2025年11月6日更新

【ネタバレ考察】『フェイクマミー』最終回まであらすじ解説!父親・本橋慎吾や竜馬と茉海恵の関係や過去とは

このページにはプロモーションが含まれています

AD

ドラマ『フェイクマミー』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】原作はある?

タイトル 『フェイクマミー』
放送日 2025年10月~ 毎週金曜よる10:00~10:54
演出 韓哲 , 中西真央 , 唯野友歩
脚本 園村三
キャスト 波瑠 , 川栄李奈 , 向井康二 . 中村蒼
原作 園村三『フェイク・マミー』

このドラマは小説や漫画といった原作は存在しません。園村三『フェイク・マミー』が元となっているのですが、園村はこの作品の脚本を担当しているため、園村の完全オリジナル作品ということになります。

『フェイクマミー』のあらすじ

東京大学を卒業後一流企業で働いていたの元バリキャリ・花村薫(波瑠)は、転職活動に苦戦中。そんな薫はベンチャー企業「RAINBOWLAB」の面接を受けたことで、シングルマザーの日高茉海恵(川栄李奈)と出会います。 茉海恵は社長として活躍していますが、非公表の娘・いろはを育児中。薫は小学校受験をするいろはの家庭教師を兼ねるということで採用され、茉海恵は薫の知性を評価して「私の代わりにママとして面接を受けてほしい」と頼み……。 正反対の2人が、”母親なりすまし”という嘘を重ねていく物語です。

【ネタバレ】ドラマ『フェイクマミー』最終話まで全話あらすじ!

【ドラマ】読みたいあらすじ・ネタバレ話数をクリック
第1話第2話第3話
第4話

第1話「偽ママでお受験!?バレたら終わりの母親なりすまし契約、スタート!」

東大卒の薫(波瑠)は超大手商事に勤めていましたが、ワーママの同僚ばかりが昇進するなど不満が募り退職します。しかし転職活動で苦戦。ベンチャー企業の「RAINBOWLAB」の面接を受けた時に、シングルマザーの茉海恵(川栄李奈)と出会いました。 茉海恵には非公表の娘・いろは(池村碧彩)がおり、東大卒の薫はいろはの家庭教師を引き受けることに。この時薫はいろはの数学の才能に気づき、いろはが憧れる女性宇宙飛行士・山崎と同じ柳和学園を受験したらどうかと茉海恵に提案します。 しかし茉海恵は元ヤンで勉強もできず、さらに茉海恵の言動がSNSで炎上し大ピンチに。いろはの母として受験すればもっと炎上すると考えた茉海恵は、受験は諦めると言います。 すると薫はいろはの夢のために、いろはの母親になるという偽ママ契約を申し出て……。契約後、薫といろはは受験会場へ。柳和学園には薫の元家庭教師で初恋相手・智也(中村蒼)が教師として勤務していたのでした。

AD

第2話「偽ママ運命の受験当日!!偽パパも参戦!?」

親子面接では、フェイクパピーである茉海恵の会社の副社長・竜馬(向井康二)も参加。無事に柳和学園に合格したいろはは入学式を迎え、薫は同級生の母・さゆり(田中みな実)と出会います。 早速行われた保護者会で、さゆりは柳和の三羽烏と呼ばれる保護者内の権力者・玲香(野呂佳代)に、作業量と負担の多い行事委員を押し付けられます。言い返せないさゆりは引き受けようとしますが、薫は自分が行事委員に立候補。すると智也は、さゆりと薫2人に委員を頼んではどうかと提案します。 そんな智也は、2つの書類で「茉海恵」の筆跡が違うことに気づきます。智也はRAINBOWLABのドリンクも愛飲していて、お店で茉海恵と出会いました。この時智也は、いろはの母親と茉海恵が同じ名前であることに気づき……。 さゆりの息子・圭吾は、いろはの鍵盤ハーモニカカバーを壊すなどちょっかいを出している様子。その頃智也は、茉海恵が書いた字が最初に学校に提出した書類と似ていることにも気づきました。 一方三ツ橋食品の社長・本橋(笠松将)は、やっと茉海恵を見つけたとニヤついていて……。

第3話「母の日の作文が書けない!?ついに担任にバレるー!?」

授業参観の日が近づき、いろはは「母の日」をテーマにした作文を書くことになります。いろはには実の母親である茉海恵との思い出が少なく、作文を仕上げられませんでした。 その後、担任の智也から学校へ呼び出された薫。事情を聞いた茉海恵は、いろはとピクニックに出かけて親子の思い出を作ろうと計画します。そして当日、薫は仕事のトラブルで呼び出されてしまった茉海恵に代わり、落ち込むいろはをプラネタリウムへ連れ出しました。 授業参観の日。廊下に張り出されていたいろはの作文は、ママ=茉海恵、マミー=薫として書き分けられたものになっていたのでした。 その帰り道、薫は花屋に立ち寄った際に智也に遭遇し、母親の名前が「聖子」だと知られます。 いろはの母親・茉海恵に対し、以前から少しずつ違和感を覚えていた智也。彼は聖子という名前にも心当たりがあり、自身のスマートフォンのアドレス帳を調べます。家庭教師時代の保護者の名前がヒットし、_日高茉海恵だと認識していた相手が、教え子の花村薫だった_ことに気付き……。

AD

第4話「重要人物全員集合…!?学園保護者イベントの乱!」

「花村薫さんですよね?」と智也に問い詰められた薫は、タイミング良く現れた竜馬の助けもあって何とかその場を切り抜けます。そして薫はさゆりとともに、ファミリーデーでフレッシュジュースを販売することに。いろはの様子が気になる茉海恵は、叔母として当日参加します。 茉海恵はファミリーデーで、お店の常連客の智也がいろはの担任だと知り焦ります。薫への疑いを強める智也は、薫が竜馬に脅されて偽ママをしているのではと推理。薫はついに観念し、いろはの偽ママ契約について智也に打ち明けたのでした。 一方フレッシュジュースの出店に、圭吾と父親の慎吾がやってきます。慎吾を見つけた茉海恵は隠れ、薫は慎吾が以前の職場の上司だったことに気づきました。 帰り道、茉海恵は薫と竜馬にいろはの父親が慎吾であることを告白。いろはと圭吾は兄妹ということになります。一方の慎吾も薫が元社員であることに気づき、茉海恵になりすましているのではと疑い……。

【ネタバレ考察】いろはの父親は社長・本橋慎吾!茉海恵との関係や目的

いろはの父親候補として、三ツ橋食品の社長・本橋(笠松将)か、副社長の竜馬(向井康二)のどちらかが予想されていました。第4話で、いろはの父は本橋であることが確定しました! 本橋は薫がかつて勤めていた三ツ橋商事の役員でしたが、三ツ橋食品の社長に就任しています。そしてなんと、いろはのクラスメイト・圭吾の父親。薫が親しくしているママ友・さゆりの夫ということが分かりました。いろはと圭吾は、兄妹です。 茉海恵と本橋の出会いが気になるところ。同じ食品会社業界にいるため、茉海恵が駆け出しの頃に出会ったのではないでしょうか。そして本橋はかなり圧力的で、暴力を振るっていそうにも見えますね。さゆりはDVに苦しみ、茉海恵もまたDVを受けていたためいろはの存在を公表していないのではないでしょうか。

AD

【ネタバレ考察】黒木竜馬(向井康二)は元ヤン?荒れていた過去を解説

茉海恵が元ヤンということが分かっていますが、竜馬も元ヤンのようです。第5話の予告で元ヤン時代の写真が流れており、その時に茉海恵と出会ったのではないでしょうか。 そして茉海恵が更生して「RAINBOWLAB」を立ち上げる姿を見て、茉海恵に恋心を抱いていた竜馬は一緒に働くことを決めたのではないかと思います。ただ竜馬はいろはの父親の存在を知らなかったようですし、叶わぬ恋心をずっと抱いているのではないでしょうか。 今後竜馬が告白し、いろはの父親候補に名乗りを上げる展開になるかもしれません!

【結末考察】親子の形を模索する母親たちのラストとは?最終話を予想

“両親のなりすまし”は現実には犯罪で、フィクションとはいえ正当化する流れにはできないと思われるので、薫と菜海恵の計画は公にされるはずです。 いろはの実の父親については、第4話で三ツ橋食品の社長・本橋慎吾だと判明しました。一方で、慎吾の妻で圭吾の母親であるさゆりは、真実を知らない可能性も……。_このことから、すべてを知ったさゆりが、茉海恵たちを陥れるためにニセ両親の件を世間に暴露する_と予想します。 いろはがより自由な環境で夢を叶えるため、最終的に柳和学園を退学。菜海恵はいろはとの時間を最優先に、働き方を模索していくのではないでしょうか。一方、薫は変わらずいろはたちを見守りながらも、自分の人生を歩み始めるのかもしれません。

AD

『フェイクマミー』相関図でキャスト・登場人物解説!主演から子役まで

フェイクマミー 相関図
花村薫役/波瑠 東大卒で元三ツ橋商事勤務。いろはの偽ママとなる。
日高茉海恵役/波瑠 ベンチャー企業「RAINBOWLAB」社長でシングルマザー。
黒木竜馬役/向井康二 茉海恵と一緒に立ち上げた「RAINBOWLAB」の副社長。
佐々木智也役/中村蒼 柳和学園小学校教師。薫の元家庭教師で初恋相手。
日高いろは役/池村碧彩 茉海恵の非公表の一人娘。数学の才能を持つ天才児。
町田大輝役/若林時英 「RAINBOWLAB」の若手社員。
藤崎渚役/浅川梨奈 「RAINBOWLAB」が展開する商品・虹汁の旗艦店「Itteki」の店員。
野口俊彰役/津田篤宏(ダイアン) 薫を担当する転職エージェント「キャリアグリッド」社員。
高梨由実役/筧美和子 薫がかつて勤めていた「三ツ橋商事」の同期でワーママ。
花村聖子役/筒井真理子 薫の母親。几帳面な性格。
野添達也役/宮尾俊太郎 柳和学園小学校教師。学年主任
樫村謙一郎役/利重剛 柳和学園小学校校長。
本橋さゆり役/田中みな実 龍之介の母。薫の初めてのママ友で専業主婦。
九条玲香役/野呂佳代 保護者組織「三羽烏」の会長。夫は文部科学大臣。
園田美羽役/橋本マナミ 保護者組織「三羽烏」の書記。
白河詩織役/中田クルミ 保護者組織「三羽烏」の会計。
本橋圭吾役/髙嶋龍之介 さゆりの息子。いろはに突っかかることも。
本橋役/笠松将 薫が勤めていた「三ツ橋商事」の元役員で、現在はグループ会社「三ツ橋食品」の社長。
上杉雅仁役/朝井大智 三ツ橋グループの社員。本橋の部下。

花村薫役/波瑠

波瑠

転職に苦戦中の花村薫(はなむら・かおる)を演じるのは、波瑠です。薫は東京大学を卒業して大手企業に就職し、エリート街道を進んでいました。しかし突然会社を辞め、茉海恵の会社の面接を受けることに。その後茉海恵の娘・いろはのためにフェイクマミー(ニセママ)契約を結んだのです。 演じる波瑠は、意外にもTBS金曜ドラマ初主演。TBSドラマへの出演も『G線上のあなたと私』(2019年)以来6年ぶりとなります。

日高茉海恵役/川栄李奈

川栄李奈

シングルマザーとして、娘のいろはを育てる日高茉海恵(ひだか・まみえ)を演じるのは、川栄李奈です。高校を中退した元ヤンの茉海恵ですが、これまで培ったコミュ力で会社を起業。働きながらいろはを育てていますが、娘の存在は非公表としています。 演じる川栄も、TBSドラマは初主演。TBSドラマ出演は、ゲスト出演した『コウノドリ』(2017年)以来なんと8年ぶり。波瑠とは「#リモラブ」(2020年)以来5年ぶりの共演となります!

黒木竜馬役/向井康二

向井康二(Snow Man)
©小学館/女性セブン

茉海恵と一緒に立ち上げたベンチャー企業「RAINBOWLAB」の副社長・黒木竜馬(くろき・りょうま)を演じるのは、向井康二です。茉海恵の地元の後輩であり、長きに渡って茉海恵を支えてきました。会社の急成長を陰で牽引する頭脳派で、いろはのことも知っている存在です。 演じる向井は「Snow Man」のメンバーとしてだけでなく、俳優としても活躍中です。

AD

佐々木智也役/中村蒼

中村蒼

いろはが受験する名門私立・柳和学園小学校の教師・佐々木智也(ささき・ともや)を演じるのは、中村蒼です。以前は教育に熱心な教師だったのですが、あることがきっかけで教育への情熱が薄れてしまった佐々木。今は無難に学校の方針に従っています。 演じる中村は、『せいせいするほど、愛してる』(2016年)以来9年ぶりにTBSドラマに出演します!

日高いろは役/池村碧彩

茉海恵の非公表の一人娘・日高いろは(ひだか・いろは)役を演じるのは、子役の池村碧彩です。いろは気が強く、飛びぬけた知性を持つ天才児。小学校を受験し、偽ママ・薫とともに合格を果たしました。 演じる池村は、2019年に姉の池村咲良とともに事務所に所属。2023年には「SPY×FAMILY」のアーニャ役を演じています。

ドラマ『フェイクマミー』新視点のエンタメ!魅力を考察

本作は、「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE 2023」で大賞を受賞した園村三が脚本を担当します。この時に大賞を受賞した『フェイク・マミー』がドラマ化されます。 「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」は脚本家の新人発掘プロジェクトで、本作は満場一致で大賞に選ばれました。ドラマ化にあたり、波瑠と川栄のキャスティングがぴったりだと喜びを語っています。 またこの作品は子供の受験のためにニセのママを演じるというストーリー。コミカルな展開と女性の仕事と育児の両立の難しさなどが斬新に描かれるのではないでしょうか。

AD

『フェイクマミー』偽ママたち!癖強ママ友や多様性の社会と戦え

現代は子供の受験熱が過熱しており、その中で繰り広げられるリアルなママ友の世界も垣間見ることができる本作。癖強のママたちの中で、薫は偽ママを演じきることができるのでしょうか。 またいろはの父親は誰なのかなど、考察も楽しみながら視聴しましょう!