2025年7月12日更新

ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」全話ネタバレあらすじ!特捜課メンバーの過去・白鴉(はくあ)を考察!原作も解説

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ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

タイトル 『DOPE 麻薬取締部特捜課』
放送日 2025年7月4日(金)~
監督 よる10時スタート
脚本 田中眞一
キャスト 髙橋海人 , 中村倫也
原作 木崎ちあき「DOPE 麻薬取締部特捜課」シリーズ(KADOKAWA)

『DOPE 麻薬取締部特捜課』のあらすじ【ネタバレなし】

謎の新型ドラッグ「DOPE」が蔓延する近未来の日本。新人麻薬取締官・才木優人(髙橋海人)は、ある日突然、「麻薬取締部特殊捜査課(特捜課)」への異動を命じられました。第一印象最悪な教育係・陣内鉄平(中村倫也)とバディを組み、任務に当たることに……。 不審事件の解決に挑むうちに、彼らが抱える“ある秘密”も明らかになるのでした。

ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』各話あらすじ・ネタバレ

ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』のあらすじ・ネタバレを毎話更新していきます!複雑な展開をわかりやすく解説します。

第1話あらすじ・ネタバレ 初回から重要人物が死亡⋯⋯

あらすじ

新型ドラッグ「DOPE」が蔓延している近未来の日本。新人麻薬取締官の才木(髙橋海人)は、密売人検挙のために立ち入った現場で勝手な行動を取ってしまいます。見かねた厚生労働審議官・山口(伊藤淳史)は解雇を言い渡したのですが、実は麻薬取締部特殊捜査課、通称「特捜課」へとスカウトするための作戦でした。 そんな時、DOPE服用者、通称「ドーパー」による人質立てこもり事件が発生。説得中に危機に立たされた才木の前に現れたのは、特捜課メンバー・陣内(中村倫也)でした。この陣内は、神出鬼没であらゆる姿で登場する謎の男・ジウ(井浦新)と接触している様子で……。

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ネタバレ

山口は特殊な能力を持つ人物を麻薬取締官にスカウトしており、才木には“未来予知”という特殊能力がありました。しかし予知できるだけで、未来を変えられるわけではありません。 そんな時発生した「ドーパー」による人質立てこもり事件で、才木を守った山口が亡くなってしまいます。そこに現れた陣内は、躊躇なく犯人を射殺しました。陣内は超視力という能力を持っています。 才木は大きなショックを受けるも、陣内はこれからもドーパーを害虫駆除のように撃ち殺すと宣言。才木は陣内のことが気になって調べてみると、幼い頃に自分を助けてくれた警察官が陣内ではないかと気づき……。 再びドーパーによる事件が発生し、陣内と才木は犯人と対峙します。才木は陣内が犯人を殺害する予知夢を見たのですが、先に犯人の足に発砲し無事犯人を捕まえました。 才木は「この能力は誰かを救うために使う」と改めて決意したのでした。

第2話あらすじ・ネタバレ 瞬間移動にどう立ち向かう?

あらすじ

陣内はジウと接触し、錠剤のようなものを受け取り、才木について話していました。 そんな中、警察官の拳銃がドーパーに奪われ射殺される事件が発生。犯人は人質をとり、商業施設へ立てこもります。 陣内のやり方に納得がいかない才木は説得係を志願しますが、説得も虚しく、犯人は才木たちに銃を向けます。その後、綿貫・柴原とともに犯人を追い詰めたかと思いきや、なんと犯人は瞬間移動と思われる異能力を持っており⋯⋯

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ネタバレ

犯人・吉岡は瞬間移動と思われる異能力で逃げ回り、陣内の登場でようやく確保できました。陣内はいつも通り犯人を殺そうとしましたが、「殺して!」と頼まれたため逆に殺さなかったのでした。 逮捕後陣内は、吉岡にDOPEの入手経路を尋問。警察官に変装したジウが陣内にあるメモを手渡し、密売人をすぐに逮捕することができました。しかし吉岡はただの医大を目指す浪人生で、なぜ浪人生に売ったのかと警察は疑問を抱きます。 その後陣内はジウに、吉岡にDOPEを売ったのはジウではないかと問い詰めます。陣内は「今度は俺の役に立ってくれよ」と警告したのでした。 その後陣内は才木に、妊娠中だった妻・香織(入山法子)が強盗目的のホームレスに殺されたこと、遺体近くにDOPEが落ちていたことを告白。しかしホームレスはすぐに死亡し、犯人は別にいると考えていました。 陣内は「才木の未来予知を使って協力してほしい。必ず真犯人を突きとめて殺す」と告げ……。

第3話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

才木(髙橋海人)は陣内(中村倫也)の妻・香織(入山法子)が殺された事件を調べることに。すると陣内に“DOPE服用の疑惑”があると、椿(忍成修吾)は才木に陣内を見張るように頼んだのでした。 その後才木は母・DOPE依存者更生施設にいた美和子(真飛聖)の退所が決まり安心します。しかし施設内で突然死亡した入所者の所持品からDOPEが発見され、その後DOPEの密売人・ジャヒド(植野行雄)に接触。 その時ジャヒドは隙を見てDOPEを服用し、ある能力が覚醒し……。

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ネタバレ

放送後終了後に追記します!

【考察①】才木の過去・12年前の事件とは?

陣内のプロフィールを見ていた才木は、12年前の事件のことを思い出しました。12年前、無差別テロ事件に巻き込まれた才木。幼かった才木を助けてくれたのが、陣内だったのです。才木はこの時助けてくれた陣内に憧れて、警察官になりました。 その事件現場には、銃を持つ犯人組織に指示を出す人物(市川刺身)の姿も。この人物の正体が誰なのか、また陣内はこの事件で才木親子を救ったことが、妻(入山法子)が殺された原因になったのではないかと推測されています!

【考察②】白鴉(はくあ)のメンバー・目的は?ジウと陣内に接点

正体が謎だったジウ(井浦新)と泉ルカ(久間田琳加)は、犯罪シンジケート・白鴉(はくあ)のメンバーであることが分かりました。ジウは変装が得意なので変装が異能力かと思えますが、ジウが去った後に建物が倒壊したり、通信機器が故障することも。ジウには「破壊する能力」があるのかもしれません。 泉の能力も分かっていませんが、泉が人に触れると本当のことを言わせる能力があるように見えます。また泉は元々特捜課のメンバーで、綿貫光の直属の後輩でした。なぜ特捜課を離れたのかにも注目です。 ジウは度々陣内と接触し、2人は協力しあっているようにも見えますね。ジウは白鴉組織の内部に潜入していて、陣内と協力関係にあるのではと予想します。

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特捜課メンバーたちをネタバレ解説!家族や過去が気になる⋯⋯

この特捜課メンバーは、それぞれ特殊な能力を持つ人物が集められています。その能力を活かして、ドーパーが関連する事件を解決していくことが求められています。 山口は能力を見極めて1人1人をスカウトしました。しかしその能力があるがゆえ、メンバーは日常生活に苦労を抱えながら過ごしています。

【未来予知】才木優人には"ドーパー"の母が⋯

本作の主人公・才木優人は、正義感にあふれる真面目な新人麻薬取締官。無差別テロ事件で助けてくれた警官に憧れたこと、またDOPE依存に陥った母親の影響から、その根絶のために現在の職業に就きました。 才木は未来に起こる事象が映像として脳に流れる”未来予知”の異能力を持っています。しかしその発動条件は定かではなく、未来を予知しても予知することしかできません。 演じる高橋海人はKing&Princeのメンバーであり、今回がTBSドラマ初主演です。

【超視力】陣内鉄平には妻がいた?ジウとの関係は?

もうひとりの主人公・陣内鉄平は麻薬取締官で、常識はずれでやる気も感じられない教育係。DOPEに強い憎しみを抱いており、才木とは違い服用者の更正に否定的ですぐに犯人を射殺してしまいます。ジウとも接点があり、度々接触しています。 陣内にはフリージャーナリストの妻・香織(入山法子)がいます。香織は妊娠していたのですが、とある事件を追うことにより運命が狂わされました。恐らく香織は亡くなっていて、何か事件に巻き込まれた可能性が高いです。 陣内を演じる中村倫也は、「石子と羽男」(2022年)以来3年ぶりのTBSドラマ主演となります。

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【腕力】綿貫光は能力に苦悩

綿貫光(わたぬき・ひかる)は、特捜課の紅一点。元SAT隊員という経歴を持っています。自分にも他人にも厳しいストイックな性格で、後輩の指導が度を超え、パワハラだと受け取られてしまった過去を持つほどです。 綿貫は腕力に長けており、女性ばかりにぶつかる男性にあえて自分からぶつかり、大した力も入れずに倒しました。祖母の介護と仕事の両立に悩んでおり、腕力が強いことでも苦悩を抱えている様子。 そんな綿貫を演じるのは、新木優子。モデルから女優まで、幅広く活躍しています。代表作にはドラマ「コード・ブルー」シリーズなどがあります。

【聴力】葛城康介は特捜課の課長!

葛城康介(かつらぎ・こうすけ)は麻薬取締部特殊捜査課の課長で、異能力は聴力です。特捜課のメンバーをまとめる部下思いの人物で、妻と大学生の娘がいます。家族の聞きたくない会話が聞こえてくることもあり、何と気を出せば超音波も聞こえる聴力を持っているそう。 演じる三浦誠己は、「TOKYO MER」(2018年)など多くのTBSドラマに出演しています。

【嗅覚】柴原拓海には婚約者が⋯

柴原拓海(しばはら・たくみ)は特捜課のムードメーカーで、“シバ”の愛称で親しまれています。異能力は嗅覚で、なんとその力は麻薬探知犬以上。プライベートでは婚約者がいて一緒に暮らしているが、彼女にはまだ異能力のことは言えていないようで……。 演じる豊田裕大は、TBSの『御上先生』(2025年)に出演したばかりです。

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【記憶力】ミステリアスな棗依央利

棗依央利(なつめ・いおり)は情報分析官で、日々膨大な情報を分析しています。異能力は記憶力で、過去の事件や出来事のデータを全て暗記しており、時折話しすぎてしまうことも。常に冷静に行動していて、課の支えとなっています。 演じる熊井啓太は、モデルとして活動中。共演の伊藤淳史とは、同じ事務所に所属しています。

【???】山田ニコラスの能力は?

山田ニコラスは、特捜課の潜入捜査官。どんな場所でもどんな人とでもすぐになじんで溶け込める力はあるのですが、どんな異能力を持っているかは判明していません。スパイ活動やおとり捜査を得意としています。 演じるフェルナンデス直行はコロンビア共和国出身で、国籍は日本とスペイン。中国映画にも多数出演しており、国内外で活躍を続けています。

ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』そのほかの登場人物

ジウ役/井浦新

ジウは、年齢も素性も分からない謎の男。変装が得意で、デリバリーの配達員や清掃員などあらゆる人物になりすまし、まさに神出鬼没です。DOPE事件の周りで不可解な行動をしており、陣内とも度々接触。ジウがどんな人物なのかが物語のポイントとなりそうです。 ジウを演じるのは、井浦新。井浦は『アンナチュラル』(2018年)や『最愛』(2021年)など、数多くのTBS名作ドラマに出演しています。

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山口始役/伊藤淳史

伊藤淳史

山口始(やまぐち・はじめ)は、厚生労働省の審議官。ある熱い想いをもって特捜課を設立した影の立役者であり、才木を特捜課に連れてくるところからこの物語はスタートしています。 しかし第1話で、山口はドーパーの炎の攻撃を受けて亡くなってしまったように見えます。ですが主要キャラクターの山口が1話冒頭で離脱するとは考えにくく、再登場期待の声が挙がっています! この山口演じるのは、伊藤淳史。伊藤は2025年7月期のドラマ『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』にも出演が決定しています。

戸倉俊仁役/小池徹平

戸倉俊仁(とくら・しゅんじ)は、陣内の元同期。過去に起こった“ある事件”をきっかけに変わってしまった陣内のことを気にかけ、誰からも慕われる存在。10歳の娘がおり、溺愛しています。 そんな戸倉を演じるのは、小池徹平。小池は「離婚しない男」(2024年)で伊藤淳史と共演したばかり。悪役を演じることも増えている小池ですが、本作では子煩悩な刑事を演じます!

【解説】DOPE(ドープ)の意味・効果とは?

DOPEは謎に包まれた新型ドラッグで、異能力者の能力を覚醒する力があります。手を出す者が後を絶たなくなり、DOPEが蔓延する世界となってしまいました。DOPEとは麻薬を意味する英単語です。 ジウはDOPEを事件を起こした犯人に手渡していて、DOPEの流通や製造にも関わっている可能性があります。またDOPEを飲んで急性中毒を起こして亡くなった描写も描かれていたため、服用して異能力が覚醒すると亡くなってしまうというロジックがあるのかもしれません。

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【原作小説】あらすじネタバレ!漫画やアニメはあるのか

同名原作小説の漫画・アニメ化作品はなく、初のメディアミックス化となります。 原作小説の作者は、「博多豚骨ラーメンズ」シリーズなどの木崎ちあき。本作は「異能力×麻取」の異色の組み合わせはもちろん、アクションや熱い人間ドラマが魅力です。

どんな内容?結末までネタバレ

【起】何もかも正反対な特捜課の凸凹バディ誕生!

新人麻薬取締官・才木優人は配属早々、異能力者ぞろいの特殊部署「特捜課」へ転属に……。彼は悪い未来を予感する「第六感」があり、課長の葛城がそれを評価したのです。 特捜課の主な担当は、海外から流入したドラッグ「ドープ」が原因の事件。その作用によって、異能を覚醒させた服用者あるいは中毒者を後天性ドーパー、彼らから能力が遺伝した者を先天性ドーパーと呼びます。 才木は教育係の陣内鉄平とバディを組みますが、中毒者用の更生施設にいる母を思うと、「殺される前に(犯罪者は)殺す」という彼の考えを受け入れられません。

【承】陣内が薬物中毒者を恨む理由とは……?

かつて陣内は薬物中毒の強盗に妊娠中の妻・香織を殺害され、中毒者を強く恨んでいました。 香織を殺害したのは、多国籍マフィア「白鴉」幹部の入れ墨を持つ臼井裕樹。獄中自殺したと思いきや、白鴉のリーダー・ジウの情報で“暴力団組織「関東仁龍会」の組員に殺された”と分かります。臼井の入れ墨は、罪を白鴉に擦り付けるための偽装でした。 ジウは事件の首謀者を探るため陣内に協力を持ちかけ、真相を暴くという利害関係が一致。陣内は白鴉に情報を流すべく、スパイとして特捜課に潜入しました。

【転】明らかになる暴力団組織と警察の癒着

香織殺害の犯人は、無戸籍の「嘉賀」という名前の男。特捜課のS(スパイ)・山田ニコラスの病室を襲撃し、陣内に「陣内香織を殺したのは、俺だ」と告げたところ、激昂した彼に射殺されました。 陣内とジウは嘉賀の雇い主であり、仁龍会系二次団体の若頭・窪靖彦を白鴉所有の倉庫へ誘拐します。 ニコラスの報告をもとに、新宿中央署強行犯係係長・本郷警部補と窪の繋がりが明らかに!陣内は本郷を拐って行方をくらまし、特捜課に動揺が走る中、拷問死した窪の遺体が見つかります。陣内に拷問された本郷は、協力者として陣内の警視庁時代の同期・戸倉の名を挙げました。

【結】求め続けた妻の死の真相と未来へ

本郷はギャンブルの借金、そして戸倉は娘の臓器移植のために仁龍会に弱みを握られ、窪の命令で8年前の三億円盗難事件を起こしました。 ジャーナリストだった陣内の妻・陣内香織は、その事件を追っていたために殺されたのです。 戸倉の自宅マンションの屋上で、戸倉に銃口を向ける陣内。追ってきた才木にスパイだと明かし、説得する彼を昏倒させてその場を去ります。目覚めた才木は陣内が自首したと聞き、久々に会う母に「俺も麻薬と戦うから、母さんも戦って」と声をかけました。 ドーパーを収容する東京医療刑務所の地下。陣内の面会に訪れた才木は、「葛城課長が特捜課のSとして戻れるよう動いている」と報告します。才木が去った後、刑務官に変装したジウが陣内に「あなたには、まだまだ働いてもらわないと」と告げるのでした。

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ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』ネタバレ考察&原作も解説!陣内とジウに注目

髙橋海人と中村倫也がW主演を務めるドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』は、2025年7月毎週金曜よる10時から放送しています。 ciatrでは各話のあらすじ・ネタバレを放送終了後に更新していきます。 相性最悪な正反対バディはどんな絆を育むのか、彼らの成長にも注目しましょう!