『炎炎ノ消防隊』アーサーは死亡して生き返る？両親や裏切りの秘密・結婚について徹底解説

アーサー・ボイルは青い炎をともしたエクスカリバーを振るう『炎炎ノ消防隊』の自称・騎士王。主人公の良きライバルであるアーサーについて、本記事では死亡説や両親との関係などを解説していきます。 ※この記事は『炎炎ノ消防隊』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

金髪碧眼が目を引くアーサー・ボイルは主人公の森羅日下部(シンラクサカベ)と訓練校の同期でライバル。騎士を自称しておりモテますが、頭脳労働は苦手ないわゆるおバカキャラ。 常識のない言動をして周りに呆れられることもあれば、野生の勘のようなもので物事の核心をつくことも。イメージで強さが変わる作中屈指の感覚派です。 アニメでは『Dr.STONE』の石神千空役や「リゼロ」のスバル役で知られる小林裕介が担当しています。

終盤、アーサーは宿敵である屠り人のドラゴンと3度に渡って対戦します。3度目の正直でアーサーはドラゴンを一刀両断しますが、その際使った捨て身の技の影響で、ドラゴンのブレスをもろに受けてしまい左腕と下半身を消失。 アーサーは「あとは任せたヒーロー」とあとをシンラに託し、太陽へと落下。多くの読者がアーサーの死を覚悟しました。

アーサーは宇宙空間を漂いながらも、持ち前の妄想力をいかして生存していました。彼の能力は、妄想の中で騎士らしいイメージを膨らませるほどに、彼自身の能力も増すというもの。このトリッキーな能力で、アーサーは生き延びていたのです。 さらにシンラが怒りで暴走しそうなところに、宇宙から「馬鹿野郎！」と駆けつけ完全復活を遂げました。

アーサーの能力は、剣の柄の部分からプラズマ状の炎の刃を顕現させる「エクスカリバー(炎の剣)」です。大抵のものは一刀両断してしまうほど威力は絶大。 またプラズマ状のこの能力は、伝導者一派のハウメアの能力に対して優位に立つ力。そのため、アーサーは他者の思考を読むという厄介な力を持つ彼女にとっての天敵となります。

アーサーの両親は莫大な借金を抱えており、アーサーを置いてネザーへと夜逃げしています。ただアーサー自身は捨てられたとは認識していません。 どうやらアーサーのたくましい妄想力は父親譲りのよう。父親の妄想の影響で、幼いアーサーは貧しい生活を豪華な生活に感じていました。また父親が残した「今日からお前が王だ」という手紙が、アーサーを騎士王へと駆り立てます。 ちなみにネザーで再会した父親は預言者を自称していました。

真意がつかみにくいおバカキャラ＝実は裏の顔があるのでは？という推測から、一時期はアーサーに裏切り者説が浮上していました。ライバルが敵となって戦うというのも王道といえば王道。疑惑が出てくるのも仕方ないかもしれません。 実際にはアーサーは最後までシンラの味方でした。終盤ではシンラの守リ人であることも判明しています。

アーサーが誰かと結婚したという明確な描写がありませんでした。ただ、最終回ではシンラとアーサー、それぞれの子供らしきキャラが登場します。そのうちの1人は髪型がアーサーにそっくり、かつマントにアイリスの家紋が入っていました。 序盤でアーサーといい感じだったタマキはジャガーノートといい雰囲気であることが示唆されています。

騎士王の名に恥じぬ活躍を最後まで見せてくれたアーサーについて紹介しました。2026年1月スタートのアニメ3期2クール目でのアーサーの活躍にも期待しましょう！