2025年4月4日更新

映画『近畿地方のある場所について』あらすじ・原作ネタバレ!あの衝撃作のキャストは?

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小説投稿サイト「カクヨム」発の大ヒットホラー小説『近畿地方のある場所について』が、2025年に実写映画として公開されることが決定しました! 本記事では2025年4月時点でわかっている映画の基本情報や、原作小説のネタバレ、考察などをまとめていきます。

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映画『近畿地方のある場所について』作品概要

タイトル 『近畿地方のある場所について』
公開日 2025年公開予定
上映時間
監督 白石晃士
キャスト

映画『近畿地方のある場所について』のキャストは2025年4月現在、発表されておりません。

映画『近畿地方のある場所について』のあらすじ

とあるホラー雑誌の新人編集者が、行方不明になりました。 共に企画を進めていた知人のフリーライターは、彼が消息を絶つ以前に過去の途方もない数のオカルト記事やインタビューを読み漁っていたことを知ります。 記事の内容はいわゆる都市伝説眉唾物の怪談話、実際に起こった不可解な失踪・死亡事件など様々。一見何の関連性もないように思われましたが、読み進めていくうちに「とある場所」の存在が浮かび上がってきました。 そして全ての情報が繋がったとき、「とある場所」に隠された恐怖の正体が明らかになっていき……。

映画『近畿地方のある場所について』監督・スタッフ解説

監督:白石晃士

白石晃士 

映画『近畿地方のある場所について』でメガホンを握ったのは、邦ホラー映画界を代表する監督の1人・白石晃士です。 代表作は『ノロイ』(2005)、『貞子vs伽椰』(2016)、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズなど。2024年には怪異VS生きた人間の壮絶なバトルを描き、話題となったホラー映画『サユリ』の監督も務めています。 本作の監督を務めるにあたり、白石は「原作の得体の知れない黒い魅力を、世界中の人々に感染させるべく、映像化という呪術を仕掛けていきます。」とコメントしています。

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原作:背筋

原作者の背筋は本映画の原作である同名小説『近畿地方のある場所について』で、一躍有名になったホラー小説家です。 2023年から小説投稿サイト「カクヨム」にて同作の連載を開始し、全34話を公開。累計2000万PVを超える大ヒットを記録し、同年にKADOKAWAから書籍版も発売されました。 以降も『穢れた聖地巡礼について』(2024)や、『口に関するアンケート』(2024)といった作品を発表し、注目を集め続けています。

原作『近畿地方のある場所について』ネタバレ

『近畿地方のある場所について』

本作は行方不明になった知人を探す著者・背筋が、情報提供を求めるため関連する記事や取材内容を投稿するという形で展開されていくモキュメンタリ―作品です。 収録されている情報は「近畿地方のある場所」が関わっているという以外、時系列も形式もバラバラ。しかし読み進めていくと、おおまかに3種類の怪異に分けることができました。 以下では3種類の怪異についてざっくりと概要を説明し、浮かび上がってきた全体像の考察と結末のネタバレをしていきます。

山へ誘うもの「ましらさま」

ましらさまは山に住む白くて大きな怪異で、「おーい、おいでー」という声で山の近くにやってきた人間を呼び寄せようとしてきます。山の神様として神社に祀られ大人しくしていましたが、1980年ごろから活発に動き回るようになりました。 ましらさまの目的は端的に言うと嫁を見つけること。どうやら子どもを持たない人間の女性なら誰でもいいらしく、8歳の少女を連れ去ったという記録もあります。 ましらさまに魅入られてしまった女性は行方不明、もしくは魂だけの存在となり山に誘われる一方で、男性はましらさまの手足となり女性を山に誘い出す手伝いをするようになります。 またましらさまが祀られていたとされている神社には謎の黒い石が収められていましたが、1990年頃にとある宗教団体が持ち去ってしまったようです。

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赤い女とカルト教団

2007年に雑誌に掲載されたことがきっかけで、「ジャンプ女」として世間に広まった女性の怪異。赤いコートを着ていて、両手を挙げながら一定間隔でジャンプをしている姿から名付けられました。 彼女は生前とある新興宗教を熱心に信仰していて、2000年頃にあきらというひとり息子を自殺で亡くしています。そして後を追うように命を断ち、ジャンプ女になってしまったようです。 そして彼女が信仰していた宗教こそ、ましらさまの神社から石を持ち出した団体だと考えられます。 またその周辺地域の一部の子どもたちの間では、「まっしろさん」という供物を要求する過激な遊びが流行しました。遊びを流行らせたのはましらさま信者の子どもだと考えていいでしょう。 もしかするとあきらは自殺ではなく、供物として殺されてしまったのかもしれません。

あきらという少年の怪異化

ジャンプ女が目撃されるようになったころから、ある男の子の幽霊の情報も寄せられるようになりました。この少年は憑りついた人間の命を喰らおうとする悪魔のような怪異で、憑りつかれたものは助かるために一生生贄を捧げ続けなければなりません。 近畿地方のある場所で多発している謎の投身自殺の多くは、この悪魔が関係しているようです。 またこの悪魔を生み出したのは、あきらの母親だと考えられます。彼女は息子を生き返らせる儀式を行い、あきらの見た目をした悪魔を作り出してしまったのです。 そしてあきら(悪魔)が命を求め続けるため、母親は様々な手段を講じて餌を探すように。ネットや雑誌という媒体を通して呪いを伝播させ、餌となる人間を呼び寄せるようになりました。

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【結末】すべてが繋がる?恐怖の真相

情報を整理することで、ましらさまがジャンプ女やあきらという悪魔を生み出した元凶になっているということがわかりました。そもそも新興宗教を立ち上げたのも、ましらさまに魅入られ、嫁探しに協力をしていた人間なのかもしれません。 また終盤では背筋が情報提供を求めていた行方不明の知人・小沢が既に死亡していることも明かされました。調査を続けていくうちに呪いを受けてしまい、あきらの供物になってしまったのでしょう。 そして更なる事実も明らかになります。実は背筋自身もジャンプ女に呪われた1人でした。背筋は新興宗教への潜入取材で生前のジャンプ女に会っています。ジャンプ女は子どもを持つ母親に憑りつき、呪いを広める手伝いをさせていました。 ジャンプ女に憑りつかれてしまった背筋は、小沢が既に死んでいると知りながらも、読者の興味を引くため「行方不明になった友人を探している」と偽り投稿を始めました。つまりこの『近畿地方のある場所について』自体が呪いを広める媒体だったのです。

原作『近畿地方のある場所について』の感想・評価

近畿地方のある場所について』の総合評価
5 / 2人のレビュー
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30代女性

モキュメンタリ―形式の作品って初めて読んだけど、すごく面白かったです。最初はちょっと不気味な面白い小話って感じだったのに、読めば読むほど巨大な怪異が迫ってくる感覚になって、最後にはじっとり手汗かいちゃいました。

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40代男性

某掲示板を彷彿させる雰囲気。時系列も形式もごちゃごちゃにまとめられた構成がリアルさを引き立てていて、ミステリー的な面白さもあります。見てはいけないもの、まさに禁忌に触れたような、得体のしれない恐怖が味わえる作品です。

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映画『近畿地方のある場所について』は2025年公開予定!

2024年の「このホラーがすごい!」で国内編1位に輝いた話題作『近畿地方のある場所について』。断片的な情報から漂う霧のような底知れない恐怖を、白石晃士がどのようにつなぎ合わせていくのか注目です。 映画『近畿地方のある場所について』は2025年公開予定です。