2026年2月3日更新

映画『君は映画』あらすじ・キャスト解説!上田誠初の長編監督作は“映画が映画を映す”前代未聞の構造?

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映画『君は映画』ポスター
(C)ヨーロッパ企画/トリウッド 2026

映画『君は映画』は、人気劇団・ヨーロッパ企画と下北沢の映画館・トリウッドがタッグを組んだ『ドロステのはてで僕ら』(2020)、『リバー、流れないでよ』(2023)に続く、完全オリジナル長編映画です。 公開日は2026年6月19日(金)に決定しました。脚本家として『サマータイムマシン・ブルース』『夜は短し歩けよ乙女』『リライト』など数々の話題作を生み出してきた上田誠が、本作で満を持しての長編映画監督デビューを果たします。 実在の場所・下北沢を舞台に、“映画が映画を映す”という前代未聞の構造を描く、上田誠ならではの構造系エンターテインメントです。 この記事では映画『君は映画』のあらすじやキャストを紹介していきます。

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映画『君は映画』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

本作は、上田誠が“一角コメディ”と名付けた新たな映画表現に挑戦した意欲作。舞台は下北沢に実在するビル「シェルボ下北沢」と、その2階にある映画館・トリウッド。映画館という場所そのものを物語装置に変えた、唯一無二の構造映画が誕生しました。

『君は映画』あらすじ

下北沢で劇作家として活動するマドカは、いつものように映画を観にトリウッドを訪れます。一方、三軒茶屋でバンド活動をしているカズマも、同じく映画館へ足を運びます。 すると不思議なことに、マドカが体験した出来事がスクリーンに映し出され、同時にカズマの人生もまた映画として上映されるという、ありえない“構造”が生まれてしまいます。 さらに、映画館の両隣にあるライブハウス「グッドヘブンズ」と「三日月ロック」では、のっぴきならない問題が同時多発。マドカとカズマは、この奇妙な構造を利用しながら奔走しますが、互いの映画は次第に影響し合い、物語は斜め上の展開へと突き進んでいきます。

映画『君は映画』キャスト解説

映画『君は映画』
(C)ヨーロッパ企画/トリウッド 2026

マドカ役/伊藤万理華

下北沢で活動する劇作家・マドカを演じます。ドラマ「時をかけるな、恋人たち」、舞台「リプリー、あいにくの宇宙ね」に続き、上田誠とは3度目のタッグ。監督の分身とも言えるキャラクターを、軽やかさと知性を併せ持って演じています。

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カズマ役/井之脇海

三軒茶屋でバンド活動をしている青年・カズマを演じます。理屈では割り切れない感情に振り回されながらも、構造の渦中に巻き込まれていく姿を等身大で表現しています。

カンバヤシ役/前田旺志郎

マドカが主宰する劇団の劇団員。繊細さと現実感を持ち合わせた存在として、物語のバランスを支えます。

ユウナ役/菊池日菜子

同じく劇団員のひとり。若さと芯の強さを感じさせる演技で、物語に瑞々しさを加えています。

タマル役/金子鈴幸

カズマのバンドメンバー。劇団「コンプソンズ」主宰としての経験を活かし、独特の存在感を放っています。

セノオ役/三河悠冴

カズマのバンド仲間。コメディからシリアスまで自在に演じ分ける個性派として、物語を彩ります。

その他キャスト

そのほか、石田剛太、金丸慎太郎、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、永野宗典、藤谷理子らヨーロッパ企画メンバーが集結。さらに今井隆文、ザ・ギース(尾関高文・高佐一慈)らも出演し、下北沢らしい多彩な人物像が描かれます。

監督はヨーロッパ企画代表の上田誠

上田誠は、ヨーロッパ企画代表として、舞台・映画・ドラマ・アニメなどジャンルを横断しながら、独創的な構造で物語を描いてきたクリエイターです。 『ドロステのはてで僕ら』では“時間差構造”、『リバー、流れないでよ』では“無限ループ”を用い、場所にあて書きする作劇で高い評価を受けてきました。本作『君は映画』は、上田誠にとって初の長編監督作であり、下北沢という街そのものにあて書きされた新たな構造映画です。 映画館という空間を、現実と虚構が交錯する装置として再発明しています。

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映画『君は映画』見どころ解説

最大の見どころは、「映画を観ている人物の人生が、そのまま映画になる」という前代未聞の構造です。物語が進むにつれ、登場人物たちの選択がスクリーン上の出来事に影響し、観客自身もまた“構造の一部”に取り込まれていく感覚を味わうことになります。 また、下北沢という街の雑多さ、多様な文化、人間関係が物語と密接に結びつき、映画と現実の境界が曖昧になっていく点も大きな魅力です。上田誠作品らしいユーモアと知的興奮に満ちた一本となっています。

映画『君は映画』は2026年6月19日公開

『君は映画』は、映画を観るという行為そのものを問い直し、物語と現実の関係を軽やかに、しかし大胆に描いた構造コメディです。上田誠の監督デビュー作にして、新たな構造映画の到達点とも言える意欲作となっています。 映画館で映画を観るという体験が、物語へと変わる瞬間。2026年6月19日(金)、下北沢発の“映画的事件”を、ぜひ劇場で体感してください。