2026年6月30日更新

ドラマ『クロエマ』最終回までネタバレ解説!原作漫画との違いや見どころも紹介

このページにはプロモーションが含まれています

AD

『クロエマ』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

配信日 2026年6月12日(金)
配信サイト Amazon Prime
キャスト 杉咲花 , 多部未華子
監督 今泉力哉
脚本家 今泉かおり , 今泉力哉
話数 全5話
原作 海野つなみ『クロエマ』

『クロエマ』は、講談社「Kiss」にて連載中の海野つなみの最新作を実写ドラマ化した作品です。「占いに答えは無い。あるのはきっかけだけ」という深みのあるテーマを軸に、対照的なふたりの女性が占いを通じてさまざまな人の悩みと謎に迫っていく、甘くてちょっとダークな新感覚の占いミステリーです。

『クロエマ』あらすじ

ドラマ 「クロエマ」
©海野つなみ/講談社 C2026 WOWOW

恋も仕事も家も一度に失った30歳の女性・エマ(杉咲花)は、ある夜、謎めいた資産家の女性・クロエ(多部未華子)の屋敷に辿り着きます。ひょんなことから同居生活を始めたふたりは、クロエの趣味である"クロニクルカード占い"のお店を開くことに。 店を訪れるのは、さまざまな悩みを抱えた人々。しかし語られる相談の裏には、別の事情や本当の問題が隠れているようで——。エマとクロエは占いを手がかりに、相談者たちの言葉の奥に潜む謎へと迫っていきます。 すべてが明快に解決するわけではない中で、対照的なふたりの関係もまた少しずつかたちを変えていきます。家族でもない、友達でもない。それでも一緒にいてなぜだか心地がいい——ちょっぴり変なふたりがたどり着く物語の結末とは。

ドラマ『クロエマ』全話ネタバレ解説

ドラマ クロエマ、杉咲花、多部未華子
Ⓒ海野つなみ/講談社

【1話ネタバレ】クロエとエマの奇妙な出会い

27歳の時に母と死に別れ、その後仕事も家も恋人も同時に失った30歳のエマ。行き場をなくし、偶然たどり着いた豪邸の前で夜を明かそうとします。そこに住むのは、占いを趣味にする謎めいた女性・クロエでした。さらに、クロエの家に夜パフェを届けに来ていた青年シモンも加わり、奇妙な出会いが生まれます。 エマは生活保護の申請すら知らないほど追い詰められていました。母の死、同棲相手の裏切り、会社の倒産と不運が重なっていたのです。そんなエマに、クロエは淡々と必要な制度や対処法を教え、最低限の助け舟を出します。 その夜、離れに泊めてもらうことになったエマ。クロエがエマを泊める理由の1つは、奥多摩で女性が殺される物騒な事件が起きていたからでした。 そんな中、クロエの母屋でボヤ騒ぎが発生します。エマがいち早く気づいて消火に協力したことによって、エマとクロエの距離は一気に縮まりました。そして母屋の修繕が終わるまで、エマは離れに住むことを許されることに……。 エマはクロエの暮らしぶりから「余裕のある人間の価値観」を知り、逆にクロエはエマの節約術や生活の知恵に触れ、互いの違いを受け入れていきます。 そしてクロエはエマの勧めで、日曜日だけの占いのお店を開くことになりました。最初のお客は、ハローワークで出会った。占いに訪れた彼女の抱える家庭の問題や孤独が明らかになります。 占いを通じて由希子の心を軽くしたクロエ。一方エマは“未来は行動で変わる”というクロエの言葉を胸に、新しい生活へ踏み出す決意を固めます。こうして、2人の共同生活と「日曜だけの占い屋」が始まっていくのでした。

AD

【2話ネタバレ】律子と美作、反田の関係が泥沼に?

第2話は、前話で触れられた「奥多摩女性連れ去り事件」のニュースから始まります。有名占い師の寧山新月は犯人像を、「30代後半で見た目は好青年」と予言し……。 そんな中、クロエの家に建築士の大庵と営業の真秀が訪れます。彼らとの会話から、エマが抱える「持たざる者」としての生きづらさが浮き彫りになりました。 その後、エマはバイト先の純喫茶パリで、シモンが見た目の良さゆえにトラブルに巻き込まれてきた過去を知ります。クロエはシモンを雇うことで守り、彼が安心して働ける場所を作っていたことも明かされるのでした。 一方クロエの占い屋では、彼氏・九十九との関係に悩む律子と、九十九の元カノ・美作、そして美作にアタックしているモデル・反田の四角関係による修羅場が勃発します。 クロエは持ち前の調査力で全員を純喫茶パリに集め、関係を整理しようと試みました。しかし事態は泥沼化。とくに律子は本当に九十九が好きというよりも、「彼を好きだった自分を否定したくない!」と感情を爆発させます。 最終的に誰もスッキリとはならず、「他人を変えようとするのは傲慢だった」と反省するクロエ。しかしシモンの作ったパフェを囲む中で、エマとクロエは“幸せは他人に与えてもらうものではなく、自分で見つけるもの”という答えにたどり着きます。 エマは目の前にある小さな幸せを噛みしめ、クロエは彼女の「未来へ向かう力」をそっと後押しするのでした。

AD

【3話ネタバレ】素直になるのが恥ずかしい病

エマはクロエと大庵、真秀にエマの「我が家の味」であるオムハムエッグを振る舞います。するとクロエは家政婦か母の料理サロンの味しか知らず、「我が家の味がない」ことをこぼしました。 そんな中、イッチーチャンネルの市川という配信者がクロエの家で配信を始めます。警察に通報した後、エマとクロエはモーリーという人物がクロエの家を「トンチキ占い」と地図サイトに書き込んでいることが判明。削除依頼ができず、クロエは嫌味を交えた返信を書き込みました。 クロエの返信を見たモーリーが、翌日占いにやってきます。モーリーは口コミを書いていないと言い張るものの、占いを経て自然と自分が書き込んだと認め始めました。占いを終え、クロエはモーリーを「素直になるのが恥ずかしい病」と推測。エマは、クロエにもそんな一面があると考えていて……。 自分が人との間に距離を作って生きていることを自覚したクロエ。2週間後、モーリーはエマにもらった生産終了していたショボアメの投稿がバズるも、悪質なクソリプが多数ついたことでアカウントを消してしまいます。 クロエはモーリーの個人ブログを特定し、なぜアカ消しをしたのかを確認。モーリーはクソリプを見て「こいつら、俺そっくり」ということに気づき、公園で子供たちと遊ぶ中で「幸せはショボいもので良い」ということを痛感していたのでした。 翌朝、クロエはエマのオムハムエッグにマヨネーズを加え、エマ家の味に近いオムハムエッグを完成させます。その頃寧山も、オムハムエッグを頬張っていて……。

AD

【4話ネタバレ】田中との出会い

喫茶パリでエマがクロエの愚痴をシモンにこぼしている時、クロエがエマの洗濯の仕方を注意してきます。常連の長さんと半田も喧嘩中で、そこに真秀がやってきました。真秀によると、大庵は車に連れ込まれてどこかに行ってしまったそう。大庵を乗せた車が向かったのは奥多摩方面で、そこは女性連れ去り連続殺人の現場が近いことに全員が焦りを感じます。 クロエの連絡に、「大丈夫です」と連絡を返した大庵。最悪の状況も考えてクロエは占いを行い、大庵はよくない状況に反省中のようで、クロエは警察に行こうと決意します。 警察に向かう途中、エマは電気屋に寄りたいと言い出します。大庵をよく知らない自分はここにいても意味がないというエマに、真秀は同情を感じていました。するとエマは電気屋のテレビの大相撲の生中継に、大庵が映っているのを発見。大庵の無事が確認されたのでした。 買い物の帰りだったクロエは、乗っていた電車が止まり隣に座っていた田中という男と出会います。痴漢が逃げて線路に立ち入ったようで、クロエと田中は「誰にとって正しいか」という議論を重ねました。 田中は、占いは言葉によって縛られる呪いのようなものだと言い、「言葉って魔法みたい」と語る田中にクロエは何だか惹かれている様子。その後大庵は国技館やきとりを手に、クロエの家に謝罪にやってきました。 その頃寧山は「無理をさせすぎたな、暁(きょう)」と語り、「宵(しょう)を探せ」と部下に命令していて……。

AD

【最終回/5話ネタバレ】

クロエの占い屋に現れたのは、先日電車の中で出会った田中でした。エマは彼の名前が回文であることに危険を察知します。しかし彼のSNSに暗号を見つけたクロエは、巧妙な誘いに乗り、会いに行ってしまうのです。 「好きになってもらった後、どこに向かっているのかわからない」と空虚な本音をこぼす田中に、クロエは自分の過去を語りました。距離が急速に縮まっていく2人……。 ところがクロエのもとに“エマが倒れた”という連絡が入ります。クロエは名前も告げぬまま去り、そんな彼女の後ろ姿を見て田中は「残念」とつぶやくのでした。 クロエが帰宅すると、エマは元気そうです。逆に、クロエが田中と会っていたのではないかと心配するエマ。 そして翌日、奥多摩女性連続殺人事件の犯人が逮捕されたことがニュースで報じられます。犯人は2人で、そのうちの1人がなんと田中だったのです。やはり田中奏大は偽名であり、本名は神尾仁人。逮捕のきっかけは、以前電車で居合わせた女子大生の通報でした。 クロエは相手を支配し、囚われさせる「魔力」の恐ろしさに戦慄しながらも、犯人像を的中させた寧山新月に感心します。さらにエマの体調不良に救われたことを実感し、「役に立たなくても、いてくれるだけでいい」と告げました。クロエとエマは奇妙な利害関係で結ばれながらも、事件を経て絆が深まっている様子です。 2人は穏やかな笑顔を交わし、マスター特製パフェをほおばるのでした。

AD

ドラマ最終回の結末はどうなる?

ドラマ『クロエマ』は、原作漫画の第2巻のラストまでが描かれました。原作は2026年6月25日に最終話が掲載され、全5巻の刊行が予定されています。ドラマは原作全体の半分程度の内容で終了した、ということです。 エマの能力や、寧山新月との関係など、まだ複数の謎が明らかになっていません。そのためドラマのシーズン2が制作される可能性は非常に高いでしょう。漫画の世界観がドラマでも忠実に再現されているため、まだまだ続きが見たいと思わせる作品となっています!

原作漫画『クロエマ』最新刊までネタバレ解説!「逃げ恥」作者の最新作

第1巻ネタバレあらすじ

同棲中の彼氏の浮気が原因で家を追い出され、職も失い無職住所不定の江間宵(えましょう)。豪邸に1人で住む黒江神名(くろえかな)の庭先で野宿をしようとしたことが縁で、2人は一時的に同居することに。 クロエは暇つぶしをかねて占いのお店を開業。エマはクロエのはからいで純喫茶パリでスタッフをすることになります。雇われ店長のシモンくんもかつてクロエに助けてもらっており、クロエのお人好しな一面が見えました。

第2巻ネタバレあらすじ

お店に占いにきた人を通じて様々な生き方に触れていくエマ。ときには恋愛絡みの修羅場の当事者を全員集めて騒動を解決したり、口コミ炎上を仕掛けてきた動画配信者モーリーに突撃されたり。 2巻では怪しいミステリアスな男が登場。あとから彼は殺人犯だったと判明しました。また1巻冒頭でクロエの家が火事になる予知夢をみていたエマが再度その力で行方不明者の場所を言い当てました。そんなエマの力を、有名占い師・寧山新月が狙っているようで……。

AD

第3巻ネタバレあらすじ

リフォーム問題で揉めている女性、実家の事業が立ち行かなくなった男性などが来店。一見すると被害者に見えた人が、過去に加害者だったことが見え隠れするなど、相変わらず人生のように割り切れないエピソードが続きます。 エマはクロエの代理で結婚式に参列しますが、その式自体は中止に。当のエマは間違って違う式に参列していました。しかしそこで無意識に能力を使って人探しをしたため、彼女を探す寧山に居場所が割れてしまったようで……。

第4巻ネタバレあらすじ

第 4巻で描かれるのは、エマの思わぬ過去です。エマが実は双子だったこと、そしてその双子の弟は亡くなっていることが明かされます。さらにエマの父親は有名占い師の寧山新月だったのです。 エマが不思議な力を持っていたことなど、ずっと謎となっていた部分が一気に動きを見せ、穏やかに続くと思われた日常が一変します。そしてラストでは、エマが父親のもとへ向かう展開に……。 そんなエマに、「エマがいなくても喫茶店パリは成り立つから」と言ってしまったクロエ。本音とは思えない言葉をさらっと言ってしまうクロエが切なく、これから2人の関係がどうなってしまうのかという緊張感で幕を閉じます。 果たしてエマとクロエは本当に離れ離れになってしまうのでしょうか……。

AD

原作漫画とドラマの違いは?

基本的に、原作漫画とドラマ『クロエマ』自体は、ほぼ忠実に原作漫画のストーリーを再現した内容になっています。しかし第1話では、少し時系列に工夫が見られました。 漫画では、大庵と真秀は序盤から登場していましたが、ドラマでは登場を後回しにすることで第1話の登場人物を増やしすぎないという工夫がありました。また奥多摩で女性が殺されたという物騒な事件は原作にはなく、ドラマ版で追加されています。 それだけでなく、漫画でエマが占い屋の受付だと美作遥に普通にバレる展開は、ドラマ第2話ではカットされています。ところどころ違いはあるものの、大まかなストーリーや世界観は忠実に再現されています。

ドラマ『クロエマ』見どころを紹介

甘くてダークな世界観

ドラマ「クロエマ」
©海野つなみ/講談社 ©2026 WOWOW

様々なエピソードが占いを通してつながっていたりつながっていなかったり。根底に不穏な雰囲気があり、巻をまたいで意外な伏線が回収されることも。最後はシモンのパフェでお口直しして、甘い読後感を得られる不思議な感覚の作品です。

「逃げ恥」海野つなみが描く人間関係

ドラマ「クロエマ」
©海野つなみ/講談社 ©2026 WOWOW

エマとクロエは熱い友情を育むということなく、お互いの違いを目の当たりにして、そこに折り合いをつけながら同居していきます。その関係性や距離感は海野作品ならでは。 ほかの登場人物が抱える人間関係の悩みも現実的な描写が多く、身の回りの社会問題や現代における生き方について考えさせられます。

AD

再現度高いキャスト

ドラマ「クロエマ」
©海野つなみ/講談社 ©2026 WOWOW

大人びていて達観しているミステリアスな黒髪美女・クロエを演じる多部未華子、明るく物怖じしないエマ・杉咲花のキャスティングも見事。ビジュアルの再現度が高く、配信前から高い期待が寄せられていました。 実際配信が始まってからも、杉咲演じるエマ、多部が演じるクロエのイメージがぴったりだと高い評価が集まっています。惹きつけられるキャラクターの魅力やセリフの掛け合い、多部の凛とした佇まいも好評で、原作を読んでから視聴すると本当に再現度が高いなと驚きます。

リアルで役立つ知識がたくさん

エマとクロエが直面する出来事には、リアルで役立つ知識も盛り込まれています。例えば第1話で、クロエはエマに生活保護を申請するよう促しました。 「住所不定でも申請することができ、健康で働けたとしても生活に困窮していれば、生活を立て直すために保護を受けることができる」という生活保護の基本知識など、役立つ知識が盛り込まれています。 日常に近い描写が多いため、生活に活かせる知識やシーンを探しながら視聴できるのも見どころの1つです。

『クロエマ』登場人物・キャスト解説!杉咲花×多部未華子が初共演W主演

エマ役/杉咲花

杉咲花

恋も仕事も家も一度に失った人生崖っぷちの30歳・エマを演じるのは杉咲花。2016年公開の『湯を沸かすほどの熱い愛』で多数の新人賞を受賞し、2023年公開の主演映画『市子』では第47回日本アカデミー賞優秀主演女優賞と第78回毎日映画コンクール女優主演賞を受賞。 NHK連続テレビ小説『おちょやん』やドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』など話題作への出演が続く実力派です。今泉力哉監督とは2025年冬ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』でも主演を務めており、今泉組との相性の良さも注目ポイントです。

AD

クロエ役/多部未華子

多部未華子

謎めいた資産家の女性・クロエを演じるのは多部未華子。2016年公開の映画『ピース オブ ケイク』で第25回日本映画批評家大賞主演女優賞を受賞し、NHK連続テレビ小説『つばさ』のヒロインや『私の家政夫ナギサさん』など映画・ドラマ・舞台・CMと多方面で活躍しています。 今泉力哉監督作品への参加は2019年の『アイネクライネナハトムジーク』以来となります。掴みどころのないクロエという役柄を「演じながら少しずつ輪郭を見つけていく感覚」で体現しており、余白を大切にした演技に注目です。

『1122 いいふうふ』の今泉力哉・今泉かおり夫妻が再タッグ

本作のメガホンを取るのは今泉力哉。『愛がなんだ』『街の上で』『セフレと恋人の境界線』など、リアルな愛の世界を描き出す作品で高い評価を受けてきた監督です。Prime Originalドラマ『1122 いいふうふ』で組んだ妻・今泉かおりと再びタッグを組み、本作の脚本を共同で手がけています。 「大きな出来事が起きるというよりは、人間の営みにおけるさまざまな悩みについてのお話でありながら、ちょっとなんとも言えない不穏な空気がずっとベースに流れている」と語る今泉監督の繊細な演出が、原作の世界観をどう映像化するかに注目が集まります。

ドラマ『クロエマ』ネタバレや原作との違いを解説

『クロエマ』は2026年6月12日(金)よりPrime Videoにて世界独占配信がスタートしました。次回が最終回の予定です。 『逃げ恥』の海野つなみ原作、今泉力哉監督×今泉かおり脚本、そして杉咲花×多部未華子という豪華な布陣が生み出す新感覚の占いミステリーを、ぜひPrime Videoでお楽しみください。