映画『タンゴの後で』あらすじ・キャストを紹介!傑作にして問題作『ラスト・タンゴ・イン・パリ』の裏側とは

傑作との呼び声も高いベルナルド・ベルトルッチ監督による『ラスト・タンゴ・イン・パリ』。しかしその撮影では、主演女優に許可を得ず性的なシーンを撮影していたことでも有名です。本作『タンゴの後で』は、その内幕を描いた問題作。 この記事では、『タンゴの後で』のあらすじやキャストを紹介します。
映画『タンゴの後で』作品概要・あらすじ
タイトル | 『タンゴの後で』 |
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公開日 | 2025年9月5日 |
上映時間 | 102分 |
監督 | ジェシカ・パルー |
キャスト | アナマリア・ヴァルトロメイ , マット・ディロン |
映画『タンゴの後で』のあらすじ
19歳のマリア・シュナイダー(アナマリア・ヴァルトロメイ)は、新進気鋭の映画監督ベルナルド・ベルトルッチ(ジュゼッペ・マッジョ)に出会い、『ラスト・タンゴ・イン・パリ』への出演でまたたく間にトップスターに上りつめます。 しかし48歳のマーロン・ブランド(マット・ディロン)との過激な性描写シーンの撮影は彼女に強烈なトラウマを与え、その後の人生に大きな影を落とすことになります。 現在もつづく、エンタテインメント業界の搾取や権威勾配の問題に鋭く切り込んだ問題作です。
映画『タンゴの後で』キャスト・登場人物を解説
マリア・シュナイダー役/アナマリア・ヴァルトロメイ

19歳でベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラスト・タンゴ・イン・パリ』に出演し、一躍大スターとなったマリア・シュナイダー。しかし性的な描写の多い同作の影響で、彼女はセックスシンボルとして見られ、怒りと葛藤を抱えて生きていくことになります。 リア・シュナイダーを演じるのは、2022年の『あのこと』で主演を務めたアナマリア・ヴァルトロメイです。
マーロン・ブランド役/マット・ディロン

『ラスト・タンゴ・イン・パリ』で、ホテルオーナーのアメリカ人中年男性を演じたマーロン・ブランド。同作出演時には、前年に『ゴッドファーザー』(1972年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、名実ともに大スターとなっていました。 マーロン・ブランドを演じるのは、マット・ディロンです。彼は『クラッシュ』(2004年)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた実力派。2018年にはラース・フォン・トリアー監督の『ハウス・ジャック・ビルト』に出演しています。
映画『タンゴの後で』の公開日は2025年9月5日!

傑作との高い評価を受けながら、後に明らかになった撮影の裏側の真実から、問題視されることの多い『ラスト・タンゴ・イン・パリ』。その中心人物である、マリア・シュナイダーに焦点を当てた本作は、大きな注目を集めています。 『タンゴの後で』は2025年9月5日公開です。