漫画『ガングリオン』あらすじネタバレ!戦隊モノの悪の手下が社畜サラリーマンだったら!?
10月3日からアニメが放送予定の『ガングリオン』。本作の原作は、2009年に刊行された同名漫画です。 この記事では、本作のあらすじをネタバレありで徹底解説!登場人物や魅力も紹介するので、アニメ放送前に最後までチェックしておいてくださいね。 ※この記事は『ガングリオン』のネタバレを含みます。
漫画『ガングリオン』ってどんな話?あらすじを簡単に紹介
あらすじ
2000年代初頭の東京において、世界征服を目論む「株式会社ガングリオン」の世界征服部門ベルベ軍団主任戦闘員として磯辺は働いていました。 彼のメインの職場は戦場。いつも顔まで隠れる黒の全身タイツ一枚で、「東京スギ花粉作戦」や「富士山爆破作戦」といった無茶な作戦に臨むも、いつも悪に立ち向かうヒーロー・ホープマンの正義という名の一撃にあっさり惨敗していました。 中間管理職である彼は上司と部下との間で板挟みになりながらも、なんとか生き抜いていきますが……。
2025年10月からアニメ化が決定!
2007年に発売され、わずか7号で休止となった幻の雑誌『コミックヨシモト』で連載されていた本作ですが、なんと長い時を経て2025年10月よりアニメ化されることが決定しました! すでに声優人や公式PVなども発表されており、どのようなストーリー展開になっていくのかアニメファンたちの間でも注目が集まっています。
漫画『ガングリオン』ネタバレ

悪の組織「株式会社ガングリオン」で戦闘員ベルベを率いる磯辺主任は、中間管理職として理不尽な上司と扱いにくい部下の間で苦労しながら、正義のヒーロー・ホープマンと戦う日々を送ります。 しかし相手に勝てる見込みはなく、作戦は毎回失敗。家の中では肩身が狭く、生命保険にも入れないという過酷な現実がのしかかります。そんな中でも家族を守るため戦場に立ち、愚痴をこぼしながらも職務を全うする姿はサラリーマンの哀愁そのもの。 やがて義理の家族がホープマンとつながっていることまで判明し、戦闘と私生活が交錯していきます。
漫画『ガングリオン』の魅力を紹介!
漫画『ガングリオン』の魅力は、舞台が悪の組織でありながら「会社」としてリアルな日常を描いている点です。戦闘員ベルベは全身タイツ姿でも家庭を持ち、給料を得るサラリーマン。理不尽な命令や派閥争いに振り回され、保険にも入れず、家族に心配をかけながらも任務に挑みます。 また、作戦内容は「東京スギ花粉作戦」などユーモラスで、毎回ヒーローに敗れるものの、彼らの人間らしい葛藤や哀愁がテンポのいいコメディと共感を生み出している点にも注目です!
『ガングリオン』登場人物・キャラクター紹介
磯辺健司 CV:上田燿司

磯辺健司は本作の主人公で、株式会社ガングリオン・世界征服部門におけるベルベ軍団の主任。中間管理職であるが故に、いつも上司と部下の間で板挟みになっています。 そんな磯辺健司の声を担当するのは、アミュレート所属の上田燿司。彼の代表作には、『葬送のフリーレン』のアイゼン役や『王様ランキング』のベビン役などがあります。
シャドー大佐 CV:立木文彦

シャドー大佐は磯辺健司の上司で、現在空席となっている将軍職の座を狙っていつも会長にゴマをすっています。口癖は「ここだけの話だぞ!」で、磯部を振り回すことも多々。 そんなシャドー大佐の声を担当するのは、大沢事務所所属の立木文彦。彼の代表作には、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウ役や「BLEACH」シリーズの更木剣八役などがあります。
ホープマン CV:杉田智和

ホープマンは磯部が所属する悪の組織と対立する、子供に大人気の正義のヒーロー。彼はなんと、磯部の義理の妹であるユミコと同棲しています。 そんなホープマンの声を演じるのは、AGRS所属の杉田智和。彼の代表作には、『銀魂』の坂田銀時役や『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役、『ジョジョの奇妙な冒険』のジョセフ・ジョースター役などがあります。
アニメ化で話題!異色の“お仕事ドラマ”から目が離せない!
この記事では、発表から15年以上の時を経てついにアニメ化された漫画『ガングリオン』について徹底解説しました!原作の空気感が、豪華声優陣によってアニメでどのように表現されるのか今から楽しみですね。