2026年6月5日更新

映画『男ともだち』あらすじ・キャスト解説!松岡茉優×成田凌が7年ぶり共演で描く"名前のない関係"

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直木賞作家・千早茜のロングセラー小説「男ともだち」(文春文庫)が、ついに映画化されます。主演を務めるのは松岡茉優、共演には成田凌を迎え、メガホンをとるのは『幼な子われらに生まれ』などで国内外から高い評価を集める三島有紀子監督。 恋人でも友情でもない、名前のつかない男女の関係を、京都・福井・広島の美しい風景とともにすくい取った最新作です。2026年11月6日(金)より全国ロードショーを迎えます。 この記事では、『男ともだち』のあらすじ・キャスト・見どころを解説していきます。

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映画『男ともだち』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

タイトル男ともだち
公開日2026年11月6日(金)新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
原作千早茜『男ともだち』(文春文庫)
監督三島有紀子
脚本澤井香織
音楽安川午朗
出演神名 役/松岡茉優 , ハセオ 役/成田凌
制作プロダクションカズモ
配給ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト公式サイトはこちら

京都に暮らす29歳のイラストレーター・神名(かんな)を主人公に据えた物語です。原作は、『しろがねの葉』で第168回直木賞に輝いた千早茜が2014年に発表した同名小説で、刊行から10年以上を経てなお根強く支持されています。 著者の作品が映像化されるのは、今回が初めて。仕事もプライベートも順調に見える神名が、大学時代の先輩・ハセオと7年ぶりに再会したことで、止まっていた時間が静かに動き出していくのでした。撮影は2026年2月、京都・福井・広島で敢行されました。三島有紀子監督が、登場人物の心の奥にある揺らぎや体温をロングテイクで見つめ続け、ふたりだけに流れる時間をスクリーンへと刻み込んでいます。

映画『男ともだち』あらすじ

映画『男ともだち』 三島有紀子監督作
©2026『男ともだち』製作委員会

京都でイラストレーターとして暮らす神名は、30歳を目前にして、人生に静かな行き詰まりを感じていました。絵本で賞を獲り脚光を浴びたのは、もう何年も前のこと。近頃は無茶なクライアントワークに神経をすり減らし、惰性と不毛な恋愛に逃げ込む日々を送っています。 自分勝手で人づきあいが不器用なことは、本人もよく分かっているのでした。 そんなある日、出会った頃からなぜか自分を深く理解してくれる"男ともだち"・ハセオから、思いがけない電話がかかってきます。7年ぶりの再会をきっかけに、甘く、苦く、ひりひりとしたふたりの時間が動き出していきました。 愛していないはず、だけど失いたくない——この感情の正体は、いったい何なのか。あの頃と変わらない温度で寄り添うハセオと過ごす"3つの夜"が、神名の人生を大きく変えていきます。

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映画『男ともだち』キャスト解説!松岡茉優×成田凌が7年ぶり共演で魅せる

映画『男ともだち』 三島有紀子監督作
©2026『男ともだち』製作委員会

神名 役/松岡茉優

松岡茉優

主人公の神名を演じるのは、松岡茉優です。神名は京都で暮らす29歳のイラストレーターで、仕事も恋愛も順調に見えながら、本当は描きたいものを見失い、惰性に身を委ねているキャラクター。 松岡は、才能を抱えながらも身勝手で人づきあいが不器用なクリエイターの孤独と不安定さを、繊細に体現していきます。 『勝手にふるえてろ』や『万引き家族』で日本アカデミー賞に輝いた確かな演技力が、神名という難役に深い説得力を与えています。

ハセオ 役/成田凌

成田凌

神名の前に7年ぶりに現れる"男ともだち"・ハセオを演じるのは、成田凌です。 富山でMRとして働くハセオは、恋愛において来るもの拒まず去る者追わずという、飄々とした人物。ぶっきらぼうに見えながら、出会った頃から神名を誰よりも理解し、独特の距離感で寄り添っていきます。エセ関西弁を操る映画好きという掴みどころのなさも、成田ならではの存在感を発揮してくれるでしょう。 劇中で7年ぶりに再会する神名とハセオのように、松岡と成田にとっても本作が7年ぶりの共演となります。

監督は三島有紀子——『幼な子われらに生まれ』の実力派が紡ぐ最新作

映画『男ともだち』 三島有紀子監督作
©2026『男ともだち』製作委員会

メガホンをとるのは、大阪府出身の三島有紀子監督です。 18歳から自主映画を撮りはじめ、NHKでドキュメンタリー制作に携わったのち、2003年に独立しました。2017年の『幼な子われらに生まれ』では、第41回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞や第42回報知映画賞監督賞などを受賞。 『Red』(20)はフランスでも公開され、2024年の長編10作目『一月の声に歓びを刻め』は、海外の映画祭のコンペティション部門にも選ばれました。 俳優の新たな表情を引き出しながら、人間の痛みや再生を独特の映像美で立ち上らせる作風が、高く評価されてきた気鋭の映画作家。脚本は澤井香織、音楽は安川午朗が手がけます。

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映画『男ともだち』見どころ解説

"私たちは一瞬たりとも恋人同士ではなかった。"——名前のない関係を映す物語

本作の核にあるのは、恋人でも友情でもない、もっと名前のつかない曖昧な感情です。解禁されたティザービジュアルでは、京都の名所・蹴上インクラインのまっすぐ伸びる線路を挟んで歩くふたりの姿が切り取られ、"私たちは一瞬たりとも恋人同士ではなかった。"というキャッチコピーが添えられました。誰しもが一度は揺らいだことのある"異性のともだち"への想いを、神名とハセオという唯一無二のふたりを通して見つめていきます。

著者・千早茜が寄せた想い——"初の映像化"への期待

原作小説『男ともだち』は、2014年の刊行当初から話題を呼び、直木賞候補にもなった一作です。 著者の千早茜は初の映像化にあたり、「映像化したからといって、あなたの中の神名やハセオが変わることはありません」と読者へメッセージを寄せました。 そのうえで、「私は新しい神名とハセオに会えることを楽しみにしています」と期待を口にしています。原作のファンも、映画から物語に出会う人も、それぞれの"男ともだち"を見つけられるはずです。

映画『男ともだち』は2026年11月6日(金)全国公開!松岡茉優×成田凌が紡ぐ"名前のない関係"

愛していないはず、だけど失いたくない——名前のつかない感情に揺れる物語が、スクリーンに立ち上がります。映画『男ともだち』は2026年11月6日(金)より全国ロードショー。ふたりが過ごす"3つの夜"の行方を、ぜひ劇場で見届けてください。