2025年10月4日更新

映画『架空の犬と嘘をつく猫』のネタバレあらすじを解説!映画化のキャストや公開日の情報も

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架空の犬と嘘をつく猫

寺地はるなによる小説『架空の犬と嘘をつく猫』が実写映画化されます。作者の出身地・佐賀県を舞台に、ある風変わりな家族の本当の姿が見えてくるまでの30年を描く本作。 この記事では、映画『架空の犬と嘘をつく猫』について紹介します。

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映画『架空の犬と嘘をつく猫』あらすじ【ネタバレなし】

タイトル 『架空の犬と嘘をつく猫』
公開日 2026年1月9日
監督 森ガキ侑大
脚本 菅野友恵
キャスト 高杉真宙 , 伊藤万理華 , 安藤裕子 , 安田顕 , 余貴美子 , 柄本明

3人目の子どもを亡くしたことを受け入れられず空想の世界に生きる母、愛人のもとにすぐ逃げる父、それの全てに反発する姉、そして思いつきで動く適当な祖父と、比較的まともな祖母。 そんな滅茶苦茶な家の長男として生まれた山吹は、幼いころからみんなが唱える「嘘」に合わせて成長してきました。 しかし大人になり、彼らの「嘘」がほどかれたとき、本当の家族の姿が見えてきて……。

【考察】『架空の犬と嘘をつく猫』のタイトルの意味とは

主人公の山吹には、「つらい時は“架空の犬”を撫でる」という習慣があります。これは、彼が現実に立ち向かうために必要な休息の時間だと言えるでしょう。 また、彼は弟が亡くなったことを受け入れられない母のために、弟のフリをして手紙を書いたりと、現実から目を背け、「嘘」をつきつづける家族に合わせて、彼自身も嘘をついていきます。「嘘をつく猫」とは山吹のことなのです。 山吹を支える「架空の犬」と、家族を支える山吹=「嘘をつく猫」というのがタイトルになっているのではないでしょうか。

映画『架空の犬と嘘をつく猫』キャスト一覧!主演は?

羽猫山吹 高杉真宙
羽猫淳吾 安田顕
羽猫雪乃 安藤裕子
羽猫紅 向里祐香
祖母 余貴美子
祖父 柄本明
佐藤頼 伊藤万理華
遠山かな子 深川麻衣

映画『架空の犬と嘘をつく猫』主演は高杉真宙

高杉真宙

映画『架空の犬と嘘をつく猫』の主演を務めるのは、『仮面ライダー鎧武/ガイム』(2014年)や映画『PとJK』(2017年)、「ナニワ金融道」シリーズ、「東京リベンジャーズ」シリーズなどへの出演で知られる高杉真宙です。 彼は本作について「家族のカタチは、それぞれの家庭にあり、他人には見えないだけで、順風満帆なだけのカタチはないと知らないだけで、そこにはそこの苦労があるんだと」とコメント「それでも家族だから、カタチを維持するために、山吹含め、それぞれが嘘を抱えた家族の物語となっています。嘘と愛の物語です」と語っています。

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映画『架空の犬と嘘をつく猫』は2026年1月9日公開

架空の犬と嘘をつく猫

それぞれが嘘を抱え、なんとか家族のカタチを維持しようとする羽猫家。優しい山吹をはじめ、それぞれが現実に向き合ったとき、本当の家族の姿が見えてきます。 映画『架空の犬と嘘をつく猫』は、2026年1月9日公開です。