることもあると告白。 それに続いて、「そんなことがへっちゃらなくらい 大喜のことが大好きだから!」と告げたのです。傷付くことがあっても、我慢できるぐらいあなたが好き。この一途すぎる言葉と、それを言った時のピュアな笑顔に胸を締め付けられた人は多いはず。 しかし、彼女はこのあと大喜に振られてしまうことに……。切なさが怒涛のように押し寄せる、作中でも屈指の名エピソードです。
【声優】蝶野雛を演じるのは鬼頭明里
アニメ版で雛の声を担当するのは鬼頭明里です。2014年から活動を開始して以降、数多くの人気キャラを担当し、2019年には『鬼滅の刃』の竈門禰豆子役を務めてさらなるブレイクを果たしました。 2021年には第15回声優アワード助演女優賞を受賞し、2023年には虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーとして第17回声優アワード歌唱賞を受賞。デビューからこれまで、華々しい活躍を続けている実力派声優です。
健気すぎるヒロイン!蝶野雛が可愛すぎる
『アオのハコ』のメインヒロインのひとりとして、胸を締め付ける切ない恋に身を投じる蝶野雛。 原作漫画で彼女がどうなっていくのかも気になりますが、アニメでの活躍にも要注目です。これを機に漫画版をいちからチェックし、万全の状態でアニメを楽しんでみてはいかがでしょうか!