2025年10月20日更新

映画『#拡散』あらすじ・キャスト解説!成田凌×沢尻エリカ初共演作でSNS社会の“真実”を問う

このページにはプロモーションが含まれています
映画『#拡散』
©2026 #VIRAL PRODUCTION COMMITTEE

成田凌と沢尻エリカが初共演する_映画『#拡散』が、2026年2月27日(金)より全国公開_されます。 企画・監督は『ゴールド・ボーイ』(2024)の白金(KING BAI)、脚本は『正欲』『アナログ』などで知られる港岳彦。富山県でオールロケを敢行し、“情報が人を救うのか、壊すのか”という現代最大のテーマに真正面から挑む、社会派ヒューマンドラマです。 この記事では本作のあらすじやキャスト情報を一挙に紹介します。

AD

映画『#拡散』作品概要・あらすじ

映画『#拡散』
©2026 #VIRAL PRODUCTION COMMITTEE

舞台は富山県の小さな町。介護士・浅岡信治は、妻・明希をワクチン接種直後に亡くしたことをきっかけに、深い喪失と疑念に苛まれます。 やがて彼は遺影を掲げて訴えを続け、メディアで“夫婦愛の象徴”として報じられる一方、その姿は“反ワクチンの象徴”として利用され、社会の分断と憎悪の渦に巻き込まれていきます。 本作は“反対・賛成”を煽るものではなく、コロナ禍を生きた私たち全員に通じる「見えない不安」と「情報の暴力」を静かに問いかける作品です。

映画『#拡散』あらすじ

愛する妻を突然失った浅岡信治。悲しみと怒りを抱え、真実を求めて声を上げ続けるうちに、本人の意図とは関係なく情報が拡散され、“象徴”として消費されていきます。 応援と攻撃、共感とヘイト、真実とフェイクが入り交じる中で、浅岡は何を信じ、どこへ向かっていくのか──。 「これは、あの時、虚実あふれる情報に翻弄された男の物語」観客の記憶と感情を呼び覚ます静かな衝撃作です。

映画『#拡散』キャスト解説!成田凌×沢尻エリカ初共演

浅岡信治役:成田凌

映画『#拡散』成田凌
©2026 #VIRAL PRODUCTION COMMITTEE

浅岡信治役を演じるのは成田凌。『愛がなんだ』『窮鼠はチーズの夢を見る』などで見せた繊細な演技力を発揮し、「生活に溶け込んだ“情報”の怖さを改めて感じる作品」と語っています。 コメント全文 「魅力的なスタッフ、共演者。かなりチャレンジングな企画。オファーを受けていいものか、はじめは少し迷う自分もいました。ですが、脚本を読ませていただき、即決。生活の一部となっているものの恐ろしさを改めて感じる作品だと思います。富山の最高のロケーションのもと、最高のスタッフ、キャストと濃密な時間を過ごすことができました。映画「#拡散」、お楽しみに。」

AD

福島美波役:沢尻エリカ

映画『#拡散』
©2026 #VIRAL PRODUCTION COMMITTEE

新聞記者・福島美波を演じるのは沢尻エリカ。『パッチギ!』『ヘルタースケルター』で圧倒的存在感を放った彼女の、本格映像作品復帰作としても話題を集めています。 コメント全文 「今回は記者役で参加しています。なかなか踏み込んだ題材で、今の時代を象徴する作品だと思います。 久しぶりの映像作品で緊張もありましたが、スタッフ・キャストのみなさんに温かく迎えていただき、とても心強かったです。映画『#拡散』、ぜひご期待ください!」

記者役で監督・白金(KING BAI)も出演

監督・白金(KING BAI)も記者役として登場し、「これは反ワクチン映画ではなく、“何を信じて生きるか”を描いた作品」とコメントしています。 コメント全文 「この映画は、反ワクチンでも推進でもありません。あの時、誰もが経験した「見えない不安」をどう受け止めるかを描いた作品です。人は時間が経つと、嫌な記憶を少しずつ忘れていきます。 しかし、あの時感じた痛みや恐れをもう一度見つめ直すことも必要だと思いました。一つの悲劇を通して、人間の優しさと脆さを描きました。AI 時代を迎え、音声も映像もより多くのフェイクが作られるようになるでしょう。だからこそ、自分を信じ、身近な人を大切にしながら生きることが重要になります。情報があふれる社会の中で、「何を信じるか」「どう生きるか」を考えるきっかけになれば嬉しいです。 私自身も答えは分かりません。この映画を通じて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。」

AD

映画『#拡散』は2026年2月27日公開予定

映画『#拡散』は、情報と分断の時代に生きる私たち自身の姿を映し出す、2026年必見の社会派ドラマです。ミスリードではなく“問い”として提示される物語は、観客一人ひとりに深い余韻を残すことでしょう。 映画『#拡散』は2026年2月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開です。