2026年1月8日更新

映画『ハムネット』あらすじ・キャスト解説!クロエ・ジャオが新作で描くのはシェイクスピア一家の愛と喪失の物語

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映画『ハムネット』
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『ノマドランド』で第93回アカデミー賞®作品賞・監督賞を受賞したクロエ・ジャオ監督の最新作『ハムネット』が、2026年4月10日(金)に日本公開されます。本作は、第50回トロント国際映画祭で観客賞(最高賞)を受賞し、さらに第83回ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)をはじめ6部門にノミネートされた話題作です。 16世紀イギリスを舞台に、シェイクスピア一家に訪れた深い喪失と再生を描く、静かで力強いヒューマンドラマとなっています。 この記事では映画『ハムネット』のあらすじやキャストを一挙紹介していきます。

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映画『ハムネット』作品概要・あらすじ

『ハムネット』は、マギー・オファーレルが2020年に発表し、英女性小説賞や全米批評家協会賞を受賞した同名小説を原作とした実写映画です。監督・脚本を手がけるのはクロエ・ジャオ。『ノマドランド』に続き、人間と自然、そして生の営みを見つめる視点が、本作でも深く息づいています。 製作にはスティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが名を連ね、音楽はマックス・リヒターが担当しています。第50回トロント国際映画祭観客賞受賞に加え、2026年ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演女優賞など6部門ノミネートという高い評価を受けています。

映画『ハムネット』あらすじ

16世紀イギリスの小さな村で暮らす、アグネス・シェイクスピアと夫ウィリアム、そして3人の子どもたち。森を愛し、薬草の知識に長け、不思議な力を宿すアグネスは、劇作家としてロンドンで活動する夫を尊重しながら、父親不在の家庭をひとりで支えています。 しかしある日、一家に取り返しのつかない不幸が訪れます。愛するものを失った悲しみの中で、アグネスは自然と向き合いながら、残された家族を守ろうとします。

映画『ハムネット』キャスト解説

アグネス・シェイクスピア役:ジェシー・バックリー

『ウーマン・トーキング 私たちの選択』で高く評価されたジェシー・バックリーが、物語の中心人物であるアグネスを演じています。強さと脆さ、母としての愛と一人の女性としての孤独を、繊細かつ力強く表現しています。本作でゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされました。

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ウィリアム・シェイクスピア役:ポール・メスカル

『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』で注目を集めるポール・メスカルが、若き日のウィリアム・シェイクスピアを演じています。家庭と創作の狭間で揺れる姿を静かな存在感で体現し、助演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされています。 そのほか、エミリー・ワトソンやジョー・アルウィンといった実力派俳優たちが脇を固め、物語に厚みを与えています。

監督は『ノマドランド』のクロエ・ジャオ

『ノマドランド』
(C) 2021 20th Century Studios. All rights reserved.

クロエ・ジャオは、『ノマドランド』で第93回アカデミー賞®作品賞・監督賞を受賞し、世界的評価を確立した映画監督です。自然光を生かした映像と、登場人物の内面に静かに寄り添う演出を得意としています。 『ハムネット』では、歴史上の偉人として語られがちなシェイクスピアを、ひとりの夫であり父である人間として描きながら、物語の視点を妻アグネスに置くことで、これまで語られてこなかった感情の奥行きを映し出しています。原作者マギー・オファーレルとともに脚本も手がけ、深い喪失と癒やしを丁寧に描き上げました。

映画『ハムネット』は2026年4月10日公開

映画『ハムネット』は、シェイクスピアという偉大な名前の影に隠れてきた家族の物語を、クロエ・ジャオ監督ならではの視点で描いた作品です。深い悲しみの中から生まれる創作と再生を描く本作は、静かでありながら強い余韻を残します。 映画賞レースを賑わせる理由が随所に感じられる、珠玉の一本として、ぜひ劇場で味わってほしい作品です。