2025年3月21日更新

【Netflix】リメイク版『新幹線大爆破』キャスト・見どころは?オリジナル版(1975)のネタバレあらすじも紹介

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新幹線大爆破、Netflix、草彅剛

日本パニック映画の名作『新幹線大爆破』(1975)が、草彅剛の主演で新たにNetflix映画として公開されることが決定しました。 本記事ではNetflix版『新幹線大爆破』の基本情報に加え、原作映画のネタバレあらすじも紹介していきます。

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Netflix 映画『新幹線大爆破』(2025年)のあらすじ・概要

タイトル 『新幹線大爆破』
配信日 2025年4月23日
上映時間 134分
監督 樋口真嗣
キャスト 草彅剛 , 細田佳央太 , のん , 尾野真千子 , 要潤 , 豊嶋花 、斎藤工

新作リブート版『新幹線大爆破』(2025年)あらすじ

ある日JR東日本の新幹線総合指令所に1本の電話がかかってきます。電話越しに告げられたのは、「東京行きはやぶさ60号に爆弾を仕掛けた」という何者かからの爆破予告。 さらに犯人は新幹線が時速100キロ以下を下回れば即爆発という条件と、爆弾解除の引き換えに1000億円という巨額の身代金を要求してきました。 しかし日本政府はテロリストの要求には応じないと宣言。乗客の運命はどうにか爆発を回避しようと奮闘する車掌・高市和也(草彅剛)を始めとする鉄道マンたちに委ねられることになります。 果たしてはやぶさ60号は、爆発を回避することができるのでしょうか。

Netflixリメイク版『新幹線大爆破』キャスト解説

新幹線大爆破、Netflix、キャスト
高市和也役 草彅剛
藤井慶次役 細田佳央太
松本千花役 のん
加賀美裕子役 尾野真千子
等々力満役 要潤
小野寺柚月役 豊嶋花
笠置雄一役 斎藤工

高市和也役/草彅剛

草彅剛

Netflix版『新幹線大爆破』で、爆破を回避するために奮闘する車掌・高市和也役を演じるのは草彅剛です。 草彅はこれまでに『ミッドナイトスワン』(2020)、『台風家族』(2019)といった様々な話題作で主演を務め、2024年公開の『碁盤斬り』では第48回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。コミカルからシリアスな演技まで幅広い役柄をこなす、高い演技力に定評があります。 本作で主演を務めるにあたり、「前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます。」と意気込みを語っています。

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藤井慶次役/細田佳央太

細田佳央太

新幹線はやぶさ60号のもうひとりの車掌・藤井慶次。高市と共に乗客たちの命を守るため奮闘します。 未曾有の事態に巻き込まれた若き車掌・藤井を演じるのは細田佳央太です。代表作は『町田くんの世界』(2019)や、ドラマ『ドラゴン桜』(2021)など。2023年には『どうする家康』で大河ドラマへの出演も果たした注目の若手俳優です。

松本千花役/のん

のん

新幹線はやぶさ60号に運転士として乗車している女性乗務員・松本千花。時速100キロを下回ると爆発するという極限の状態の中で、乗客の命を助けるべく必死に運転を続けます。 松本を演じたのは連続ドラマ小説『あまちゃん』(2013)ののんです。公開された予告映像では強い意志を持って新幹線を操り続ける姿が映し出されていました。

加賀美裕子役/尾野真千子

尾野真千子

新幹線はやぶさ60号に偶然乗り合わせた衆議院議員・加賀美裕子。予告映像には爆弾の存在を知り車掌に詰め寄る姿が収められています。 加賀美を演じるのはNetflixドラマ『阿修羅のごとく』(2025)やドラマ『ライオンの隠れ家』(2024)など、話題作への出演が続く俳優・尾野真千子です。

等々力満役/要潤

要潤
    

新幹線はやぶさ60号の乗客のひとり・等々力満。起業家でありYouTuberとしても活躍する著名人です。 等々力役を務めたのは映画、ドラマ、舞台とマルチに活躍する要潤です。代表作は連続ドラマ小説『らんまん』(2023)や、『仮面ライダーアギト』(2001)など。映画「キングダム」シリーズではインパクトのある人気キャラクター・騰を演じ話題となりました。

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小野寺柚月役/豊嶋花

豊嶋花

新幹線はやぶさ60号に乗り合わせた修学旅行生・小野寺柚月を演じているのは、「第2の芦田愛菜」として注目を集めた元天才子役の豊嶋花です。 近年の出演作にはドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021)やNetflix映画『ちひろさん』(2023)、大河ドラマ『どうする家康』(2023)などがあります。

笠置雄一役/斎藤工

斎藤工

新幹線総合指令所の総括指令長・笠置雄一。政府や警察と連携を図りながら、はやぶさ60号に指示を出します。 笠置を演じたのは、本作の監督・樋口真嗣の代表作でもある『シン・ウルトラマン』(2022)にて主演を務めた斎藤工です。その他の代表作にはドラマ『昼顔 平日午後3時の恋人たち』(2014年)や、『高台家の人々』(2016)などがあります。

監督は『シン・ゴジラ』で知られる樋口真嗣

樋口真嗣監督
Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会

監督を務めたのは『シン・ゴジラ』(2016)や『シン・ウルトラマン』(2022)の樋口真嗣です。 樋口は原作映画の大ファンを公言しており、リメイクではなく、リブートという形で新たに1から作品を再構築し現代版の『新幹線大爆破』に仕上げています。 また本作について「空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。ご期待ください」とコメントしています。

Netflix『新幹線大爆破』の見どころ!1975年版の映画との違いは?

Netflix版『新幹線大爆破』の見どころは、最新の特殊効果技術を駆使した大迫力の映像です。日本の特撮では最大規模となる1/6スケールの新幹線ミニチュアを制作したことで、重量感溢れる迫力の仕上がりとなっています。 また模倣犯が現れることが恐れられ協力を得られなかった原作映画と異なり、本作ではJR東日本が特別協力。本物の新幹線車両や総合指令所を利用して撮影が行われました。 ストーリー面でも違いが。原作映画では犯人である沖田(高倉健)が主人公として描かれていましたが、本作では車掌の高市を主人公に据え、爆破を食い止めようとする鉄道マンたちに焦点が当てられています。 さらに新幹線が爆発する条件も原作映画が80キロとなっているところ、新作では100キロに。身代金の額も500万ドルから1000億円と、現代版として細かな設定変更も行われています。

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【ネタバレなし】映画版『新幹線大爆破』(1975年) はどんな作品?基本情報を紹介

新幹線大爆破

原作映画である『新幹線大爆破』は1975年に公開された日本のパニックサスペンス映画です。 新幹線に爆弾が仕掛けられた状況下で、身代金で人生をやり直そうとする犯人と、爆破の阻止に尽力する国鉄スタッフ、そして犯人確保に奔走する警察の緊迫した攻防が描かれます。 監督は佐藤純彌。主要な登場人物に高倉健、千葉真一、宇津井健といった豪華キャストが充てられ、リアルかつ大迫力の映像が国内外で高い評価を得ました。

オリジナル『新幹線大爆破』(1975年)をラストシーンまでネタバレ解説

「ひかり109号に爆弾を仕掛けた」

ある日の朝、国鉄本社公安本部に「東京発博多行きの新幹線、ひかり109号に爆弾を仕掛けた」という電話がかかってきます。 犯人は新幹線が時速80キロを下回った時点で爆弾は自動的に爆発すると告げ、嘘ではないことを証明するために、同じ種類の爆弾で貨物列車を爆破してみせました。 爆弾解除のために犯人が要求したのは、乗客1500人分の身代金500万ドル。タイムリミットは終点の博多駅に着くまでのおよそ9時間しかありません。 事態を知った運転指令長の倉持(宇津井健)は、すぐに運転士の青木(千葉真一)に連絡し、時速120キロで運行するよう指示しました。

3人の犯人

『新幹線大爆破』沖田(高倉健)

新幹線に爆弾を仕掛けたのは、倒産した町工場の経営者・沖田哲男(高倉健)沖田の工場で作業員をしていた大城浩(織田あきら)、そして過激派組織の党員だった古賀勝(山本圭)という3人の男でした。 社会から見放された3人は共同生活を送る中で、ひょんなことから爆弾による脅迫を思いつきます。そして沖田の工場で作っていた速度計測器とダイナマイトを組み合わせ、爆弾を作り上げたのです。 警察も動き出し対策本部が設けられる中、国鉄側は何とか身代金500万ドルを用意。犯人の指示に従い、受け渡し場所へと向かいました。 一方大城は身代金を受け取りに行ったものの、警察の追跡にあい、交通事故で命を落としてしまいます。

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古賀の自爆死

大城を失ったうえに古賀も怪我を負追ってしまい、追い詰められた沖田でしたが、自ら警察と渡り合って、見事に500万ドルを手にしました。その後対策本部に電話をし、爆弾の解除に必要な設計図を、とある喫茶店に置いてきたことを告げます。 しかし指定された喫茶店に警察が急行すると、不運にも喫茶店は偶然の火災によって図面もろとも焼け落ちてしまっていました。 その一方で警察は、爆弾に取り付けられていた速度計から、沖田の関連と彼らのアジトになっていた工場を突き止めます。一気に追い詰められてしまった沖田たち。すると古賀は沖田を逃がすため警察に立ち向かい、最期はダイナマイトを使って自爆死してしまいました。 大金を手に入れたものの仲間を全員失ってしまった沖田は、古賀と大城の偽造パスポートを燃やし、必ず逃げ切ると決意を新たにします。

救援車を並走させ爆弾を解除

新幹線大爆破 青木(千葉真一)

警察は依然沖田の居場所を突き止められずにいましたが、高速度カメラでの撮影で爆弾が仕掛けられている箇所を突き止めることに成功。走行を続けるひかり109号に別の車両を並走させ、爆弾処理班を内部に送り込みました。 そして爆弾は無事に解除され、ひかり109号は停車。乗客乗員は全員無事に新幹線から下車しました。 倉持は乗客の無事をテレビで知らせるようかけあいましたが、沖田の逮捕を優先した警察がこれを阻止。警察のやり方に納得できなかった倉持は、辞職することを決意します。

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沖田の死

大金を手に入れた沖田は偽造パスポートを使い、羽田空港からコペンハーゲン行きの飛行機に乗ろうとしていました。 空港には沖田が国外逃亡すると読んでいた警察が張り込んでいたものの、いまだに沖田の顔がわかっていないため見つけることができません。 そして沖田は搭乗口へ。ついにやり遂げたのだと安堵したのもつかの間、そこには家を出ていった妻と息子の姿がありました。警察が沖田の姿を確認するため、2人を同行させていたのです。 妻子の姿を見て動揺してしまった沖田は、警察に見つかり追い詰められてしまいます。そして最終的に狙撃隊に撃たれ、命を落としてしまうのでした。

リブート版『新幹線大爆破』は4月23日にNetflixで配信開始

日本映画史に残る名作を現代版として大胆にリブートしたNetflix版『新幹線大爆破』。最新技術と特撮の融合が生み出す大迫力の映像に大注目です! Netflix版『新幹線大爆破』は4月23日配信開始です。