2025年4月11日更新

俳優・吉村界人の魅力を出演映画・ドラマから紐解く!『Welcome Back』の名演で中毒者続出

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『Welcome Back』
(C)2025 GunsRock

独特の存在感を放つ俳優として今注目を集めている吉村界人。主演を務めたボクシング映画『Welcome Back』が話題を呼んだほか、『地面師たち』での演技も注目を集めています。 この記事では、そんな**吉村界人の魅力をこれまで出演してきた作品から紐解いていきます。

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吉村界人のプロフィール

『Welcome Back』メイキング、吉村界人
(C)2025 GunsRock
生年月日 1993年2月2日
出身地 東京都渋谷区
身長 173cm
血液型 AB型
趣味 映画鑑賞 , 読書 , 卓球
所属事務所 エヴァーグリーン・エンタテイメント

吉村界人は1993年生まれ、32歳の俳優。高校を卒業した後、夜間の大学に通いながら古本屋に通ったり、数多くの映画を観たりといった生活を送るうち、演技の世界に強い憧れを抱くようになります。 やがて舞台や映画のワークショップに参加し始めた彼は、松田優作の妻・松田美由紀が設立した「オフィス作」に才能を見出され所属。さまざまな映画に出演し、2019年7月からは池田エライザや佐野岳が所属する「エヴァーグリーン・エンタテイメント」に所属し俳優としてさらなる飛躍を遂げました。

吉村界人の出演映画・ドラマから魅力を紐解く

吉村界人

深田晃司監督の『ほとりの朔子』で映画デビュー

吉村界人の映画デビュー作は、深田晃司監督作の『ほとりの朔子』です。本作では重要な役どころを演じたわけではありませんが、これ以降、さまざまな映画やドラマに出演するようになります。

『太陽を掴め』の主演で東京国際映画祭・スプラッシュ部門のノミネート

音楽をテーマにした『太陽を掴め』で、吉村界人は感情的で人間くさいミュージシャン・ヤットを演じました。演じるにあたって、ボブ・ディランや尾崎豊といったアーティストのインタビュー映像を見漁ったとのことで、研究熱心な姿勢がうかがえます。

『モリのいる場所』で樹木希林も認める俳優に

モリのいる場所
(c)2017「モリのいる場所」製作委員会

大女優・樹木希林と共演した『モリのいる場所』では、彼女から「最後の愛弟子」と呼ばれたことでも話題になりました。 本作は画家の熊谷守一をモデルにした作品で、静かでありながらメッセージ性に富んだ作品。吉村界人はカメラマンアシスタントを演じ、ナチュラルで気取らない演技を見せています。派手な活躍はなくとも存在感を放っているあたり、確かな演技力の持ち主だということなのでしょう。

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『左ききのエレン』流川俊役を演じる

左ききのエレン
©かっぴー・nifuni/集英社 ©ドラマ「左ききのエレン」製作委員会・MBS

漫画『左ききのエレン』を原作とするドラマでは、広告代理店の営業マン・流川俊を演じた吉村界人。流川は「天才になれなかった男」という立ち位置にあり、脇役でありながら深いドラマ性を感じさせるキャラクターです。 吉村界人がいわゆる「普通のサラリーマン」を演じるのは本作が初めてでしたが、等身大の演技で魅せています。

『まどか26歳、研修医やってます!』、『ホットスポット』と地上波ドラマで魅せたクセになる存在感

吉村界人は地上波ドラマにも数多く出演し、それぞれたとえ登場シーンが少なくとも存在感を放っています。 『まどか26歳、研修医やってます!』のプライドが高い研修医・桃木健斗や、『ホットスポット』のクセ強クレーマーなど、演じる役どころもさまざま。変幻自在の演技力で登場人物にリアリティを与え、視聴者から「演技うますぎる」と高く評価されました。

『地面師たち』、『警視庁麻薬取締課 MOGURA』と話題の配信ドラマに立て続けに出演

Netflixシリーズ 地面師たち
Netflixシリーズ『地面師たち』7月25日より独占配信

2024年に話題を呼んだNetflixドラマ『地面師たち』で、吉村界人はホスト役を演じその存在を広く知られるようになりました。また、ABEMAドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』ではラッパーに混じって、俳優とラッパーの枠を超えた体当たりの演技を披露しています。 “チャラついた”役を演じるのを得意とし、実際にヤンキー役やホスト役などでキャスティングされることも多いという吉村界人。今後、それとはまったく違うタイプの演技をもっと見られるのも期待したいところです。

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映画『Welcome Back』テル役で魅力爆発!父親はボクサー?

『Welcome Back』吉村界人
(C)2025 GunsRock

吉村界人が主演を務めるボクシングロードムービー『Welcome Back』。吉村界人は新人王最有力候補のボクサー・テルを演じ、居場所を求めてもがく若者の葛藤や切実な思いを見事に表現しています。

『Welcome Back』
(C)2025 GunsRock

ボクサー役を演じるにあたって入念にトレーニングを積んでおり、撮影が終わってからもジムに通い続けているとのこと。今後の俳優人生にも活かされる、貴重な現場となったようです。 劇中ラストで見せる表情や仕草は鳥肌ものの名シーン。彼なしでは、映画『Welcome Back』がこれほどまでに観るものの心を掴んで離さない作品にはなっていなかったはずです。

『Welcome Back』メイキング、吉村界人
(C)2025 GunsRock

また、吉村界人の父親は若い頃プロボクサーであり、その姿から俳優としての生き方を学んだ面もあるのだとか。「自分にとって忘れられない作品になるんだろうな」とも語っており、彼の俳優人生において重要な作品だといえるでしょう。 ちなみに、映画『Welcome Back』で着ぐるみを身にまとったテルが、不良少年に言い放つ「ピラフ野郎が!」のセリフは吉村界人のアドリブだったそう。なぜピラフなのかは、彼が嫌いな食べ物だったからだとインタビューで川島直人監督が明かしています。

映画『Welcome Back』アートブック制作を目指すクラファン実施中

監督や俳優陣のアツい想いがこもった映画『Welcome Back』。そのアートブック制作のためのクラウドファンディングが、現在実施されています。撮影の裏側を知りたいという人、作品を観て感動したという人は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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舞台や音楽でも才能を発揮!ちゃんみなのMVに出演していた?

坂元裕二脚本の舞台『またここか』に出演

坂元裕二脚本の舞台『またここか』は、吉村界人の初舞台作品。キャスト4人のみの会話劇で、シンプルながら濃密な物語が繰り広げられます。これまで映像作品で活躍してきたからこそ、新鮮かつ緊張感たっぷりだったと本人も振り返っています。

音楽でも才能を発揮!「Cigarette Coffee」で自ら歌唱・作詞を披露

吉村界人の活躍は映画やドラマ、舞台のみにとどまりません。みずから作詞作曲し歌唱も担当した「Cigarette Coffee」をリリースしており、その後も「Faling Down」や「Tokyo」といった楽曲を制作しています。

ちゃんみな「Never Grow Up」MVに出演

シンガーのちゃんみなの楽曲「Never Grow Up」のMVでは彼女と共演し、カップルの激しい恋愛模様を表現しています。情熱的なキスシーンをはじめとした見どころが盛りだくさんの映像です。

強烈な存在感を放つ吉村界人から目が離せない!

『Welcome Back』、吉村界人
(C)2025 GunsRock

樹木希林の「最後の愛弟子」とも呼ばれ、その高い演技力や強烈な存在感で注目されている吉村界人。映画にドラマ、舞台、音楽活動と、さまざまな分野で活躍する彼から、今後も目が離せそうにありません!