2026年1月30日更新

【ネタバレ】映画『白鳥とコウモリ』あらすじ・キャスト!犯人は誰?原作小説から解説【松村北斗×今田美桜】

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『白鳥とコウモリ』

東野圭吾が自ら「今後の目標は、この作品を超えることです」と語った傑作ミステリー『白鳥とコウモリ』の映画化が発表されました。 この記事では、『白鳥とコウモリ』について原作ネタバレあらすじから、映画のキャストやスタッフなどを紹介します。

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映画『白鳥とコウモリ』作品概要・あらすじ!タイトルの意味も解説【ネタバレなし】

タイトル 『白鳥とコウモリ』
公開日 2026年9月14日
キャスト 松村北斗(SixTONES) , 今田美桜
監督 岸善幸

あるとき、善良な弁護士・白石が刺殺体で発見されます。容疑者の倉木はすぐに罪を認め、「“すべての事件”の犯人は私です」と自供。これにより、事件は解決したかに思われました。 しかし容疑者の息子・倉木和真(松村北斗)と被害者の娘・白石美令(今田美桜)は、それぞれ自らの父の言動に違和感を抱きます。 タイトルの『白鳥とコウモリ』は、善良な市民として生きてきた白石を「白鳥」、暗闇のなかで生きるしかなかった倉木を「コウモリ」に例えたものです。

原作小説を結末までネタバレ!真犯人は誰?

【起】弁護士・白石の殺害事件

ある日、弁護士の白石が殺されているのが発見されます。捜査一課の五代が捜査を始めると、倉木という男が容疑者として浮上しました。 倉木の行きつけの居酒屋の経営者・洋子は、30年以上前に夫が殺人の容疑で逮捕され、留置所で自殺したといいます。五代は倉木がその事件の関係者だったことを突き止め、彼を問い詰めると倉木は事件の真犯人は自分で、洋子の夫は冤罪だったと供述します。 倉木が贖罪として洋子と娘の織恵に自分の遺産を遺す相談を白石に持ちかけたところ、遺産ではなく生きている間に謝罪すべきだと責められました。倉木は白石に過去の罪を暴かれることを恐れて、彼を殺したといいます。

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【承】被害者の娘と加害者の息子

自供の内容に矛盾はなく、裁判を待つだけとなります。しかし白石の娘・美令は、父は人を追い込むような人間ではないと違和感を持っていました。また倉木の息子・和真も、父の性格から誰かを庇っているのではないかと考えます。それぞれ調査を始めた2人は犯行現場で出会い、情報交換することにします。 美令は父のアルバムから、幼い父と彼の祖母・ヒデが写っている写真を見つけます。それは愛知県常滑市で撮影されたものでした。一方、和真は愛知の自宅に届いた郵便物から、父ががんで余命いくばくもないと知ります。 2人はその事実を五代に話します。

【転】30年前の事件の真相

30年前に殺された金融業者の灰谷昭造は、詐欺グループに標的にできそうな人物を紹介していました。白石の祖母・ヒデは灰谷に騙されて財産を失った1人だったのです。自転車の接触事故で灰谷に怪我をさせて以来、彼にこき使われていた倉木は、「祖母のためになにかしたい」という白石を応援すると言います。 しかし白石は、誤って灰谷を殺害してしまいました。そこへ偶然、倉木がやってきます。彼は証拠を隠蔽し、それを見た白石は逃げ出します。その後、倉木第一発見者を装って警察に通報。バレたときには真実を話そうと考えていましたが、警察が彼のもとに来ることはなく、福間が逮捕され、自殺してしまったのです。

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【結末】白石を殺した真犯人は……?

贖罪をしたい倉木は、福間の娘・織恵に真実を告げました。しかし2人のメールのやりとりを、織恵の息子・和希が盗み見てしまいます。「殺人犯の孫」といじめられていた和希は真実を知り、その“恨み”から白石を殺しました。病気で余命わずかの倉木は和希をかばうため、嘘の自白をしたのです。 しかし実際には、和希は以前から「人を殺したい」という欲望を持っていました。そんなとき祖父の事件の真相を知り、和希にとって白石は「殺してもいい理由がある相手」になりました。 真実が判明し、和真は加害者の息子から無実の人の息子に、美令は被害者の娘から加害者の娘に変わってしまいます。「白鳥」と「コウモリ」が逆転してしまったのです。

続編『架空犯』も出版!ストーリーのつながりも紹介

『白鳥とコウモリ』の刑事・五代努を主人公とした続編『架空犯』が、2023年に刊行されました。事件自体は全く違うものですが、前作に通じる部分があります。 火災現場から発見された夫婦の遺体。当初は無理心中と思われたこの事件は、殺人だったことが判明します。 『架空犯』も犯人探しのストーリーと犯行動機が明かされる過程の二重構造になっており、複雑な人間模様や過去の因縁、そして殺人の動機の真相にある人間の弱さや悲しみを描いています。

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映画『白鳥とコウモリ』は松村北斗・今田美桜のW主演!刑事・五代は登場しない?

原作の主人公は刑事の五代努ですが、映画は松村北斗と今田美桜のダブル主演ということで、五代役のキャストは発表されていません。 映画では五代は登場しないか、端役として登場するかのどちらかになるでしょう。

倉木和真役/松村北斗(SixTONES)

倉木和真は、白石を殺害したとされる倉木達郎の息子です。父が本当に殺人を犯したのか疑問を持った彼は、独自に調査を始めます。 倉木和真を演じるのは、人気男性アイドルグループ「SixTONES」の松村北斗です。

白石美令役/今田美桜

今田美桜

白石美令は、倉木に殺されたとされる白石健介の娘です。父が倉木を追い詰めた結果、殺害されたという話に違和感を持った彼女は、自ら調査を始めます。 美令を演じるのは『わたしの幸せな結婚』(2023年)などへの出演で知られる今田美桜です。

監督は『あゝ、荒野』『正欲』の岸善幸

『正欲』
ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社 ⓒ 2023「正欲」製作委員会

映画『白鳥とコウモリ』の監督を務めるのは、「あゝ、荒野」前後編(2017年)や『正欲』(2023年)、『サンセット・サンライズ』(2025年)などで知られる岸善幸です。 原作に込められたテーマをどのように映像化するか模索したと言う岸ですが、キャスト陣の演技によって輪郭が浮かび上がったと語っています。

映画『白鳥とコウモリ』は2026年9月14日公開!

殺人事件の被害者遺族と加害者の家族がともに事件の真相を追う『白鳥とコウモリ』。原作の主人公・五代は登場しないようで、原作とはまた違った魅力のある作品になるでしょう。 映画『白鳥とコウモリ』は2026年9月14日公開です。