『果てしなきスカーレット』主人公スカーレットの悲惨な過去や目的を解説!父の復讐に燃える王女に迫る

2025年11月21日公開、細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』の主人公・スカーレット。王女である彼女には悲惨な過去があり、復讐心から「死者の国」へとやってきました。 この記事では、映画『果てしなきスカーレット』の主人公・スカーレットの基本情報から子供時代、復讐の意味まで、詳しく解説します。
『果てしなきスカーレット』主人公スカーレットとは
スカーレットは、細田守監督オリジナルの最新作『果てしなきスカーレット』の主人公です。とある国の王女であり、過去の復讐を果たすため「死者の国」へと向かいます。 ボロボロのマントに戦闘向きの装備を装着しており、さらに顔は泥だらけで見た目は完全に戦士。しかし特徴的な美しいピンク髪や端正な顔立ちから、王女の気品も感じられます。 復讐心に取り憑かれ、戦いが人生だと語るスカーレット。しかし、死者の国で出会う看護師・聖の「スカーレット、生きろ」という言葉に心を動かされた彼女は涙を流しておりーー。
『果てしなきスカーレット』スカーレットの悲惨な過去を解説
予告編にはスカーレットの幼少期が登場しました。 海沿いで、父・国王のアムレットに絵を見せている少女時代のスカーレットは、花冠に可愛らしいドレスを着て、笑顔を見せています。その姿からは「死者の国」で剣を持ち、戦闘に繰り出すスカーレットは想像できません。 しかしある日、父親が「国の裏切り者」として捕らえられます。そして、泣き叫ぶ幼いスカーレットの眼の前で、父は斬首されてしまうのです。
『果てしなきスカーレット』スカーレットの目的は父の復讐?
「絶対に、絶対に探し出してかたきを討つ」。この台詞こそ、スカーレットが「死者の国」で戦う理由でした。 父・アムレットが、弟・クローディアスにハメられて処刑されたことを知り、スカーレットは「父の復讐」を誓ったのです。とある理由からクローディアスは死者の国におち、スカーレットも彼を追いかけてやってきました。 『果てしなきスカーレット』は、古典『ハムレット』のオマージュと噂されています。『ハムレット』では、主人公・ハムレットが父の復讐を果たすも最後は命を落としていますが、スカーレットの運命やいかにーー。
『果てしなきスカーレット』スカーレットの声優は芦田愛菜が担当
スカーレットの声を担当したのは、国民的女優へと成長した芦田愛菜です。本作への出演について「復讐とはどのような気持ちなのか、きっと大きな声を出さないと立ち向かっていけないだろうと想像しながら演じました」とコメントしています。 これまで『海獣の子供』(2019)や『映画 えんとつ町のプペル』(2020)などで声優を務めてきました。演技力抜群の"まなちゃん"が、戦いでは気高く、そして奥底には深い悲しみを抱えたスカーレットをどのように演じるのか期待大です。
細田守監督の新作『果てしなきスカーレット』 2025年11月21日公開!

細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』は2025年11月21日公開です! 細田作品といえば、毎回魅力あふれる主人公が登場しますが、本作のスカーレットはどのようなキャラクターに仕上がっているのでしょうか。ともに旅をすることとなる聖との恋の行方にも注目です。