2026年1月21日更新

アニメ映画『花緑青が明ける日に』あらすじ・キャスト解説!萩原利久×古川琴音が声優初挑戦

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アニメ映画】『花緑青が明ける日に』
©2025 A NEW DAWN Film Partners

「運命を変える花火を上げたい」――その願いが、ふたりの未来を照らします。日本画家・四宮義俊がオリジナル脚本で挑む長編アニメーション監督デビュー作『花緑青が明ける日に』は、幻の花火が導く“忘れられないラスト10分”を軸に描かれる新世代の青春アニメーション映画です。 声の出演は萩原利久×古川琴音がW主演で、ともにアニメ声優初挑戦。さらに入野自由、岡部たかしが脇を固めます。 この記事では2026年3月6日公開のアニメ映画『花緑青が明ける日に』のあらすじや声優キャストを解説していきます。

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アニメ映画『花緑青が明ける日に』作品概要・あらすじ

アニメ映画『花緑青が明ける日に』あらすじ

老舗の花火工場・帯刀煙火店は、町の再開発により立ち退きを迫られています。そこで育った帯刀敬太郎(萩原利久)は、蒸発した父に代わり、幻の花火<シュハリ>を完成させようと独りで奮闘していました。 夏の終わり、東京で暮らす幼馴染の式森カオル(古川琴音)が地元へ戻ってきます。敬太郎の兄で市役所勤めの帯刀千太郎(入野自由)から、立ち退き期限が“明日”だと告げられ、4年ぶりに再会する3人。 ぶつかり合いながらも失われた時間と絆を取り戻すように、花火の完成と打ち上げを巡る“驚きの計画”を立てていきます。 幻の花火に託された希望と、その鍵を握る「花緑青」。火の粉が夜を照らし、新しい朝を迎えるとき、敬太郎たちが掴むそれぞれの未来とは――。

アニメ映画『花緑青が明ける日に』声優キャスト解説

アニメ映画『花緑青が明ける日に』萩原利久、古川琴音
©2025 A NEW DAWN Film Partners

帯刀敬太郎役/萩原利久

萩原利久
Ⓒ寺中一桂

帯刀煙火店の次男。父の不在を抱えながら、幻の花火<シュハリ>の完成に取り憑かれるように突き進む青年です。自分の夢に正直である一方、負の感情が周囲を動かしてしまう危うさも併せ持ち、物語の推進力そのものとして描かれます。

式森カオル役/古川琴音

古川琴音

地元を離れ、東京で暮らす幼馴染。再会をきっかけに、止まっていた時間をもう一度動かしていく存在です。軽やかに見えながらも、相手を思いやる気遣いと一本気の強さを秘め、敬太郎と千太郎の間に生まれる緊張を、別の角度から照らしていきます。

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帯刀千太郎(チッチ)役/入野自由

入野自由

敬太郎の兄で市役所職員。立ち退きという現実を前に、家と仕事と家族の間で揺れる“現実側”の人物です。3人の再会が美談だけでは終わらない理由を、具体的な制度と期限として突きつけ、物語を引き締めます。

帯刀榮太郎役/岡部たかし

帯刀家を支える重要人物として物語に厚みを加えます。生活の手触り、家族の温度、継承される仕事の重さを、声の存在感で立ち上げ、青春の物語を“家の物語”へと広げていきます。

監督は新海誠や片渕須直監督作に参加経験のある気鋭の日本画家・四宮義俊

アニメ映画『花緑青が明ける日に』四宮義俊監督
撮影 清水洋史

監督・脚本を務める四宮義俊は、日本画家として絵画を軸に立体・映像などジャンルを横断して活動してきた作家です。 アニメーション映画の美術・特殊シーン演出として『君の名は。』(回想シーン)や『この世界の片隅に』(水彩画)に参加し、CMやミュージックビデオでも独自の映像表現を積み重ねてきました。 本作は、構想から8年をかけて育まれたオリジナル脚本による長編アニメーション初監督作です。制作体制も従来の分業システムに単純に乗せるのではなく、四宮の表現を最大出力するための専用ライン“四宮シフト”を構築。 デジタルを基盤にしつつ、マルチプレーン・カメラやクレイアニメーションなどの手法も交え、人が線を描く“エラー”さえ魅力として活かす思想が、作品の根に息づいています。

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『花緑青が明ける日に』見どころ解説

アニメ映画『花緑青が明ける日に』
©2025 A NEW DAWN Film Partners

本作の見どころは、花火を「イベント」ではなく「運命を変える装置」として描く大胆さにあります。再開発による立ち退きという現実の締切が、青春の迷いや後悔に具体的な圧力を与え、感情の爆発が“打ち上げ”へと直結していきます。 さらに、「花緑青」というモチーフが象徴的です。燃やすと青くなる緑の顔料でありながら、毒性ゆえに現在ではほとんど使われない――その美しさと危うさの同居が、物語のテーマ(希望と代償、継承と断絶)を鮮やかに映し出します。 そしてタイトルが示す通り、夜が明ける瞬間に訪れる“ラスト10分”は、観る者の記憶に深く刻まれる最大のクライマックスとなります。

アニメ映画『花緑青が明ける日に』は2026年3月6日公開

『花緑青が明ける日に』は、花火と再会を軸にしながら、再開発、家業、家族、そして若者の焦燥を繊細かつダイナミックに描く新世代の青春アニメーション映画です。 日本画家として培った色彩感覚と、アニメーション表現の実験性、そして萩原利久×古川琴音の初声優とは思えない“等身大の息づかい”が交差し、唯一無二の世界を立ち上げます。 幻の花火が照らすのは過去ではなく、ふたりの未来です。その結末を、ぜひ劇場のスクリーンで見届けてください。