映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』あらすじ・キャスト解説！ウェス・アンダーソン新作はベニチオ・デル・トロ主演のコメディ

ウェス・アンダーソン監督の最新作『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』が、2025年9月19日に公開！この記事では本作のあらすじ・キャストなど最新情報をお届けします。

ウェス・アンダーソン監督の最新作は、ベニチオ・デル・トロ主演のコメディ『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』。ヨーロッパの大富豪ザ・ザ・コルダと修道女の娘リーズルの珍道中を描いています。 リーズルを演じるのはケイト・ウィンスレットの娘ミア・スレアプレトン。さらにウェス・アンダーソン監督作ではおなじみのトム・ハンクスやスカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチなど豪華キャストも出演しています。

1950年代、ヨーロッパにある架空の大独立国「フェニキア」で、6回もの暗殺未遂から生き延びてきた大富豪ザ・ザ・コルダ(ベニチオ・デル・トロ)。彼はフェニキア全土に及ぶインフラ整備プロジェクト「フェニキア計画」の実現を目指していました。 しかし妨害による財政危機で、構想30年の計画が暗礁に乗り上げてしまいます。そこでザ・ザ・コルダは修道女の娘リーズル(ミア・スレアプレトン)を後継者に指名し、彼女とともに資金調達の旅に出ますが……。

フェニキアの大富豪ザ・ザ・コルダを演じるのは、プエルトリコ出身の俳優ベニチオ・デル・トロ。2025年は10月3日公開のポール・トーマス・アンダーソン監督作『ワン・バトル・アフター・アナザー』にも出演し、レオナルド・ディカプリオと共演しています。

莫大なザ・ザ・コルダの財産の後継者に突然指名される娘リーズル。演じるのは、イギリス出身の俳優でケイト・ウィンスレットの娘ミア・スレアプレトンです。ドラマ『I AM ルース』(2022年)では母娘の共演を果たしています。

オスロから来たザ・ザ・コルダの家庭教師で、昆虫専門家のビョルンも彼らの旅に同行します。演じるのは、カナダ出身の俳優マイケル・セラ。2025年は11月公開のエドガー・ライト監督作『ランニング・マン』にも出演しています。

フェニキア計画の出資者の1人で、アメリカ人実業家のリーランド。演じるのは、『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)や『ハドソン川の奇跡』(2016年)など多くの作品で主演を務めるトム・ハンクスです。ウェス・アンダーソン監督作には2023年の『アステロイド・シティ』にも出演しています。

フェニキア計画の出資者の1人で、ザ・ザ・コルダのはとこであるヒルダ。演じるのは、マーベル・ヒーローのブラック・ウィドウ役で知られるスカーレット・ヨハンソンです。2025年8月8日公開の『ジュラシック・ワールド/復活の大地』では主演を務めています。

フェニキア計画の出資者の1人で、ザ・ザ・コルダの異母兄弟にあたるヌバル。演じるのは、ドラマ「SHERLOCK」シリーズやマーベル・ヒーローのドクター・ストレンジ役で知られるベネディクト・カンバーバッチです。

本作の監督・脚本・製作を務めるのは、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001年)や『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014年)などで知られるウェス・アンダーソン。『ファンタスティック Mr.FOX』(2011年)や『犬ヶ島』(2018年)などストップモーションアニメの製作でも有名です。 『グランド・ブダペスト・ホテル』ではアカデミー賞で作品賞を含む9部門にノミネートされ、作曲賞や美術賞など4部門を受賞しました。

本作は、ウェス・アンダーソンの初期の傑作である『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』や『グランド・ブダペスト・ホテル』のような群像劇コメディの特色が色濃く出ているようで、期待値も高い様子。特に「テネンバウムズ」のようにファミリーコメディの様相もありそうで、どんな家族模様が描かれるのかも楽しみです。 ベニチオ・デル・トロをはじめ、トム・ハンクスやベネディクト・カンバーバッチなど個性強めの豪華キャストがどんなアンサンブルを見せてくれるのかにも注目！

ウェス・アンダーソン監督の最新作『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』は、2025年9月19日に全国の劇場で公開されます。クセ強めなキャラクターが渋滞しそうな群像劇コメディ、ぜひ劇場でご覧ください！