2025年8月9日更新

映画『炎上』のあらすじは?森七菜主演で監督・長久允が歌舞伎町の世界を描く

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森七菜

東京・歌舞伎町を「居場所」とする若者を描いた『炎上』が、2026年春公開です。『WE ARE LITTLE ZOMBIES』(2019)の長久允が、直接取材も行ったオリジナル作品。主人公の家出少女・じゅじゅは、森七菜が演じます。 この記事では、映画『炎上』(2026)のあらすじや見どころを、監督・キャストのコメントを含めて紹介していきます!

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森七菜主演の映画『炎上』あらすじは?

タイトル 『炎上』
公開日 2026年春公開予定
上映時間 -
監督 長久允
キャスト 森七菜

映画『炎上』は東京・歌舞伎町が舞台の作品です。感情表現が苦手な主人公・小林樹里恵(森七菜)ことじゅじゅは、厳しい両親のもとから家出し、SNSをきっかけに歌舞伎町へとたどり着きます。さまざまな人間と出会った歌舞伎町は、じゅじゅにとって安息の地となったのですがーー。 特報では主人公を演じる森七菜がいわゆる「トー横」の広場に向かう様子が約30秒映し出されます。森が進んだ先にいるのは、ロリィタファッションに身を包んだ少女や、地べたに寝っ転がる少年たち。 本作は、数年前から話題となっていたトー横に集まる少年少女の生き方や心の内、そして奪われていく居場所などが描かれるのではないでしょうか。

映画『炎上』主演は森七菜に決定

森七菜

本作の主人公・小林樹里恵は、歌舞伎町が自分の居場所となる少女。詳しい役どころは明かされていません。 特報で確認できるパーカーを着た後ろ姿は、少し幼い印象を感じさせます。演じた森七菜は、役を振り返って「自分自身がどこにいるのか分からなくなる撮影期間」とコメントしており、闇を背負った主人公になりそうです。 森七菜は、2017年に『東京ヴァンパイアホテル』で俳優デビューしました。2019年公開の新海誠作品『天気の子』でヒロイン・天野陽菜役に大抜擢されブレイク。2025年は『国宝』、『フロントライン』、さらに実写版『秒速5センチメートル』と、話題作への出演が続いています。

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映画『炎上』監督は長久允

長久允

映画『炎上』の監督を務めたのは、長久允(ながひさまこと)です。本作は、サンダンス映画祭・審査員特別賞を受賞した『WE ARE LITTLE ZOMBIES』(2019)以来、約6年ぶりの監督作品となります。 監督自身が歌舞伎町を直接取材し、そこで出会った彼女/彼らから「(バックグラウンドと)反比例するような軽妙さで時を過ごしている姿」に強さを感じたそう。一方で、その社会背景や面白おかしく取り上げられる現状に憤りを覚え、本作を制作する覚悟を決めたとコメントしています。

見どころはシリアスな物語とキラキラした歌舞伎町のギャップ

映画の詳しい内容は明らかにされていませんが、監督の「シリアスな物語ではあります。でもあの広場のように騒がしく、キラキラとした映画にもなっています」というコメントが、本作の見どころを暗示しているようです。 ティザービジュアルでは、暗い照明の中にラメをまとった森七菜を配し、明暗が交差するイメージで作品の世界観を表現しています。歌舞伎町に集まる若者たちの抱える苦悩と、それを吹き飛ばすかのような明るく無邪気な姿。こうしたシリアスさとキラキラした部分のギャップが描かれる作品だと予想されます。

映画『炎上』は2026年春公開!

映画『炎上』は、2026年春公開予定です! 森七菜はコメントにてしきりに「地獄」という言葉を用いており、観客の胸をえぐるような社会派作品になるのではないでしょうか。 映画『炎上』の続報やあらすじ、キャスト陣の発表があり次第、ciatrでも更新していきます。