細田守の最新作『果てしなきスカーレット』に原作はある?脚本・原作を一人で担当する最新作のあらすじやの見どころを解説
『時をかける少女』(2006年)や『サマーウォーズ』(2009年)などで知られる細田守監督の新作『果てしなきスカーレット』が、2025年に公開されます。 前作『竜とそばかすの姫』(2021年)以来4年ぶりとなる本作。ティーザービジュアルも公開され、期待が高まる『果てしなきスカーレット』は、どんな作品なのでしょうか。あらすじ・見どころを紹介します。
映画『果てしなきスカーレット』の作品概要
タイトル | 『果てしなきスカーレット』 |
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公開日 | 2025年 |
上映時間 | ー |
監督 | 細田守 |
キャスト | ー |
細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』は、2025年に公開されます。 詳しいあらすじやキャストはまだ発表されていませんが、冒険、アクション、ロマンスなど多くの要素があるエンタメ作品になるとのこと。 2024年12月23日に行われた「全世界配給&製作発表会見」では、細田監督は壮大なストーリーと新たなビジュアルへの挑戦が詰まった作品として、「生きづらい世の中、先行きの見えない世界で、それでも見る人に前を向いてほしいと思って、作っている」と話しました。
映画『果てしなきスカーレット』のあらすじは?
『果てしなきスカーレット』のあらすじはまだ明かされていません。 細田監督によると「いままでつくった作品の中で、一番大きな、生と死に踏み込んだようなテーマを扱っている」とのこと。主人公であるスカーレットはとある国の王女であり、彼女と対象的なもう1人の人物が登場するロードムービー的な作品になると明かしています。 彼はスカーレットについて、「いままでつくった作品でも、もっとも困難でハードな環境にいる主人公なので、これくらいキリッとした表情をしていないと」と説明しました。
映画『果てしなきスカーレット』の元ネタはとある有名な古典?
『果てしなきスカーレット』は、細田監督によれば「誰もが知っている、世界的なとある古典をモチーフにしている」そうです。 元ネタとなっている作品が何かは明かされていませんが、「とある国の王女」であるスカーレットが、彼女とは対象的なもう1人の登場人物とともに冒険を繰り広げるストーリーになる様子。また、「生と死にも踏み込んでいくような、大きなテーマになる。あらゆる人に共通する普遍的な、誰しもが持っている気持ちを映画のなかで表現したい」と語りました。 『竜とそばかすの姫』も『美女と野獣』をモチーフにしていたので、『果てしなきスカーレット』の元ネタもそのレベルで有名な作品なのではないでしょうか。
映画『果てしなきスカーレット』の見どころを考察!
『果てしなきスカーレット』の大きな見どころの1つは、そのビジュアルになりそうです。 記者会見で細田守監督は、スカーレットの姿が描かれたティーザービジュアルを発表した際、「一見、ストーリーボードやコンセプトアートに見えるかもしれませんが、この絵がそのまま動く前提でがんばっている」と語っています。 前作『竜とそばかすの姫』ではCGと手書きアニメーションの融合に挑戦し、圧倒的なビジュアルを実現しました。今回は、それとはまた違った映像表現になるとのことで、大きな期待がかかります。 一方で同作は一部でストーリーが不評だっただけに不安の声もありますが、「世界的な古典をモチーフにした」とのことで、新作の物語がどうなるのか気になるところです。
映画『果てしなきスカーレット』の監督・脚本は細田守が担当
細田守はこれまで、『バケモノの子』(2015年)、『未来のミライ』(2018年)、『竜とそばかすの姫』などで、監督だけでなく脚本も担当してきました。 これらの作品は、脚本の面では賛否両論ある作品が多い印象ですが、繊細な描写や映像の美しさには揺るがない評価がされてます。 『果てしなきスカーレット』は新たなルックを追求しているとのことで、映像面で大きな期待が寄せられています。脚本についても細田監督のこだわりが見られることを期待したいですね。
細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』の公開は2025年!
細田守が脚本・監督を手掛ける最新作『果てしなきスカーレット』。新たなルックに挑戦しているという本作は、映像面だけでなく、ストーリーにも期待がかかります。 『果てしなきスカーレット』は2025年公開予定です。