2026年10月16日更新

『薬屋のひとりごと』水蓮(スイレン)の正体は?乳母としての過去や伝説の侍女と呼ばれた若い頃を解説

このページにはプロモーションが含まれています

水蓮(スイレン)は、『薬屋のひとりごと』で壬氏に仕える初老の侍女です。穏やかな物腰ながら仕事ぶりは非常に有能で、主である壬氏でさえ頭が上がらない存在として描かれています。 ただ者ではない雰囲気から、その正体や過去が気になっている人も多いでしょう。本記事では、水蓮の正体をはじめ、乳母としての過去や伝説の侍女と呼ばれた若い頃まで解説します。 ※この記事は『薬屋のひとりごと』の重要なネタバレを含みます。

AD

『薬屋のひとりごと』水蓮(スイレン)のプロフィール

薬屋のひとりごと 水蓮
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
名前 水蓮
読み スイレン
立場 壬氏付きの侍女(もとは壬氏の乳母)
主な登場回 アニメ1期第20話、2期第33話「先帝」
声優 土井美加(テレビアニメ版)、甲斐田裕子(若い水蓮)

水蓮は、壬氏の身の回りの世話をする初老の侍女です。仕事ぶりは非常に有能で、性格のきつい麻美やお調子者の雀も、水蓮には頭が上がりません。主である壬氏も例外ではありません。 もとは平民の出で、壬氏の乳母を務める前は皇太后付きの侍女でした。壬氏を母親のように面倒を見てきたため、高順とともに壬氏の正体を知る数少ない人物でもあります。 アニメでは、1期第20話で負傷した猫猫の手当てをしています。2期第33話「先帝」では猫猫を自分の部屋に泊めるなど、猫猫とも縁のある場面が描かれています。

AD

水蓮の正体は?原作で明かされる阿多との関係を解説

水蓮の正体は、元上級妃・阿多の実の母親です。小説14巻で明かされる事実で、2026年10月時点のアニメではまだ描かれていません。 水蓮は、阿多を身ごもっていたときに夫を亡くしています。家督争いに巻き込まれる前に実家へ戻りましたが、出産してすぐ後宮へ出仕することになりました。阿多が妃になってからも、水蓮は母であることを表に出さず、侍女としての立場をわきまえていたのです。 阿多の実母ということは、壬氏から見ると水蓮は実の祖母にあたります。水蓮が壬氏に深い愛情を注いできた理由も、この血のつながりを知ると見えてきます。穏やかな侍女の顔の裏に、家族への深い思いを秘めていた人物といえるでしょう。

AD

水蓮は壬氏を赤子の頃から育てた乳母

水蓮は、壬氏が赤子のころから乳母として育ててきた人物です。今は壬氏付きの侍女として、身の回りの世話を一手に引き受けています。 壬氏は宦官を装って後宮に出入りしていますが、水蓮はその事情もすべて承知のうえで仕えています。母親代わりとして長く面倒を見てきたため、壬氏も水蓮には逆らえません。 主従でありながら、孫を見守る祖母のような距離感で壬氏に接しているのが水蓮の魅力です。正体を知ったうえで読み返すと、2人のやり取りがいっそう味わい深く感じられるでしょう。

AD

若い頃の水蓮は皇太后を守り抜いた伝説の侍女

薬屋のひとりごと 皇太后
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

若いころの水蓮は、皇太后(安氏)に仕える侍女でした。安氏が今の皇帝を身ごもったとき、安氏は後宮のライバルや政敵から狙われ続けます。その安氏を守り抜いたことで、水蓮は宮中で伝説の侍女として知られるようになりました。 水蓮が安氏に仕えるようになったのは、妊娠を隠していた安氏を見つけたことがきっかけでした。 今の穏やかな姿からは想像しにくいものの、命がけで主を守った過去を持つ人物です。壬氏が水蓮に頭が上がらないのも、こうした経歴を知れば納得できます。

水蓮は死亡する?名前が似た翠苓との違いを解説

作中で、水蓮が亡くなる展開は描かれていません。小説が進んでも、水蓮は壬氏付きの侍女として健在です。 水蓮とよく似た名前の人物に、翠苓(スイレイ)がいます。翠苓は子の一族の娘で、楼蘭妃(子翠)の異母姉にあたる女官です。一連の事件の黒幕として動き、毒で仮死状態になったこともあります。 水蓮(スイレン)と翠苓(スイレイ)は読みが1字違いですが、立場もまったく異なる別人です。年齢も、水蓮が初老なのに対して翠苓は若い女性なので、混同しないよう注意しましょう。

AD

アニメで水蓮を演じる声優は土井美加

土井美加
©オニグンソウ/集英社, もののがたり製作委員会

アニメで水蓮を演じているのは、土井美加です。壬氏の世話を焼く落ち着いた侍女を、品のある声で演じています。 若いころの水蓮は甲斐田裕子が担当しており、年齢によって声優が分けられています。皇太后を守った伝説の侍女時代の場面では、今とは違う若々しい水蓮の声を聴くことができます。 また、ドラマCD版では新田京助が水蓮を演じていました。アニメとドラマCDで声優が異なるので、聴き比べてみるのも楽しみ方のひとつです。厳しくも温かい水蓮の人柄が、声の芝居からも伝わってきます。

AD

『薬屋のひとりごと』水蓮の正体を知って物語を読み返そう

水蓮は、壬氏に仕える有能な侍女であり、実は阿多の実母で壬氏の祖母でもある人物です。乳母として壬氏を育て、若いころには皇太后を守り抜いた伝説の侍女でもありました。どの立場でも、水蓮は大切な人を陰から支え続けてきたのです。 正体を知ったうえで物語を読み返すと、壬氏や阿多と接する場面の見え方が変わってきます。アニメは2026年10月から3期が放送中です。水蓮の活躍を、原作とアニメの両方で追いかけてみてください。