『時をかける少女』功介(こうすけ)は真琴が好きだった?死亡した理由や声優についても解説
 
細田守監督の映画『時をかける少女』でメインキャラクターの1人である攻介。主人公・真琴の親友であり、タイムリープに大きく関わる高校生です。 この記事では、攻介のプロフィールや声優といった基本情報から、作中での活躍、そして多くのファンが考察する「真琴への想いは友情だったのか、恋愛だったのか」という点まで、深く掘り下げて解説します! ※この記事は『時をかける少女』(2006)のネタバレを含みます。
『時をかける少女』津田功介(こうすけ)のプロフィール

| 名前 | 津田功介 | 
|---|---|
| 年齢(学年) | 高校2年生 | 
| 声優 | 板倉光隆 | 
津田功介(つだこうすけ)は、主人公・紺野真琴のクラスメイトで、転校生の間宮千昭と共に放課後のキャッチボールなどを楽しむ親友の1人です。真琴とは中学時代からの付き合いでした。 家が病院で自身も医学部を目指す秀才、ボランティア部に所属する真面目で誠実な性格です。ストーリー序盤では、後輩の果穂から告白されますが、ある理由から断ってしまいます。功介を巡る恋愛模様が、真琴がタイムリープを使うきっかけの1つとなりました。
功介はなぜ死亡した?事故の経緯を解説

真琴はタイムリープを使用して、さまざまな現実改変を行っていきます。その1つとして、功介と後輩の果穂が付き合うように、過去を改変しました。 しかし、それら運命の改変が思わぬ悲劇を招きます。本来真琴が乗るはずだったブレーキの壊れた自転車に、功介と果穂が2人乗りしてしまい、そのまま踏切に突入し、命を落としてしまうのです。 タイムリープの残回数を使い果たし絶望する真琴。しかし、すべてを見ていた未来人の千昭が、帰るために温存していた最後のタイムリープを使用します。そして、千昭は時間を事故前に戻し、2人を救出しました。
功介は真琴が好きだったのか考察
キャッチボール中のセリフ

「俺が彼女作ったら、真琴が一人になっちゃうじゃん」これは、真琴から「攻介は彼女つくらないの?」と聞かれた際に功介が言ったセリフです。 千昭に彼女ができたために、攻介にも彼女に関する質問をした真琴。しかし、予想していなかった攻介の回答に、真琴はドキッとした表情を見せます。 このセリフは、功介の「親友としての優しさ」とも、「真琴への特別な好意」とも取れる表現です。場面が変わった直後に、魔女おばさんが真琴との会話で「攻介と付き合っちゃえば」と言っていることから、真琴たちは好意として捉えたのではないでしょうか。
後輩・果穂の告白を断った理由

後輩の果穂に初めて告白された際、功介は断っています。 理由は「普段バカだと思っていた真琴が小テストで満点を取った。自分もうかうかしてられない」という、一見すると「勉学に集中したい」という真面目なものでした。 しかし、その後も真琴とのキャッチボールを続けており「勉強に集中する」という言葉と矛盾しているように感じられます。 注目すべきは、口実に「真琴」が登場する点です。もし嘘ならばいくらでも理由は考えられるのに、あえて存在をほのめかすのは、真琴に特別な意識があったからかもしれません。
功介と真琴はただの友達?それとも……?

作中、功介が真琴に抱いているのは、明確な恋愛感情というよりも「かけがえのない親友」として、彼女を深く大切に思う気持ちです。 作中では、千昭が去った後の2人を具体的には描いていません。しかし、日常に戻った真琴のそばには、これまで通り功介がいるはず。 魔女おばさんが「困った時、いつも助けてくれるのは攻介くん」と言う表現は、恋愛にありがちな「本当に大切な人は一番近くにいた」というフラグを感じさせます。攻介と真琴が、未来で恋愛へと発展していく可能性は十分に考えられます。
功介(こうすけ)の声優は板倉光隆!

津田功介の声を担当したのは、板倉光隆(いたくらみつたか)です。声優やナレーター業にとどまらず、音響監督や演劇プロデューサーとしても活動するなど、多彩な経歴の持ち主。 細田守監督作品では、本作のほか『サマーウォーズ』(2009)にも出演しました。同作では、陣内家の三男・レスキュー隊員の陣内克彦役を演じています。
『時をかける少女』功介は友達思いでかっこいい青年!

細田守作品『時をかける少女』(2006)に登場する攻介のプロフィールや声優情報、さらに「真琴」への想いを解説・考察していきました! 攻介の想いが分かるはっきりとした表現はなく、真意は不明のままです。しかし、その言動や言動の端々には、真琴を想う優しさや、単なる友情以上の特別な感情が垣間見えます。 ぜひ攻介と真琴の関係性にも注目して『時をかける少女』(2006)を視聴してみてください。
![ciatr[シアター]](https://ciatr.jp/images/header_logo.png) 
         
        


 
 
 
 
 
         
 
 
 
 
 
 
