2026年2月16日更新

映画『ヴィットリア 抱きしめて』あらすじ・キャスト解説!実話を本人が演じる衝撃の家族ドラマ【ヴェネチア映画祭受賞作】

このページにはプロモーションが含まれています
映画『ヴィットリア 抱きしめて』
©2024 Zoe Films, Sacher Film, Scarabeo Entertainment, Ladoc

第81回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀イタリア映画賞(アルカ・シネマ・ジョヴァーニ部門)およびFEDICアワード最優秀作品賞をダブル受賞した話題作「VITTORIA」が、邦題『ヴィットリア 抱きしめて』として2026年4月10日に公開されます。 イタリアの巨匠ナンニ・モレッティがプロデューサーを務め、ナポリの一家による国際養子縁組の実話をもとに制作。本作最大の特徴は、物語の当事者たちが自らを演じている点にあります。ドキュメンタリーとフィクションが交錯する独自のアプローチが、世界の映画祭で高く評価されました。 家族とは何か、血のつながりとは何か――静かながら深い余韻を残すヒューマンドラマです。 この記事では映画『ヴィットリア 抱きしめて』のあらすじや見どころを解説していきます。

AD

映画『ヴィットリア 抱きしめて』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

原題は「VITTORIA」。第81回ヴェネツィア国際映画祭で2冠を達成し、各国映画祭でも作品賞や脚本賞を受賞した注目作です。 ナポリに暮らす一家が国際養子縁組を通して新たな家族を迎え入れるまでの過程を描きます。主人公ジャスミンや夫リーノをはじめ、主要人物は実在の家族本人が演じており、虚構と現実が溶け合う独特の構造が生まれています。

『ヴィットリア 抱きしめて』あらすじ

映画『ヴィットリア 抱きしめて』
©2024 Zoe Films, Sacher Film, Scarabeo Entertainment, Ladoc

イタリア・ナポリ南部でヘアサロンを営むジャスミンは、夫と3人の息子に囲まれ穏やかな日々を送っていました。 しかし40歳を迎えた頃、亡き父が金髪の少女を託す夢を繰り返し見るようになります。その夢はやがて「自分には娘が必要だ」という強い確信へと変わっていきます。 娘を迎えるため国際養子縁組を決意しますが、イタリアでは手続きが厳しく、性別を選ぶこともできません。さらに夫や息子の反発により、家族の間に緊張が走ります。 家族の絆が揺らぐ中、一家は大きな決断を迫られることになります。

『ヴィットリア 抱きしめて』キャスト解説!実在家族が本人役で挑むリアルな演技

映画『ヴィットリア 抱きしめて』
©2024 Zoe Films, Sacher Film, Scarabeo Entertainment, Ladoc

本作の大きな特徴は、主人公ジャスミンや夫リーノをはじめとする主要キャラクターを、実在の当事者が自ら演じていることです。 演技経験のない彼らがカメラの前に立つことで、ドキュメンタリーのような生々しさと、ドラマとしての構築性が同時に成立しています。自らの体験を再演することで、家族の葛藤や迷いがより深く観客に伝わる仕上がりとなっています。

AD

監督はドキュメンタリーで知られるアレッサンドロ・カッシゴリ&ケイシー・カウフマン

映画『ヴィットリア 抱きしめて』
©2024 Zoe Films, Sacher Film, Scarabeo Entertainment, Ladoc

監督はドキュメンタリー作家アレッサンドロ・カッシゴリと、ジャーナリスト出身のケイシー・カウフマン。 少人数クルーによる機動力のある撮影スタイルで、ナポリの日常風景を丹念に切り取りながら、養子縁組という繊細なテーマに真正面から向き合っています。 プロデューサーを務めたナンニ・モレッティは、本作について「美しく、明快で、感動的な作品」と語っています。

『ヴィットリア 抱きしめて』見どころ解説

映画『ヴィットリア 抱きしめて』
©2024 Zoe Films, Sacher Film, Scarabeo Entertainment, Ladoc

実話×再演という二重構造

実在の家族が自分自身を演じるという構造により、現実とフィクションが交差します。演じる行為そのものが、家族の過去と向き合うプロセスとして機能している点が印象的です。

養子縁組をめぐる葛藤のリアリティ

養子縁組は理想だけでは進みません。制度的な壁、家族間の意見の対立、不安と期待が交錯します。その一つひとつが丁寧に描かれ、観客に問いを投げかけます。

『ヴィットリア 抱きしめて』は2026年4月10日公開!血のつながりを超えた家族の物語

映画『ヴィットリア 抱きしめて』
©2024 Zoe Films, Sacher Film, Scarabeo Entertainment, Ladoc

第81回ヴェネツィア国際映画祭2冠を達成した『ヴィットリア 抱きしめて』は2026年4月10日公開予定です。 血のつながりだけが家族ではない――その問いに真正面から向き合う本作。静かに、しかし確かに心を揺さぶるヒューマンドラマを、ぜひ劇場で体感してください。