「ヒロアカ」1年A組を一覧解説！ヒーロー名や出席番号・身長は？卒業後はヒーローになれるのか

「ヒロアカ」にて、優秀なヒーローの卵が通う雄英高校ヒーロー科。そんなヒーロー科で、主人公・緑谷出久が通うのが1年A組です。出久の友達でありライバルでもあるA組には、個性豊かで魅力的なキャラクターがたくさん。 そこで本記事では1年A組の生徒たちを、ヒーロー名や出席番号、個性と共に徹底解説していきます！ ※本記事には「ヒロアカ」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

雄英高校1年A組は、緑谷出久が所属するクラスです。個性豊かなメンバーが揃っており、全国屈指のヒーロー科なだけあって正義感の強さが特徴。友達がピンチであれば救おうとするほど仲がよく、爆豪が攫われた際は数人のメンバーが救助に向かい、出久が単独行動をしていた際は全員で迎えに行きました。 また学校っぽい行事には胸を弾ませる子供らしさも魅力です。ヴィラン連合の襲撃など多くのハプニングを経験しているため、戦闘面では臨機応変な対応を得意としています！

青山優雅は、金髪に輝く瞳が特徴の男子生徒です。 気障な言動が目立つナルシストで、ヒーローコスチュームは騎士の鎧をイメージした衣装になっています。彼の発言はクラスメイトからたびたびスルーされるなど、残念な扱いを受けることも多いよう。 基本的には空気が読めないギャグキャラですが、出久の個性が自分と同じように体と合っていないと見抜くなど、観察力が鋭い一面も。出久にシンパシーを感じ、ベランダにチーズでメッセージを書く奇行にでたこともあります。

優雅の個性・ネビルレーザーは、へそから強力なレーザービームを発射する個性。ヒーローコスチュームによってへそのエネルギーを転送し、肘や膝からもレーザーが発射できるように改良されました。 弱点としては、レーザーを一定時間以上射出し続けると原因不明の腹痛に見舞われます。個性自体が体に合っていないため、常に個性を制御するベルトを巻いています。 レーザーでの攻撃はもちろん、明かりで自分の場所を教えたり、噴射で加速したりできる強個性です。

ピンクっぽい肌と触角が特徴の可愛らしい女の子が芦戸三奈です。 快活な性格で表情も豊かな彼女はクラスメイトみんなから愛されています。運動能力は女子生徒の中で一番ですが、一方学力は最下位クラス。 中学時代からコミュニケーション能力が高く、いじめを解決したうえで全員と仲良くなるほど。しかし恋愛的に人を好きになったことがなく、恋に憧れる一面もありました。

芦戸の個性は酸で、全身から酸性の溶解液を出すことができます。溶解液の濃度と粘度を調整することで、溶かす、滑る、張り付けるなど用途によって使い分けられるため、戦闘・隠密・補助など汎用性に優れています。必殺技は強固な壁を作りだす「アシッドベール」。 技を編み出すため奮闘するシーンでは、手のひらを合わせ先から酸を噴射する技を開発していました。気を抜くと自分の服なども溶かしてしまうため、注意が必要です。

蛙吹梅雨は蛙っぽい顔立ちの女の子。女性キャラの中では1、2を争う人気を持ち、蛙っぽさを残しながらも可愛い絶妙なバランスがケロイン(蛙+ヒロイン)として読者に愛されています。 クラスメイトからは梅雨ちゃんの呼び名で親しまれ、言いたいことははっきり言う明け透けな性格に加え、危機的状況でも冷静な判断力と勇敢さでみんなを精神的に支えています。 「課題らしい課題の無い優等生」とリカバリーガールから評されるほど、優秀な生徒。クラスメイトの麗日お茶子と仲がよく、共に行動しているシーンが多いです。

個性の蛙は、蛙っぽいことは大体できるというざっくりした個性。 伸縮自在の舌や蛙の跳躍力を生かした機動力を武器にしており、水の中での戦いも得意です。その他、壁などに張り付く吸着力、毒性の粘液、胃を出し入れするなどの能力も持っています。必殺技訓練では、周りの環境に溶け込む「保護色」の能力も身に着けました。 海や水辺ではクラス屈指の強さを発揮する彼女ですが、蛙らしく寒さが弱点です。寒い場所に行くと、蛙が冬眠するように眠くなり動けなくなってしまいます。

品行方正を地で行く飯田天哉は1-Aの学級委員。 家族代々有名なヒーロー一家のエリートで、七三分けに眼鏡の見た目通り真面目な性格。入学試験で初めて会った際は一見不真面目な出久の振る舞いに鋭い眼光で注意を続け、「恐い人」と誤解されたことも。その後はお互いに誤解がとけ、友達になりました。 兄を引退に追い込んだヒーロー殺し・ステインとの戦い以降、兄のヒーロー名インゲニウムを引き継いでいます。真面目すぎるがゆえに、考え方が固くなってしまうのが時折弱点です。

天哉の個性エンジンは、ふくらはぎの器官を利用して驚異的なスピードで走ることができます。超加速を乗せた蹴り「レシプロバースト」は破壊力抜群。また備わっているギアを変えることで、状況に合わせたスピードに調節可能です。 使いすぎると冷却装置が故障し、エンストを起こしてしまうのが弱点。しかしステインとの戦いでは、轟の冷気で冷却しながら戦うという面白い連携技も披露しました。 ガソリンはオレンジジュースで、炭酸を飲むとエンストを起こしてしまうという難点もあります。

麗日お茶子は本作のメインヒロインです。 茶髪のふわふわなショートボブが目をひく女の子で、天然かつ明るい性格の持ち主。実家が貧しく、両親を楽させるためにヒーローを目指すことを決めました。単行本おまけページでは、ひとり暮らし時代の涙ぐましい努力も描かれています。 青山に出久への好意を指摘されてからは、出久のことを異性として意識している様子。出久とは入学試験で助けられ、自分のポイントを分けられないか直談判してからの仲です。出久もそれを知っており、最初から彼女を意識していました。

お茶子の個性は無重力。手で触れたものを無重力状態にして浮き上がらせることができます。この個性を使用し、テストのボール投げでは記録「無限」を叩きだしました。 極度に重いものや、自分自身を無重力化すると酔ってしまう点が弱点でしたが、訓練によって徐々に限界が底上げされています。個性を伸ばす訓練をした結果、自分自身を無重力にしても短時間であれば嘔吐しなくなるように。 また職場体験ではプロヒーロー・ガンヘッドに師事し、近接格闘術を身に着け、単純な戦闘能力においても成長しました。

尾白猿夫は大きな尻尾が特徴の男子生徒です。 尻尾以外は、見た目・成績ともに平均的で、本人は特徴が薄いことを気にかけています。性格は真面目で、体育祭の騎馬戦では、他クラスの心操人使(しんそうひとし)の個性に洗脳された状態で勝ち抜きましたが、自らの力ではないことを理由に本選出場を辞退しました。 武道の心得があり、ヒーローコスチュームは道着型。屋内対人戦闘訓練でチームになった葉隠に対して心のなかでツッコミを入れる描写が多く、元気な葉隠と冷静な尾白はいいコンビなようです。

尾白の個性である尻尾は、大きな尻尾が生えているというシンプルな個性ですが、攻防どちらにも使える優れもの。第3の腕のように、自由自在に動かせます。 自身が武術を得意とすることもあり、近接戦闘能力はかなり高いです。訓練では単純に尻尾の強度を上げることで、より強さを増していました。 派手さはないですが尾白と相性がよく、オールマイティで便利な個性です。

金髪に雷の模様の黒メッシュが入った髪型の男子生徒が上鳴電気です。 見た目通りノリが軽く、女子生徒も気軽にナンパするチャラい性格。学力テストはクラス最下位で、個性を使いすぎると脳がショートして著しくアホ化してしまいます。アホ状態では主に「ウェーイ」しか言えない残念なことになりますが、ギャグシーンには欠かせない人物です。 男女問わず仲の良いキャラが多く、切島や爆豪と行動を共にすることも。基本的には軽い振る舞いが目立つ人物ですが、友情には熱く、切島と爆豪がバカにされた際は怒りをぶつけていました。

個性の帯電は身体に電気を纏い、放出することができる個性です。電気を生みだすのではなく帯びる個性であるため、使用前には電気のチャージが必要。 もともとは電気を操ることが難しかったですが、新たにヒーローコスチュームを改良してからは、ポインターを撃ち込んだ場所に電気を放出することができるようになりました。無差別で強力大量の電気を放出するなど、個性自体は非常に強力。 上で解説したように、電気を使いすぎるとアホ化してしまうのが弱点です。

切島鋭児郎はトゲトゲの赤髪にギザギザの歯を持つ男子生徒です。 漢気ヒーロー紅頼雄斗(クリムゾンライオット)に憧れるアツい男で、ヒーロー名も当て字でレッドライオットと読みます。社交的で物怖じしない性格。学力テストは平均以下ですが、戦闘訓練や実技訓練では安定して上位に入っています。 友達として爆豪と対等の関係を築いており、救出作戦ではこの友情が鍵に。また中学時代は地味で勇気に欠けた性格であり、同級生だった芦戸に憧れていました。

切島の個性は硬化。身体を硬くすることで攻防どちらにも活用でき、戦闘においては使い勝手がいい個性です。 切島自身は地味な個性だと卑下していましたが、爆豪の個性を褒める一言で思いなおすように。訓練によって最高硬度の「安無嶺過武瑠(アンブレイカブル)」を習得し、その強さは爆豪も認めるほどになりました。 個性の特徴は、とにかく硬くなること。それ以上でもそれ以下でもなく、筋肉のように鍛え続けどれだけ硬くなれるかが重要になっています。機動力や中長距離戦闘には不向きですが、最強の盾にも最強の矛にもなれる個性です。

岩石のような風貌の男子生徒が口田甲司です。親には角があり、成長すると彼にも生えてくるとのこと。 いかつい見た目に反して、引っ込み思案な性格です。恥ずかしがり屋なようで普段は身振りで意思疎通することが多く、常闇にさえ「無口」と言われていました。また、自身を「ふれあいヒーロー」と名付けるほどの心優しい一面も持ち合わせています。 個性を使用し生き物に話しかける際には、饒舌になるのが特徴です。

口田は個性も独特で、声に出して動物に命令することでその動物を自在に操る個性です。無機物でなければ、大きさに関わらず動物の協力を受けることができます。本人が虫が苦手なのが玉に瑕ですが、昆虫も操ることが可能。 またプレゼント・マイクを相手にした試験では、大声の前では個性を発揮できない弱点も露わになりました。

口田と同じく体格がよく、タラコ唇の男子が砂藤力道です。 個性に関係があるのかお菓子作りが得意で、A組女子に振る舞った際には好評を博しました。1-Aの中では体格の良さと意外性のどちらにおいても口田と並んでトップ2でしょう。 基本的には単純元気な性格で、上鳴たちと共にクラスの賑やかし役をしています。賢いタイプではありませんが、雄英ヒーロー科なだけあり戦況をみての判断はたしかなようです。

個性のシュガードープは、糖分10g摂取すると3分間パワーが5倍になる、という若干ややこしい個性。純粋な増強型個性として、出久のワン・フォー・オールと肩を並べるか、あるいは制限が強い分上回る可能性もあります。弱点は非常に燃費が悪いこと。 ヒーローコスチュームのベルトには、個性を使うための砂糖瓶が入っています。また連続で使用すると、少しずつ脳機能が落ち眠くなってしまうようです。

障子目蔵は、口元をマスクで覆い隠し、腕のほかに2対の触手を持つ男子生徒です。 クラスで1番高い身長を含め、ヴィランじみた容姿をしていますが、仲間を守るために体を張ったシーンが描かれるなどヒーローらしい心の持ち主。序盤こそ地味なポジションでしたが、林間学校篇では大いに活躍しました。 出身地では異形に対する偏見が残っていたため、迫害の対象に。辛い過去を気にしながらも強い正義感でヒーローを目指す、人気キャラクターです。

複製腕は、触手の先に体の部位を作り出すことができる個性です。複製した目や耳は本来のものより性能が高く、索敵に使うこともできます。またモモンガのように皮膜を広げることで空中を滑空するシーンもありました。 複製した腕は本来の腕より強く、複製した耳も本来の耳より聴力が高い。そのうえで複数の部位を作りだせる、強個性です。複製した部位であれば、欠損箇所の再生もできます。

ボブカットに三白眼、パンクな服装の女の子が耳郎響香です。 淡白な性格で、気が合うのか上鳴と一緒にいることが多いです。両親の影響もあって筋金入りのロック好き。小柄で貧乳ということで一部に人気のキャラでしたが、作中での出番の増加もあって第2回人気投票では女性キャラの中でトップの7位にランクインしました。 音楽の道に進むかヒーローになるか悩んでいた過去があり、その2つが文化祭で大活躍しました。歌の上手さも一級品です。クラスでは八百万と共にいる姿がよく描かれています。

耳郎の個性イヤホン=ジャックは、耳たぶから延びるプラグを相手に挿し込み爆音で攻撃します。また壁などに挿し小さな音を拾うこともできます。新たなヒーローコスチュームによって爆音が増幅され、地面を衝撃波でひび割れさせる必殺技「ハートビートファズ」を習得しました。 索敵には非常に便利ですが、敵に個性を知られていると対策されやすいのが弱点。索敵中に大音量を聞かせられれば一気にピンチになり、遠距離からの攻撃や音を潜めての待ち伏せにも弱いです。

瀬呂範太は、黒髪の長髪に特徴のない地味な顔立ちの男子生徒です。 社交的な性格で爆豪にも気兼ねなく話しかけるなど怖いもの知らず。瀬呂と切島、上鳴、爆豪の四人組は、二次創作で爆豪派閥と呼ばれ、親しまれている人気の組み合わせです。 体育祭では不機嫌な爆豪に一撃でやられ「どんまいコール」を浴びたり、期末試験ではミッドナイトに眠らされ補習を受けたりと、何かと不運な生徒。しかし実は結構優秀で、本人も「地味に優秀」と自画自賛しています。

瀬呂の個性・テープは、両肘から粘着性の強いセロハンテープのようなものを射出する個性です。その性質上、敵の拘束や罠としてテープを使うなどサポート的な役割を引き受けています。 またテープをつぎつぎと射出してスパイダーマンのように高速移動することも可能のようですが、描かれているシーンは少ないです。 サポート向きであり地味にみえますが、機動力と拘束力はクラスでも随一。特に対象を傷つけず拘束する能力は、非常にヒーロー向きです。活躍できる戦場が限られる点が、弱点でした。

常闇踏陰は、黒い鳥のような風貌をした男子生徒です。 普段から古風なしゃべり口調で、名前・個性・見た目と合わさって中二っぽさを感じさせます。戦闘能力が高く、雄英体育祭のトーナメントでは爆豪、轟に次ぐ3位に入賞。そのほかヴィランとの実戦でもその戦闘能力を如何なく発揮しています。 個性の影響もあり、部屋全体を暗くしているなど怪しい雰囲気を漂わせる生徒。職場体験やインターンでは、飛行能力を持つホークスのもとで修行をしていました。同じくインターンをしていた出久たちとは、普通に会話をする友達です。

個性の黒影は、自身に宿した影のようなモンスターを操るという珍しい個性です。また、モンスターにも人格があり、命令やコミュニケーションが可能。夜の闇では恐るべき力を発揮しますが、黒影の力が強くなりすぎると暴走してしまうのが難点。 しかし修行後は最強の黒影を制御しきっており、「終焉(ラグナロク)」では凄まじい攻撃力を発揮しました。

轟焦凍は爆豪勝己と並んで出久のライバル・仲間として活躍するキャラです。 外見は左右で赤と白に分かれた髪の色が特徴で、目の色も左右で違っています。各クラスに二人しかいない特待生のひとりであり、個性・学業ともに優秀な優等生です。 登場した当初は冷たく尖った印象の生徒でしたが、それは家族間での確執が原因。父であるエンデヴァーの変化もあり、家族仲は少しずつ変わってきています。 クラスに馴染んでからは出久や爆豪を友達と言うようになり、不器用ながらも友情を育みました。

焦凍の個性は両親から受け継いだ半冷半燃。右手で冷気を左手で熱をコントロールできる最強クラスの個性です。一時は父親への恨みから、父の個性である左手の燃焼の力を封印していましたが、「轟焦凍:オリジン」で描かれた出久との戦いで、その力を開放しました。 両手の能力を使うようになってからは、氷と炎を同時に生みだすことも可能に。エンデヴァーのもとでインターンをおこなった際には、超高火力の炎を集中して放つ奥義「赫灼熱拳」も会得しました。

葉隠透は、透明人間ながらクラスで存在感を放つ女の子です。 ノリが良く元気な性格で、クラスでもにぎやかな輪の中にいることが多いです。作中では擬音や身振りだけでその豊かな感情が表現されており、見えないことで逆に可愛さが増しているキャラクター。 お部屋披露大会では最も女子っぽい部屋を披露し、外見がわからないにも関わらずファンからの人気が高いのも特徴。尾白と仲がいいようで、休み時間に談笑する様子も描かれていました。

葉隠の個性は透明で、完全に姿を消すことができます。戦闘には向きませんが、コスチュームを脱ぎ捨てると誰にも視認できません。まったく気づかれずその場に存在できるため、偵察には非常に便利な個性です。今のところ、個性が消せない異形型なのか、解除可能な変化型なのかは明かされていません。 修行によって光の屈折を変えられるようになり、仮免試験では目眩しの技「集光屈折ハイチーズ」を使用していました。

爆豪勝己は出久の幼馴染であり、ライバルでもある男の子です。 爆豪はプライドが高く、1番になることに誰よりもこだわりを見せています。戦闘に関するセンスはクラスでも随一で、意外にも学力においても八百万、轟に次ぐ秀才。言動は不良そのものですが、内心を気にするなどみみっちい一面も。なんでもセンスでこなす、本物の天才です。 出久とは幼い頃からの仲で、個性でも他の能力でも圧倒的に優れていると下にみていました。しかし出久の正義感とヒーローとしての気質をどこかで恐れ、いじめていた過去があります。

爆豪の個性は爆破で、掌から分泌されるニトロのような性質を持つ汗に着火して爆発を起こします。持ち前のセンスで爆破の個性にアレンジを加え、高速移動に利用する「爆速ターボ」や相手の目をくらます「閃光弾」としても活用していました。 発汗量と威力が直結するため、冬は威力が落ちます。また許容を超えた威力の爆発を起こすと、自身もダメージを負う難点も。しかし「徹甲弾(A・P・ショット)」など数々の技も存在し、爆豪の攻撃的な性格と相まって非常に強力な個性です。

緑谷出久は本作の主人公です。 元々はヒーローの才能がない「無個性」の少年でしたが、出久の心の強さを見抜いたオールマイトに見いだされ、個性を引き継ぐことで雄英高校に無事合格。オールマイトに強く憧れており、強い正義感と自己犠牲の精神を持っています。 入学試験で出会った麗日や飯田と仲がよく、行動を共にしていることが多いです。インターンでは、轟と爆豪と一緒にエンデヴァーの事務所で修行をしました。

デクの個性は憧れのヒーロー・オールマイトから受け継いだワン・フォー・オール。ものすごいパワーを発揮するシンプルな個性で、その破壊力や機動力は作中トップレベルです。 全力を開放すると身体が耐えられないことが弱点ですが、全身にその力を纏わせる「フルカウル」や、足技を主体とする「シュートスタイル」など改良を重ね、怪我も少なくなってきています。 また受け継がれる個性であるワン・フォー・オールには、過去の継承者の個性も伝わっているのが大きな特徴。そのため出久は超パワー以外にも、合計6つの個性を使用できるのです。

ぶどうのような髪型と小柄な体が特徴の男子生徒が峰田実です。 クラスのスケベ&ギャグ担当で、率先してエロに走っては痛い目に合っています。一方で、頭が切れる一面もあり、いざというときには底力を見せることも。 基本的には限度を軽々と超えるエロい発言をして、相澤先生にマジギレされる印象の峰田。しかしモテたいが動機でヒーローを目指したとはいえ、正義感やヒーローへの尊敬の念は本物です。出久の活躍を見て、ヒーローのかっこよさを再認識した過去があります。

峰田の個性もぎもぎは、頭から粘着性のボールを作り出すというもの。クラスの中でも飛び切りよくわからない個性ですが、ボールを使って相手に取りついたり、無傷で無力化したりするのに適しています。 攻撃力はないものの、その本人でも剥がせない強い粘着力は汎用性が高いです。小柄な体格とも相性がよく、トランポリンのように跳ね回って移動した際は、ホークスさえも翻弄するスピードを披露していました。

八百万百は、黒髪のポニーテールでナイスバディな女の子。美人でありながら身体能力にも優れ、学力テストでも1位をとるなどまさに才色兼備です。クラスの副委員長も務めています。 体育祭以降は思い通りの結果を残せなかったため弱気になっていましたが、期末テストでは轟とペアを組んで担任の相澤に立ち向かい、自信を取り戻しました。以降轟とは互いに信頼関係で結ばれているようです。 相当裕福な家で生まれたお嬢様なようで、喋り方も上品です。また寮に引っ越した際は、自宅から持ってきたベッドで部屋を埋めていました。耳郎と仲がよく、共に行動している描写が多いです。

八百万の個性・創造は、生物以外であればあらゆるものを創り出すことができます。彼女自身が知識を持っているものに限られますが、万能で最強クラスの個性です。あまり使っている場面は見受けられませんが、コスチュームには辞書が備え付けられており、あらゆる状況で即座に創造できるようです。 造りだすには構造を分子レベルまで知る必要があるので、創造の個性が強力なのは彼女が博識だからこそ。創造物の量はカロリーに比例するため、多くの物を創造するためには多く食事をしなければならず、使いすぎると動けなくなってしまいます。

1年A組には、いくつかのカップリングが存在します。やはり今後が1番気になるのは、すでに気持ちを自覚している出久と麗日です。 2人はすでに恋愛面で意識しているので、ラストまでに関係が進展する可能性大だと思います。どちらも断る姿が想像できないので、夫婦になった2人の姿が作中で見られるかもしれませんね。 また上鳴と耳郎の関係にも注目です。今は友達である2人ですが、正直出久と麗日以上にお似合いだと思います。A組では結婚してほしいカップル、No.1です！ それに比べて切島と芦戸には、ずっと良き友達であってほしい気が……。

卒業後はそれぞれにプロヒーローとして、活躍してほしいですよね。やはり雄英を卒業したA組の生徒は、事務所を立ち上げ多くのサイドキックを従えることになると思います。麗日や轟などは師匠のように人を導く器のように感じますし、出久にはオールマイトのように少数精鋭で活動してほしい気も。 またA組同士のチームアップも、ファンからしたら熱い展開ですよね。近距離戦闘が得意な切島と遠距離からも攻撃できる爆豪の、大人姿での協力も見てみたいです！

主人公である緑谷出久と共にメインで描かれ、個性を使って活躍してきた1年A組の生徒たち。それぞれに物語があり、なかには出久以上に応援しているキャラがいるファンも多いでしょう。 卒業後の活躍にも期待したい、魅力溢れる1年A組に注目です！