【ネタバレ】映画「クロガラス」シリーズの見る順番は?ラストまでのあらすじ解説!裏社会の闇をダークヒーローが一掃

2.5次元俳優・崎山つばさの映画初主演作にして人気シリーズとなった「クロガラス」。新宿歌舞伎町の裏社会を舞台にしたダークヒーローの活躍を描く作品です。 この記事では「クロガラス」シリーズ4作について、見る順番やネタバレあらすじを紹介します。
映画『クロガラス』の見る順番は?作品概要をおさらい
1 | 『クロガラス』(2019年) |
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2 | 『クロガラス2』(2019年) |
3 | 『クロガラス3』(2021年) |
4 | 『クロガラス0』(2021年) |
神崎黒斗役:崎山つばさ | 解決屋「クロガラス」のリーダー |
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真郷悠哉役:植田圭輔 | 解決屋「クロガラス」のメンバー。あらゆる「道具」を駆使して任務を遂行する実務担当 |
日菜役:最上もが | 解決屋「クロガラス」のメンバー。凄腕のハッカー |
加奈井役:菅田俊 | 歌舞伎町を取り仕切る加奈井組の組長 |
「クロガラス」シリーズを初めて観る人には、公開順に見ていくのがおすすめです。4作目『クロガラス0』は前3作の前日譚となっていますが、4作目を最後に観たほうが「黒斗は何者なのか?」という点について、ミステリー的に謎が解けていく展開が爽快。 シリーズの時系列は「0」→「3」→「1」→「2」。黒斗の正体や日菜との出会いがわかったうえで、その後の彼らの行く末を観ることができるので、公開順に観るのとは違った楽しみ方をできるでしょう。特に「0」を観てから「3」を観ると、黒斗の無表情を意味を理解でき、彼の感情を読み解けるのではないでしょうか。
【ネタバレなし】映画『クロガラス』シリーズの基本あらすじを解説
眠らない街、新宿歌舞伎町。本シリーズは、カネさえ払えばどんなトラブルも解決する解決屋「クロガラス」の活躍を描きます。 「クロガラス」を率いるのは、どんなトラブルでも冷静沈着に向き合い感情を露わにすることがない黒斗(崎山つばさ)。合理主義で目的のためなら手段を選ばない非情な性格です。実務担当の悠哉(植田圭輔)、ハッカーの日菜(最上もが)とともに、日々難題を解決していきます。 1作目では借金を背負ったホスト、2作目では援交グループを仕切る女子高生からの依頼を解決し、3作目では別の解決屋と生き残りをかけた戦いを展開。4作目で前日譚である『クロガラス0』では、黒斗の過去が明かされます。
【ネタバレ】『クロガラス1』あらすじ解説
ホストクラブ「EDEL」の新人ホスト・和輝は、常連客の舞衣が600万円のツケを残したまま行方をくらませてしまい、途方に暮れていました。崖っぷちの和輝がたどり着いたのは、カネさえ払えばどんなトラブルも解決するという解決屋「クロガラス」。和輝は成功報酬300万を条件に、舞衣を探してもらうことにします。 「クロガラス」のリーダーである黒斗は、店の代表である翔たちは客を睡眠薬で眠らせて落とすという汚い手口を使っていたことを突き止めます。翔たちはヤクザの加奈井組から薬物を捌くように命令され、女性客を犯して薬漬けにし、薬を売りさばいていいたのです。舞衣もそんな女性たちの1人でした。 真実を知った和輝は翔たちに復讐することを決意し、黒斗も彼に協力。女性たちも解放されました。
【ネタバレ】『クロガラス2』あらすじ解説
ある日「クロガラス」のもとに、女子高生の千鶴が訪ねてきます。援交グループを仕切っている彼女は、街のチンピラからみかじめ料を要求され、脅されているとのこと。黒斗が依頼料として250万円を要求すると、千鶴は1000万円以上が入った鞄から依頼料を払って即決で契約。 黒斗たちはチンピラたちの問題をあっという間に解決しますが、千鶴の個人情報がネットに晒されてしまい、彼女を追う“ゲーム”が始まってしまいます。そんななか、客の1人だった小林に千鶴の仲間・美音がさらわれてしまいました。 しかしすべての黒幕は美音で、千鶴にいじめられて自殺した姉の復讐でした。黒斗たちは美音から金を受け取り千鶴を引き渡しますが、千鶴は援交の顧客リストと引き換えに命を救ってくれるよう依頼します。 契約通り千鶴を救い、黒斗たちの任務は完了しました。
【ネタバレ】『クロガラス3』あらすじ解説
「クロガラス」の前に、ある日かつて歌舞伎町の四天王の一角と呼ばれた男・真柴理玖が姿を現します。暗い過去を背負った彼は、新たに「ホワイトナイト」という新たな解決屋を立ち上げ、再びのし上がろうとしていました。そんななか、政治家の愛人である沙織が行方不明になり、クロガラスとホワイトナイト双方に捜索依頼が入ります。 実はこれは「街に2つも解決屋はいらない」と考えた加奈井組の組長が、彼らを争わせようと仕組んだことでした。 理玖は悠哉を人質に取り、黒斗が探し出した沙織を横取りすることにします。しかし沙織はただの愛人ではなく、政治家の専属ハッカーでした。黒斗は彼女がハッキングしたデータと引き換えに、「影武者屋」を雇って沙織の死を偽装します。 沙織は顔を変え、名前を“日菜”に変え、解決屋で働くことになります。
【ネタバレ】『クロガラス0』あらすじ解説
新人警察官としてある街に配属された黒斗。そこでは警察は買収され、腐った組織と化していました。職務をまっとうしようと奮闘する彼は、組織での立場を悪くしてしまいます。そんな黒斗に手を差し伸べたのは、刑事課の兵頭でした。 黒斗は兵頭とともに、ヤクザの事務所で起こった強盗殺人を捜査することに。次々と起こる犯罪組織を狙った強盗殺人。聞き込みをすると、強盗犯は奪った金品を街の貧しい人たちに分け与えているようでした。 黒斗たちは街に噂を流し、犯人をある場所におびき寄せます。そこへ現れたのは、彼らの行きつけのラーメン屋の店主でした。しかしそこへ兵頭が乱入し、店主を撃ちます。兵頭はヤクザの幹部になるべく、強盗殺人をくり返していたのです。 反撃し逃げ出した黒斗は、ラーメン屋の店主が生き別れた兄であることを知ります。しかし彼はそのまま息を引き取るのでした。一方、計画が失敗した兵頭は加奈井組によって殺されてしまいました。 こうして黒斗は、警察組織にもヤクザにも属さず、街のトラブルを解決する「解決屋」になったのです。
映画「クロガラス」シリーズはダークヒーローが活躍!
金さえ払えばどんなトラブルも100%解決する「解決屋」の活躍を描く「クロガラス」シリーズ。自身を「正義の味方ではない」と言い切る黒斗ですが、彼の行動はある種の救いにはなっているのかもしれません。 どんでん返しの展開やアクションシーンも見どころの「クロガラス」シリーズを、ぜひ楽しんでください。