2025年5月1日更新

『薬屋のひとりごと』皇太后・安氏は何歳で出産した?復讐の結果生まれた子どもの名前は?

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薬屋のひとりごと
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

安氏(アンシ)はアニメも絶好調の『薬屋のひとりごと』に登場する皇太后です。涼しい表情の裏に、壮絶な過去と、先帝への恨みを抱く安氏とはどんな人物なのでしょうか。 本記事では壬氏(ジンシ)の出生の秘密にも関わる安氏を徹底解説。出産年齢や復讐の顛末、壬氏との本当の関係性などをネタバレありで紹介していきます。 ※この記事は『薬屋のひとりごと』の重要なネタバレを含みます。

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『薬屋のひとりごと』皇太后・安氏(アンシ)のプロフィール【ネタバレなし】

年齢 45~47歳(推定)
誕生日 不明
身長 不明
所属 皇太后
声優 能登麻美子

物語の舞台となる国家・茘(リー)の皇太后・安氏(アンシ)。国を統べる皇帝を産んだ人物です。先帝時代、数え年で10歳の頃に、中級妃として後宮入りする異母姉の侍女として入内。そこで先帝の子を身ごもり、後に皇帝となる息子を出産、皇后となりました。 皇帝出産から16年後、安氏は再び先帝の子供を身ごもり、皇弟となる男児を出産します。

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孫がいるようには全然見えない!というか人生が過酷すぎる…

【関係】なぜ先帝を呪っているの?

先帝は幼女趣味があり、安氏の父親もそれを見越して初潮が早くきた彼女を入内させていました。安氏自身も先帝に取り入ることが役割だと理解しており、うまく先帝に気に入られお手付きとなります。 しかし安氏が成長すると、成人女性を怖がる先帝は彼女から遠ざかるように。あいも変わらず幼女にしか興味を向けない先帝と、そんな情けない男に無視される事実は、安氏を深く傷つけます。負の彼女は「呪い」と呼べるほど増幅し、安氏を復讐へと駆り立てました。

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先帝との過去エピはしんどかった……。麻酔なしで帝王切開ってどんな拷問?そりゃ呪いもかけたくなるよね。

【考察】皇太后・安氏は何歳で出産した?

安氏の年齢は作中で言及されていませんが、推定で47歳(物語開始時点)です。 皇帝出産時、彼女の年齢は里樹(リーシュ)妃=14歳より若い年齢だったことがわかっています。仮に13歳で出産していたとすると、皇帝が34歳なので、安氏は47歳ということに。 安氏の入内は10歳だったので、すぐに妊娠・出産していたなら11歳での出産でしょうか。その場合、安氏は45歳に。いずれにしても34歳の皇帝とは姉弟のように見えます。

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先帝どうやら14歳になるとNGっぽくて、普通にやばい。先帝の過去も実はかわいそうだけど、とはいえ……。

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【復讐】実は第2子は交換している

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©日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

第1子出産から約15年後、安氏は復讐心から先帝を襲います。無理やり体の関係を持ったことで、先帝は心を病み、安氏は第2子を妊娠。 しかし呪うほど憎んでいる先帝の子供を愛することができず、同時期に皇帝との間にもうけた子を出産した阿多(アードゥオ)妃と子供を取り替え、皇弟として育てることに。この子が華瑞月(かずいげつ)で、壬氏(ジンシ)の正体です。 安氏が産んだ子は阿多妃のもとで不幸にも1歳ごろに亡くなっています。

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壬氏は息子じゃなくて、実は孫!でもこれ、壬氏本人はまだ気づいてないっぽいのがこの先どうなるんだろう~。

【性格】慈悲深いが、策略家の一面も

安氏は根は慈悲深く、現皇帝が進めている人道的施策にも大きな影響を与えています。 宮廷内にある診療所も彼女が作ったもの。そこには幼くして先帝のお手付きとなったために、宮廷から出ることも許されない元侍女たちが働いています。先帝によって人生が変わってしまった女性たちを救いたいという慈悲深さが見て取れますね。 一方で、自分の役割を理解してあざとく振る舞い先帝に気に入られたり、事情を知った者を口封じしたりと、策略家な一面も窺えます。

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相当ずぶとくないと、後宮の世界では生き残れないだろう。彼女もそれなりに裏の顔があるのでは?

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【活躍】皇太后・安氏の初登場回をおさらい

初登場

巻・話数 小説3巻 スクエニ版11巻 小学館版11巻

安氏にスポットが当たるのは、安氏が猫猫に先帝の死体の謎解きを依頼した一件です。 先帝の遺体が死後1年間、腐敗せずきれいなままだったという現象がありました。安氏はこれは自分が先帝に呪いをかけたせいではないかと感じ、秘密裏に猫猫に調査を依頼したのです。 猫猫と接した安氏が、壬氏に対して「お気に入りは隠しておかないと、誰かに隠されてしまうわよ」と意味ありげに忠告する姿も印象的でした。

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アニメでは2期に描かれたエピソード。映像で見ると先帝との過去、本当にきつい…。

【声優】皇太后・安氏を演じるのは能登麻美子

能登麻美子

皇太后・安氏をアニメで演じるのは能登麻美子(のとまみこ)です。『君に届け』の黒沼爽子役や『ゴールデンカムイ』のインカㇻマッ役、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のプロスペラ役など幅広い役をこなします。 本作では10代のあどけない少女時代の安氏から、40代の威厳感じる皇太后としての安氏まで、見事な演じ分けを披露しています。

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ウイスパーボイスの印象だったけど、演技の幅えぐい!また幼女の頃の安氏の声ききたいな~。

『薬屋のひとりごと』皇太后・安氏はネタバレなしで語れない!壬氏出自のキーパーソン

『薬屋のひとりごと』の皇太后・安氏を紹介しました。彼女は壬氏の正体に大きく関わる人物であり、壬氏と猫猫の将来にとってもカギとなる存在です。先帝との関係性が複雑なので、ぜひこの機会に復習してみてください!