『はたらく細胞』赤血球がかわいい!白血球との関係や声優情報まで解説
2024年12月13日から実写映画も公開される、話題の大人気漫画『はたらく細胞』。 この記事では主人公のひとりとして活躍する赤血球について徹底解説!その魅力や体内での役割はもちろん、もうひとりの主人公・白血球との関係性や担当声優など、気になる情報をしっかり紹介していきます。 ※この記事は『はたらく細胞』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『はたらく細胞』赤血球とは
『はたらく細胞』に登場する赤血球たち。その名の通り真っ赤な帽子とジャケットを身に纏う、働き者の細胞です。実際の赤血球は主に酸素や二酸化炭素の運搬を担当。そのため、作中でも荷物を持ちながら走り回る姿が数多く描かれています。 また、赤血球は外敵に対抗する手段を持っていないため、体内に細菌やウイルスがやってくると逃げ回ることしかできません。本編でも戦闘を担当するのは白血球やキラーT細胞たちで、赤血球は常に守られる側になっています。 ちなみに、この作品には血液内の液体成分「血漿」の擬人化キャラが存在していません。そのため、本作では血漿が担う栄養や老廃物などの運搬も、赤血球の担当業務として描かれています。
【魅力】赤血球ちゃん(AE3803)はドジっ子でかわいい!
赤血球は細胞の半数近くを占めている、大所帯の細胞たちです。そのため、本作には様々な赤血球たちが登場するのですが、その中でも主人公として随所で活躍を見せているのが「AE3803」です。識別番号としてこの数字が割り振られていますが、作中では「赤血球」や「赤血球ちゃん」と呼ばれています。 彼女はショートカットが印象的な爽やかな女の子で、明るく快活な性格の持ち主です。ただ、体じゅうを駆け巡る仕事をしているのに方向音痴だったり、ケアレスミスをして周囲に怒られたりと、トラブルメーカー気質なところもある様子。 ただ、そんなドジっ子なところが彼女の大きな魅力のひとつ。めげずに頑張っている姿を見ると思わず応援したくなる、とても健気な女の子なんです。
【キャラ一覧】その他の赤血球のメンバーを紹介
AA5100(先輩赤血球)
AE3803の先輩にあたるAA5100。ブラウンの長髪が特徴的な女性で、ドジっ子なAE3803を常に気にかけている優しい心の持ち主です。方向音痴な彼女をかなり心配しており、配達の仕事を一緒にしてあげることが多いようです。 ただ、この気遣い屋な一面が影響し、ときには周囲に振り回されてしまうことも。また、細菌などに関する知識が薄いようで、作中には外敵との遭遇に慌てふためく姿が描かれていました。
NT4201(後輩赤血球)
AE3803が教育指導を担当することになる後輩赤血球のNT4201。黒髪のロングヘア―がトレードマークのクールな女性で、その働きぶりはとにかく「優秀」の一言。ただ、思いやりのない高慢な性格をしており、登場当初はAE3803を「要領が悪い」と厳しく評価していました。 しかし、トラブルに巻き込まれてもしっかり仕事に取り組む彼女の姿を見て、その評価は大きく変わった様子。次第にAE3803と打ち解けていくのでした。
DB5963(輸血赤血球)
他者からの輸血により現れた、輸血赤血球のDB5963。太い眉毛がトレードマークの純朴そうな青年で、別の体から来たためか独自のなまりが入った口調で喋ります。その害意を感じさせない雰囲気通りとてもフランクな性格をしており、周囲ともすぐに仲良くなっていました。 ちなみに、彼をはじめとする輸血赤血球たちは従来の赤血球と微妙に違うコスチュームを着用。そこに着目すると、どこ由来の赤血球か判断できます。
【白血球】赤血球と白血球の関係は?恋愛関係?
赤血球と白血球の出会い・関係性
赤血球がいつも通り酸素配達の仕事をしていると、なんとそこに恐ろしい姿をした細菌が登場!その窮地に助けに入ったのが白血球(1146番)でした。その出会いを皮切りに、2人は様々な場所で遭遇し絆を深めていくことに。 ときにはカップルのように体内を見学したり、ときには白血球が身を挺して彼女を守ったりと、読者の胸をキュンと締め付けるようなシーンもたびたび描かれていました。ただ、2人が明確な恋愛関係にある、あるいはお互いを恋愛対象として見ているような描写は存在しません。 あくまでも、2人は同じ体内で働く同僚であり友人、細胞の種を超えた親友のような関係だと思われます。
幼少期に2人は出会っていた?
実は赤血球と白血球は幼い頃に1度出会っています。赤血球が赤芽球(せきがきゅう)という姿だった頃、一人前になる前の彼女は赤色骨髄(せきしょくこつずい)という場所で過ごしていました。そこで赤血球としての実力を磨いていきますが、なんと生来の方向音痴がたたり訓練中に迷子になってしまいます。 そこで緑膿菌(りょくのうきん)に遭遇するも、そのピンチに骨髄球だった頃の白血球が登場。体を張って敵の攻撃を食い止め、大人の細胞が来るまで何とか持ちこたえたのです。つまり、赤血球は最初の出会いで救ってもらう以前に、白血球に命を助けてもらっていたということ。 ただ、そのことを2人とも覚えておらず、赤血球は命の恩人だと知らずに白血球との仲を深めていくのでした。
【声優】赤血球ちゃん(AE3803)を演じるのは花澤香菜
アニメ版『はたらく細胞』で赤血球の声を担当したのは花澤香菜です。もともとは子役として活動していましたが、2003年に声優デビューを果たし、2006年頃から本格的に声優としての活動をスタート。 『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃や『3月のライオン』の川本ひなたなど、数々の人気作でメインキャラを演じています。その卓越した演技力は高く評価されており、赤血球の好演ぶりは原作ファンのあいだでも大きな話題となりました。
【実写キャスト】実写版赤血球を演じるのは永野芽郁
実写映画『はたらく細胞』で赤血球役を務めるのは永野芽郁です。2009年から子役として芸能活動をスタートし、2018年にNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で主演を務め大ブレイク。それ以降も様々な話題作に出演し、女優としての地位を確固たるものにしていきました。 彼女は映画『マイ・ブロークン・マリコ』や『ひるなかの流星』など、人気漫画の実写化作品に数多く出演しています。その経験を活かし、『はたらく細胞』でも赤血球役を見事に演じ切ってくれるのではないでしょうか。
赤血球は魅力的なヒロイン!実写版も要チェック
明るく元気なキャラクターで、『はたらく細胞』の中でも屈指の人気を獲得している赤血球。 漫画やアニメで魅力的な姿を披露してくれた彼女は、実写版でも大いに活躍してくれるはず。これを機に原作などをチェックし、映画公開に備えてみてはいかがでしょうか!