「今際の国のアリス」ウサギを徹底解説！父との過去やアリスとの関係は？シーズン3では結婚も

Netflixで配信され、世界的に大ヒットしたドラマ『今際の国のアリス』。命がけの”げぇむ”に挑む人々を描くデスゲームものです。 そのなかで、主人公・アリスと相思相愛の仲になるウサギとはどんな人物なのでしょうか。この記事では、『今際の国のアリス』のウサギについてその過去やアリスとの関係などを解説します。

ウサギは本名を宇佐木柚葉(うさぎ ゆずは)といい、高い身体能力を持つクライマーです。原作漫画では第2巻6話「すぺえどのご①」で初登場し、「おにごっこ」の会場でアリスと出会います。 自分の力で生きようとする強い意志、そして強靭な肉体と精神をもつ女性です。当初はクールで孤独を好む傾向がありましたが、アリスたちと行動をともにするうち、仲間たちとの信頼と絆を深めていきます。 また状況に応じて柔軟な行動を取ることができ、勇敢さを見せることもあります。

ウサギは父1人子1人の家庭で育ちました。登山家だった父にあこがれて自身もクライマーを目指していたウサギ。休みの日は父と一緒に登山に出かけるのなど、仲の良い親子でした。 原作漫画では、ウサギの父は単独、酸素ボンベなしでのチョモランマ登頂を成し遂げますが、それがデタラメだと書き立てられ、自ら命を絶ってしまいます。そしてウサギは父の葬儀の最中に、いつの間にか「今際の国」へ。 ドラマでは、父がある不祥事の濡れ衣を着せられ、やはり自ら命を絶つ結果に。ウサギは父を弔ったあと、「今際の国」に誘われます。

ウサギとアリスは、アリスが第2ゲーム「かくれんぼ」で友人のカルベとチョータを亡くしてしまった後に出会いました。気落ちしていたアリスはウサギの存在に心を救われたのです。 その後、この世界の“げぇむ”を協力して攻略し、元の世界に戻ることを目指す組織「ビーチ」にたどり着きます。その後2人はビーチ所属のプレイヤーとして“げぇむ”に参加しますが、トップが失脚したことで組織は崩壊してしまいました。 仲間として協力して”げぇむ”を攻略していく2人は、少しずつ惹かれ合うようになっていきます。高い身体能力を持ち、勇敢でやさしいウサギと行動をともにするうち、アリスは人間的に成長していきました。

シーズン2第6話では、ウサギとアリスのキスシーンが描かれました。 スペードのクイーンとのゲームに勝ったあと、帰り道で温泉を発見したふたり。彼らは温泉に入ることにし、最初は離れていましたが、次第に距離を縮めていきます。その後ふたりは指を絡ませ合い、キスをしました。

シーズン2第8話でハートのクイーンであるミラと「くろっけぇ」で勝負することになったウサギとアリス。3セット、途中棄権せずにプレイできればクリアできるルールでした。 ただのゲームかと思いきや、ミラはアリスが今際の国がなんなのか知りたがっていることを利用して、彼に途中棄権させようと揺さぶりをかけてきます。 ミラの口車に乗って怪しいお茶を飲もうとするアリスをウサギが押し、彼の目を覚まさせようと自分の手首を切ります。それを見たアリスは正気を取り戻し、ゲームをつづけるを決意します。

シーズン2第7話で、ウサギはニラギに襲われてしまいます。 自分自身とアリス、チシヤを似た者同士の社会不適応者と感じていたニラギ。しかし数々のゲームを周囲と協力してクリアしていくうち、アリスたちは人間的に成長し、ニラギは彼らを仲間と思えなくなってしまいました。 そこで3人での殺し合いを持ちかけます。アリスは誘いに乗りませんでしたが、彼を挑発するためニラギはなにも知らずにそこへやってきたウサギに、ためらいなく発砲しました。しかしニラギが引き金を引くのと同時にアリスが彼を撃ち抜きます。

シーズン2の最終話で現実世界に戻り、「今際の国」での記憶はないものの再会したアリスとウサギ。ふたりはすぐに会話を交わすようになりました。その後ふたりは結婚したようです。 シーズン3では、ウサギは死後の世界を研究しているリュウジ(賀来賢人)という男に、「今際の国」に連れて行かれてしまいます。絶望するアリスの前に現れたのは「今際の国」の住人パンダ。彼カラウサギが”げぇむ”に参加することを告げられたアリスは、アンの助けを借り、ウサギを救うために生と死の狭間に向かいます。 それぞれ離れ離れになって”げぇむ”に参加することになるウサギとアリス。予告編では倒れたウサギを抱いたアリスがレーザーで撃たれる衝撃的な場面もあり、ドキドキとワクワクが止まりませんね！

抜群の身体能力とまっすぐな信念を持つウサギ。彼女とアリスとのロマンスも『今際の国のアリス』の見どころの1つです。 いよいよ9月25日から配信されるシーズン3。ウサギがどんな活躍を見せてくれるのか、期待が高まります。