ゆきめのぬ～べ～との結婚とその後とは？山の掟や死を乗り越えたかわいいヒロインを徹底解説！

ゆきめは『地獄先生ぬ～べ～』に登場する雪女のヒロインです。本記事では、新作アニメでも話題の「ぬ～べ～」のゆきめについて解説。ぬ～べ～と結婚したのか、山の掟はどうしたのか、「NEO」版での展開などをまとめて紹介します！ ※この記事は『地獄先生ぬ～べ～』の重要なネタバレを含みます。

ゆきめは雪女の妖怪です。主人公のぬ～べ～こと鵺野鳴介(ぬえのめいすけ)の自称婚約者として登場するヒロインの1人。水色の髪と青い目、雪女らしい真っ白な肌が特徴的です。 ぬ～べ～とは年の差が9歳ありますが、物語終盤、紆余曲折を経て夫婦となりました。初登場の5年前、ぬ～べ～に助けられたことで彼に一目惚れ。5年後、ゆきめは雪女の掟を果たすためにぬ～べ～の前に現れる、という形で物語に登場します。

雪女には16歳になったら、気に入った人間の男を凍らせてそばに置いておくという掟があります。ゆきめも最初は、5年前に一目惚れしたぬ～べ～を、掟に従ってさらうために生まれ育った岩手県から童守町にやってきました。 結局掟は果たせず、里に帰れなくなったゆきめは、人間界で暮らすことに。妖怪と人間は結ばれないからと冷たく突き放すぬ～べ～に負けず、彼女は彼を慕い続けました。

ゆきめの人間界への定住と人間との恋は山の神の怒りを買い、彼女のもとには次々と刺客が送られてきます。 その騒動のなか、ぬ～べ～も自分の心と向き合い、ゆきめへの想いを自覚。彼女のもとに駆けつけ愛の告白をしますが、ゆきめは直後に妖力を吸われて雪の結晶に戻ってしまいます。 ゆきめは山の神の力で冷酷な雪女として復活し、ぬ～べ～と対峙。最後はぬ～べ～の鬼の手を介して記憶を取り戻し、無事生還＆恋人となるのでした。

ぬ～べ～とゆきめの結婚は最終20巻で描かれます。結婚式に向かうぬ～べ～の前には、山の神の意志を受け継いだ最後にして最強の刺客・岩天狗が彼を抹殺すべく登場。 岩天狗はあの手この手でぬ～べ～を殺そうとしますが、彼は鬼の手から覇鬼を召喚し、一撃で撃退します。 結婚式に間に合わない……となるものの、ゆきめが校庭に氷の教会を作って、手作りの結婚式を挙げるのでした。2人らしいドタバタだけど温もり感じる式となります。

ぬ～べ～の九州への転任についていったゆきめは、アイスの会社で成功し女社長に。ところが九州へ行ってから8年後、不治の病「霊力病」を発症してしまいます。ぬ～べ～の霊力を長年浴び続けたことが原因でした。 命の危機から、2人は離れて暮らすことに。このまま一生別居状態かと思いきや、ラストバトルで強大な妖気を受けたゆきめの肉体が再構築されるという思わぬ事態が発生。これにより病も完治し、2人は再び家族水入らずの生活に戻ります。

ゆきべ～はゆきめが片思い時代に、ぬ～べ～への想いが募ったことで生まれた雪女の使い・雪ん子です。顔はぬ～べ～にそっくりで、ぬ～べ～をパパと呼んでいました。「NEO」では久々に姿を現したゆきべ～を、2人の子どもとして受け入れることに。 ちなみに『さらにそれからの地獄先生ぬ～べ～』では2人は6人の子どもを設けていました。ただ「NEO」の世界線では、2人の間には子どもはおらず、ゆきべ～が家族になっています。

実写ドラマでゆきめ役を演じたのはKARAの元メンバーの知英(ジヨン)です。彼女の女優復帰作として当時も話題となりました。 ドラマ版では丸山隆平演じるぬ～べ～のことを「ダーリン」と呼び、漫画よりもさらにアグレッシブにアピールしていました。妖力は原作よりも低く、人間が寒いと思う冷気を出す程度。作中でもか弱い妖怪として描かれています。 釘を刺されていたのに人前で空を飛んじゃう、うっかりさんなかわいさが魅力でした。

アニメでは旧アニメ版を白鳥由里(しらとりゆり)が演じ、2025年夏放送の新アニメ版では加隈亜衣(かくまあい)がゆきめ役を務めます。白鳥は『幽遊白書』の雪女・雪菜役も演じており、澄んだ声が魅力の声優です。 新キャストの加隈は『ひろがるスカイ!プリキュア』の虹ヶ丘ましろ / キュアプリズム役や『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』のエリス役が有名。元気で押しの強いゆきめを演じてくれそうです。

『地獄先生ぬ～べ～』のヒロイン・ゆきめについて紹介しました。舞台を現代に移した新アニメではどんなゆきめが観られるのでしょうか。新アニメに期待をふくらませつつ、まずは原作漫画を復習してみませんか。