2018年7月15日更新

舞台は人間の体内!『はたらく細胞』は赤血球に白血球、擬人化した細胞たちを描く

清水茜原作の漫画作品『はたらく細胞』が2018年夏アニメ化しました。赤血球や白血球などの細胞たちが擬人化し、体内で日々壮絶な戦いを繰り広げています。この記事では、一体どのような作品なのか原作についてご紹介していきます。

赤血球や白血球が擬人化!?『はたらく細胞』とは

『はたらく細胞』とは清水茜による漫画で、赤血球や白血球を始めとする細胞たちを擬人化させ、彼らの働きぶりをギャグテイストで描いた作品です。 主人公は赤血球と白血球の2人で、登場するキャラクターの名前は全て細胞の名前。体内に入ってくるウィルスなどを外敵とし、それらを排除するのがメインでジャンルとしてはギャグ要素のあるバトル漫画となっています。 2015年から連載を開始し、2016年には宝島社『このマンガがすごい』の第7位に選ばれました。それにしても、細胞を擬人化とはなかなか斬新な設定ですが、一体どんな物語なのか......。アニメ情報も含め触れていきます。

『はたらく細胞』の物語や世界観はどうなっているのか?

本作品の主人公は赤血球と白血球の2人です。とはいえ、赤血球も白血球も体内に大量に存在していますので、その中の1人をピックアップしてキャラとして立てています。体内に入ってくる細菌やばい菌など、外部からの侵入者がモンスターで、体内で働く細胞たちが敵を排除するというのが主な物語。 冒頭では酸素を肺に運ぶ赤血球が登場するのですが、宅配便のようにダンボールを抱えてうろうろする様はなんともシュール。体内もハイテクな機械で出来た建物として表現されており、体内というよりはファンタジーの世界の様になっています。 登場人物が細胞のため、専門用語や医術的な解説などとっつきにくい部分もありますが随所に散りばめられたギャグ要素や、ユニークなキャラによって難しいイメージが払拭されています。

迷子の赤血球にクールな白血球とユニークな細胞たちが登場人物

登場人物は前述の通り全て細胞の名前。主人公は赤血球、白血球とご紹介しましたが、その他にも血小板や様々なT細胞、マクロファージなど聞きなれない名前がたくさん登場します。敵にはウィルスを始め、花粉症でお馴染みのスギ花粉やインフルエンザも登場。

赤血球/花澤香菜

体内では主に体内の細胞へ酸素を送ること、肺へ二酸化炭素を送る事、です。主人公として描かれている世血球は可愛らしい女の子で新米赤血球として日々体内で仕事をしています。少々ドジなのか、体内で良く迷子になってはトラブルに巻き込まれています。 赤血球の声を担当するのは声優の花澤香菜。元は子役として活動しており、声優は2003年に『LAST EXILE』のホリー・マドセイン役でデビュー。『ニセコイ』の小野寺小咲や『化物語』の千石撫子、『PSYCHO-PASS』の常守朱などが代表作です。 花澤は本作人について「細胞たちのありがたみを感じながら楽しめる、素敵な作品です」とコメント。アニメの中では赤血球として元気に働いています。

白血球/前野智昭

体内では外から侵入してきた細菌などを撃退する役目を果たします。非常にクールで仕事真面目で、ピックアップされている白血球は勿論、他の白血球たちも働き者として描かれています。戦闘シーンは血生臭くリアルに描かれることが多いです。 そんな仕事人白血球を演じるのは声優の前野智昭。『ドラゴンボール』がきっかけで声優を目指し始め、専門学校を経て2002年からメディアデビューしています。代表作の1つでもある『図書館戦争』の堂上篤で一躍人気となり、その後も『うたの☆プリンスさまっ♪』のカミュや『暁のヨナ』のハクなど、イケメンキャラを数多く演じています。 前野は本人も健康オタクな所があるそうで「雑菌は全て殲滅させるつもりで、全力で白血球を演じようと思います!」と気合の入ったコメントを寄せています。

T細胞に、血小板とそのほかの様々な細胞たち

そのほかに血小板、T細胞、マクロファージなど聞きなれない細胞たちもたくさん登場します。まず、血小板。体内では血を凝固させる役割をしており、わかりやすく言うとかさぶたの基です。作中では幼い女の子たちがキャラとして描かれており、演じる長縄まりあの声も相まってほんわかさせてくれます。 T細胞はヘルパーT、キラーTなど役割が別れており、ヘルパーT細胞は主に司令塔。演じているのはベテランの櫻井孝宏でインテリな雰囲気を醸し出していますが、ドジな一面も。キラーT細胞は司令塔から指示を出され、攻撃する役割で作中では「殺し屋」的存在として描かれる彼ら。筋骨隆々な男たちが多く、『黒執事』のセバスチャンで知られる小野大輔が演じています。 そのほかにも白血球の一種、 井上喜久子演じるマクロファージや、伝達の役割を果たす樹状細胞があり、樹状細胞は岡本信彦が演じています。

アニメ『はたらく細胞』ではどんな感じになっているのか?

アニメでは漫画と同じように細胞の役割などが文字で表現されるようになっており、世界観が忠実に表現されています。基本、ギャグ要素が強く分かりやすく描かれている本作品ですが、アニメではカラーになっていることやキャラに動きが出たことでよりわかりやすく、見やすくなっています。 2018年7月現在、既に第1話が放送済なのですが特に「赤血球が可愛い!」という声が多く、キャラクターへの評価が高い様子。白血球もかっこよく、緊迫のバトルシーンも含め今後の期待が高まっている様です。アニメとしては勿論ですが、細胞についての解説が細かくされているので教育素材としても良さそうです。

気になるアニメスタッフはこの人たち

気になるアニメスタッフをご紹介します。監督は、ジョジョの奇妙な冒険 』を手掛けた鈴木健一。彼は公式サイトにて「細胞に負けない様、「はたらくスタッフ」となって頑張っていますので、何卒よろしくお願い致します!」とコメントしています。 シリーズ構成は『月がきれい』や『ちはやふる』で知られる柿原優子、キャラクターデザインはスポーツ系漫画の『おおきく振りかぶって』や『弱虫ペダル』で知られる吉田隆彦が担当。アニメーション制作はdavid productionが担当しています。 脚本は監督、シリーズ構成を務める鈴木と柿原の両名が担当しており、ユニークな世界観を生かした作品の魅力を伝えられるよう、邁進しているとのことです。

アニメ『はたらく細胞』は公式サイトやSNSで情報配信中

『はたらく細胞』いかがだったでしょうか。体内で起きていることは普段見ることはできませんから、この作品で「こんなことが起きているんだ」と気づかされたという人は多い様で、アニメを制作するスタッフからもそのような声が上がっています。 科学的な資料のように読んでも面白いでしょうし、勿論作品としても非常に楽しめると思います。原作に触れてみて、アニメを見ると分かりやすさも倍増なので両方とも見ることをオススメします。公式サイトは勿論Twitterなどで公式アカウントが用意されていますので、そちらも是非チェックを。