アニメ『TO BE HERO X』あらすじネタバレ解説！原作やキャラ・声優情報まで

2025年4月からの放送が決定している、話題の新作アニメ『TO BE HERO X』。日中大手企業による共同製作ということで、アニメファンから熱い注目を集めています。 この記事では、そんな本作のあらすじや原作について徹底解説！さらに個性豊かなキャラクターたちやその担当声優など、気になるポイントもしっかり紹介していきます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

国民的人気を誇るアニメ『ONE PIECE』の放送時間変更にあわせ、日曜朝9時30分枠がフジテレビとアニプレックスがタッグを組む新アニメ枠になることが決定。その第1弾として、2025年4月から放送されるのが『TO BE HERO X』です。 本作は数多くのアニメ作品に携わるアニプレックスと、中国を拠点に動画共有サービスなどを展開するbilibiliによる共同製作。日中大手企業が国境を超えてまさかのコラボ。関連動画も次々に公開されており、そのハイクオリティなアニメーションで早くも高評価を獲得しています。 2025年12月9日に公開されたOPムービーでは、2Dと3Dが入り混じる唯一無二のスタイリッシュな映像が展開。本編でも予想を遥かに超える、斬新な映像表現が採用されるものと思われます。

本作の舞台となるのは、個性豊かなヒーローたちが君臨する世界。この場所では他者からの「信頼」が特殊能力を授けます。例えば、人々が「あのひとは空を飛べる」と信じれば、その人物は飛行能力を獲得。逆にその信頼を失えば、それまで使えていた能力を喪失してしまいます。 ヒーローたちの信頼度は全て集計されランキング化。上位ランカーたちは2年に1度開催されるトーナメントに出場し、その結果によりランキングも大きく変動します。ピラミッドの頂点に立つヒーローは「X」と呼ばれ、多大な名誉を手にすることに。 本編にはそんな「X」を目指すヒーローたちの激戦が描かれるものと思われます。

『TO BE HERO X』には原作に関する情報がなく、ベースにしている漫画や小説はないものと思われます。ただ、本作には関連する過去作が存在。『TO BE HERO X』は監督のHaolin(リ・ハオリン)が手掛けてきたアニメ、「TO BE HERO」シリーズの3作目にあたる作品のようです。 「TO BE HERO」シリーズは中国のアニメ作品で、日本でも放送されていました。1作目の『TO BE HERO』はTOKYO MXで2016年10月から12月、2作目の『TO BE HEROINE』は同局で2018年5月から7月まで放送。 もしかしたら『TO BE HERO X』に前作のキャラが登場する、そんな熱い展開もあり得るかもしれません。

ランキング上位勢のトーナメントに出場するであろう、10人のトップヒーローたち。ここに名を連ねるキャラは、誰も彼もが個性豊かでとにかく魅力的。さらに、彼らの声を担当する声優陣は途轍もない豪華さ！ ここからはそんな主要キャラ10名と担当声優について解説していきます。

ランキングの頂点に立つ、トップヒーローのX。真っ白な髪とスーツがトレードマークで、その素性は一切不明。「誰もが知り、誰もが知らない」と言われるミステリアスな人物です。紹介動画には「コイン」や「チェス」などが意味ありげに登場。このアイテムは能力や正体のヒントなのかもしれません。 そんなXの声を担当するのは宮野真守です。2001年から声優活動を開始し、2008年には第2回声優アワード主演男優賞を獲得しています。その後も活躍を続け、近年も『【推しの子】』のカミキヒカルや『キン肉マン 完璧超人始祖編』のキン肉スグルなどを演じ、大きな話題となりました。

No.1の座を狙う、ランキング2位のクイーン。様々な分野で力を発揮する才女で、彼女の目的は「世界に秩序をもたらす」こと。誇り高さと厳しさを持ち合わせたような顔つきで、凛とした美しさを漂わせています。紹介動画には槍のような武器を複数召喚し、戦っている姿が描かれていました。 そんなクイーンの声を担当するのは花澤香菜です。2003年から声優活動を開始し、約3年のブランクを経て『ゼーガペイン』でTVアニメ初レギュラーを獲得。その後も活躍を続け、近年も『鬼滅の刃』や『ザ・ファブル』など、様々な話題作でメインキャラを演じています。

荒くれ者な雰囲気を漂わせる、ランキング3位の梁龍(リョウリュウ)。紫色のハデな髪がトレードマークで、その心には不屈の闘志と壮大な野心が宿っています。彼の武器は「驚異の打たれ強さ」。イメージビジュアルでは拳に光を宿していたため、格闘戦を得意としていると推測できます。 そんな梁龍の声を担当するのは内山昂輝です。2001年から声優活動を開始し、2005年に人気ゲーム『キングダム ハーツII』のロクサスを担当し大きな話題に。それ以降も『僕のヒーローアカデミア』の死柄木弔や『呪術廻戦』の狗巻棘など、数多くの人気キャラを演じてきました。

ミステリアスな雰囲気を漂わせる、ランキング4位の黙殺(モクサツ)。その名の通りとても寡黙で、淡々と任務を遂行していくクールな人物です。戦闘時は様々な形状の刃物を武器に、スピーディなバトルを展開。また、紹介動画には結婚式のような場面が描かれており、彼の悲しい過去を匂わせています。 そんな黙殺の声を担当するのは中村悠一です。2001年から声優活動を開始し、これまでに『呪術廻戦』の五条悟や『ハイキュー‼』の黒尾鉄朗など数多くの人気キャラを担当。近年はYouTuberとしても大活躍しています。

オレンジ色の髪が特徴的な、ランキング5位のリトルジョニー。彼はビッグジョニーという相棒とコンビを組んでおり、ヒーロー界のマスコット的存在として人気を集めています。しかし、ビッグジョニーは凶暴化すると巨大なモンスターに変貌。普段の姿からは想像できない、驚異の戦闘力を発揮します。 そんなリトルジョニーの声を担当するのは松岡禎丞です。2009年から声優活動を開始し、2012年に『ソードアート・オンライン』の主人公・キリトを演じ大ブレイク！それ以降も『鬼滅の刃』の嘴平伊之助や『呪術廻戦』の与幸吉(メカ丸)など、数多くの話題作で人気キャラを演じています。

ピンク色の髪が目を引く、ランキング6位のロリ。一見すると可愛らしい女の子にしか見えませんが、実は「天才」と称される凄腕のメカニック。自作と思われるスーツに身を包み、悪を成敗するため日夜戦っているようです。紹介動画には彼女が使役すると思われる、巨大なロボットも登場していました。 そんなロリの声を担当するのは佐倉綾音です。2010年から声優活動を開始し、翌年にはアニメ『夢喰いメリー』で早くもTVアニメ初主演を達成。その後も数多くの人気キャラを演じ、近年も『SPY×FAMILY』のフィオナ・フロストや『ポケットモンスター』のオリオを担当し大きな話題となりました。

青色の美しいロングヘア―が特徴的な、ランキング7位のラッキーシアン。途轍もない「幸運」に恵まれており、天性の歌声を活かしながらシンガーソングライターとしても活躍しています。ヒーロー時はギターのような武器を装備しており、紹介動画ではそれを弓のように変形させ使用していました。 そんなラッキーシアンの声を担当するのは水瀬いのりです。2010年から声優活動を開始し、2016年には第10回声優アワード主演女優賞を獲得。『Re:ゼロから始める異世界生活』のレムや『ご注文はうさぎですか?』のチノなど、アニメファンお馴染みの人気キャラを多数演じています。

帽子とネクタイが特徴的な、ランキング8位のトラ。一見するとただの犬にしか見えませんが、実は史上最速でTOP10入りを果たしたスーパーヒーロー。義理人情に厚い性格をしており、その身に受けた恩をパワーに変えて戦います。イメージビジュアルには人型に変身？したらしき彼の影が描かれていました。 そんなトラの声を担当するのは山寺宏一です。1985年から活動を続ける大御所声優で、映画『アラジン』のジーニーや『新世紀エヴァンゲリオン』の加持リョウジなどの声でおなじみ。近年も『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』や『BLEACH 千年血戦篇』など、数多くの話題作に出演しています。

全身をスーツで覆う、ランキング9位の魂電(コンデン)。「長年支持を受け続けるレジェンドヒーロー」と紹介されているため、現在のTO10ランカーのなかでは1番の古株なのかもしれません。その名の通り電気を武器にしているようで、超高速の斬撃「電光斬」を得意としています。 そんな魂電の声を担当するのは島﨑信長です。2009年から声優活動を開始し、2012年に『あの夏で待ってる』でTVアニメ初主演を達成。翌年には第7回声優アワード新人男優賞を獲得しました。『ダイヤのA』の降谷暁や『ワールドトリガー』のヒュースなど、数多くの人気キャラを演じています。

真っ白な美しいコスチュームに身を包む、ランキング10位のナイス。誰もがイメージする「完璧」を体現する存在として、「Mr.パーフェクト」と称されています。紹介動画ではバレエを踊る姿が描かれており、戦闘スタイルもそれをベースにしている様子。本編でも華麗なバトルを披露してくれることでしょう。 そんなナイスの声を担当するのは花江夏樹です。2011年から声優としての活動を開始し、翌年には『TARI TARI』でTVアニメ初レギュラーを獲得。それ以降も活躍を続け、2019年に『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎を演じ大ブレイクを果たしました。

個性豊かなヒーローたちが集う、大注目のアニメ『TO BE HERO X』。 超豪華製作陣＆声優陣が集結した本作は、2025年のアニメ界を席巻する作品になるはず。これから発表される続報にも要注目です！