2026年10月27日更新

『ダイヤのA』御幸一也が秋大会で負った怪我とは?主将として抱えた苦悩や引退後に選んだ進路を追う

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西東京の名門・青道高校野球部で、扇の要としてチームを支える天才捕手・御幸一也。強気なリードと勝負強い打撃を武器に、沢村栄純や降谷暁ら個性豊かな投手陣を導きます。 この記事では、御幸がなぜ青道を選び、どんな主将としてチームを率いたのかを紹介します。秋大会で負った怪我の行方や、引退後にプロへの夢がどうなったのかもまとめました。

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『ダイヤのA』御幸一也(みゆき かずや)のプロフィール

青道の正捕手で2年秋からは主将と4番を背負う

ダイヤのA
©寺嶋裕二・講談社/「ダイヤのA actⅡ‐SS‐」製作委員会・テレビ東京
項目 内容
読み みゆき かずや
学年 2年(第1部)→3年(actⅡ)
ポジション・背番号 捕手・2
打順 6番(2年夏まで)→4番(2年秋から)
投打 右投左打
身長・体重 179cm・71kg
出身 東京都・江戸川シニア
誕生日・血液型 11月17日・B型
趣味 料理
応援歌 狙いうち
声優 櫻井孝宏

御幸一也は、名門・青道高校野球部の捕手です。1年生のころから正捕手を任され、他校の監督や選手からも「天才」と一目置かれています。 最大の武器は、全国でもトップクラスといわれる肩の強さと送球の正確さ。投手の力を引き出すリードにも定評があります。2年秋の新チームからは主将となり、打順も4番に上がりました。攻守の両面でチームを背負う大黒柱です。 試合中のトレードマークはゴーグルで、試合以外では眼鏡をかけています。ゴーグルに度は入っておらず、試合ではコンタクトレンズを着けています。読者からの人気も高く、2016年の第1回人気投票では1位に輝きました。

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御幸一也のモデルは誰?作者が語った2つの作品とは

ダイヤのA
©寺嶋裕二・講談社/「ダイヤのA actⅡ‐SS‐」製作委員会・テレビ東京

作者の寺嶋裕二は、公式ガイドブックで御幸のキャラクター造形について語っています。影響を受けた作品として挙げたのは、『おおきく振りかぶって』と『バッテリー』の2作品です。 2作に共通するのは、女性作家ならではの細やかな心理描写。寺嶋はこの描き方に衝撃を受け、捕手・御幸の人物像に反映したといいます。本来なら自分の引き出しにはいないキャラクターだったとも明かしました。 ほかの野球漫画から受けた刺激が、青道の天才捕手を形づくっていたのです。

御幸はなぜ青道を選び主将になった?

稲実の誘いを断って青道へ進んだ

ダイヤのA
©寺嶋裕二・講談社/「ダイヤのA actⅡ‐SS‐」製作委員会・テレビ東京

御幸が野球を始めたのは、リトルリーグの時代。誰もやりたがらない捕手に魅力を感じ、自分から希望したのが始まりでした。 シニア時代には中学1年でレギュラーになり、青道をはじめ多くの高校から誘いを受けます。同じ世代の成宮鳴とは知り合いで、本人から稲城実業への入学にも誘われていました。 それでも御幸は誘いを断り、中学1年のころから声をかけてくれた青道へ、仲間内でただ1人進みます。シニア時代に対戦した青道の捕手・クリスは、御幸が目標とした存在でした。

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前園とぶつかりながら新チームをまとめた

ダイヤのA
©寺嶋裕二・講談社/「ダイヤのA actⅡ‐SS‐」製作委員会・テレビ東京

2年夏の西東京大会決勝で稲実に敗れたあと、3年生が引退し、2年生中心の新チームが始動します。前の主将・結城哲也は、稲実の主将を越えてほしいという期待を込めて、主将の座を御幸に託しました。 新チームでは、副主将の前園健太と意見が合わずにぶつかる場面も。それでも前園は「選手として頭一つ抜きん出とる」と、御幸の存在感を認めています。 同じころ、片岡監督が辞任願を出していることがチームに伝わります。御幸が提案したのは、秋季大会で優勝してセンバツ出場を決めること。監督を引き留めるための目標に、チームはひとつになっていきました。結城から受け継いだ主将の座は、御幸たちの引退後、後輩の金丸信二へと渡ります。

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御幸が秋大会で負った怪我とは?決勝からその後までをたどる

脇腹を痛めたまま薬師との決勝に立った

センバツ出場をかけた秋季東京都大会。準決勝の成孔学園戦は延長10回までもつれ、青道はサヨナラで勝ち上がります。 決勝の薬師戦を迎えた御幸は、脇腹に痛みを抱えていました。4番を任されながら、試合の後半に入ってもバットからはヒットが生まれません。 主将として臨んだ大一番は、1点を追って9回表を迎える苦しい展開に。そこから青道は逆転し、5-4で薬師を下してセンバツ出場を決めました。監督の進退がかかった大会で、主将の掲げた目標がかなった瞬間でした。

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明治神宮大会は欠場し小野がマスクをかぶった

ダイヤのA
©寺嶋裕二・講談社/「ダイヤのA」製作委員会・テレビ東京

秋季大会を制した青道は、続く明治神宮大会に出場します。しかし御幸は負傷のため欠場し、二番手捕手の小野弘が代わりにマスクをかぶりました。 小野は投手に細かく気を配り、苦しいチームを支えます。それでも準決勝で宝明に3-4で敗れ、最後は小野自身のエラーが響いてしまいました。 それでも秋季大会の優勝と神宮大会のベスト4で、センバツ出場は確実に。監督の辞任も撤回されます。年が明けたセンバツの巨摩大藤巻戦では、御幸が本郷正宗から青道唯一のヒットを放ちました。

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御幸と沢村はどんなバッテリー?

冬のオフに2人で握りを試しナンバーズを作った

ダイヤのA
©寺嶋裕二・講談社/「ダイヤのA actⅡ‐SS‐」製作委員会・テレビ東京

御幸と沢村の出会いは、中学3年の沢村が青道を見学に訪れた日。青道OBの強打者を相手に、2人は即席のバッテリーを組んで三振を奪います。 入学後、打者の手元で変化する沢村のクセ球を、御幸は武器として生かしていきました。1年冬のオフには、2人でボールの握りを片っ端から試し、握りごとに番号を付けます。これが「ナンバーズ」と呼ばれる沢村の変化球です。 投手の可能性を、捕手が一緒になって広げていく。2人の関係がよく表れた練習でした。

3年夏はエースナンバーを背負った沢村の球を受けた

ダイヤのA
©寺嶋裕二・講談社/「ダイヤのA actⅡ‐SS‐」製作委員会・テレビ東京

actⅡでは、春から夏にかけてエースナンバーをめぐる競争が続きます。夏の大会を前に、背番号1は練習試合で結果を出し続けた沢村に託されました。 西東京大会の決勝で、青道は再び稲実と対戦します。先発の降谷が6回までを1失点に抑えると、7回からは沢村がマウンドへ。御幸のミットめがけて投げ込んだ沢村は、9回まで無失点で投げ抜きます。 打っては、御幸がタイムリーで1点をもぎ取りました。青道は2-1で稲実を下し、ついに夏の甲子園への切符をつかみます。

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御幸は引退後どうなった?プロへの夢はかなった?

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準決勝のあと降谷にプロへの思いを打ち明けた

3年生の御幸は、プロからも注目される存在でした。3年春の時点で、高校通算本塁打は32本。夏の活躍次第では、ドラフト上位指名もありうるとされています。 主将という立場もあり、プロへの強い思いは仲間に話していませんでした。その本音を打ち明けた相手が、同じくスカウトが注目する降谷です。 「野球で飯食えるようになって、これまで好きに野球やらせてくれた親父に恩返しをしたいんだ」。夏の準決勝のあとの言葉には、父への感謝がにじみます。御幸の家は町工場「御幸スチール」を営み、父と二人暮らしです。降谷との会話を偶然聞いた沢村は、打ち明けた相手が自分でなかったことにショックを受けました。

U-18から帰った御幸に沢村と降谷が勝負を挑んだ

夏の甲子園のあと、御幸はU-18日本代表に選ばれます。高校通算本塁打は37本まで伸びました。 単行本34巻の描き下ろしは、引退後の9月が舞台です。U-18から帰った御幸に、沢村と降谷が真剣勝負を頼みます。沢村は「このピッチングが俺からのはなむけです」と全力で投げ込みました。 ドラフトでの指名やプロでの姿は、作中では描かれていません。後輩たちの全力のはなむけが、御幸の高校野球の締めくくりとなりました。

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『ダイヤのA』御幸一也の声優は櫻井孝宏が担当

櫻井孝宏

アニメ『ダイヤのA』(2013年)で御幸一也を演じるのは、声優の櫻井孝宏です。第1期から2026年放送の第4期まで、一貫して御幸を担当しています。 櫻井は『PSYCHO-PASS サイコパス』(2012年)の槙島聖護でも知られる声優。『おそ松さん』(2015年)ではおそ松を演じました。軽い口調の裏に勝負師の顔をのぞかせる御幸を、落ち着いた声で演じています。 舞台版では和田琢磨、ミュージカル版では小波津亜廉が御幸を演じました。

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『ダイヤのA』御幸一也は青道を背負った天才捕手!アニメと原作で最後の夏を見届けよう

御幸一也は、類まれなリードと勝負強い打撃で青道を支えた天才捕手です。主将として迎えた最後の夏、御幸は沢村や降谷とともに稲実との決勝に挑みます。 アニメ第4期の第2クールでは、まさにその決勝が描かれています。放送で御幸が気になったら、原作の第1部1巻から3年間の歩みをたどってみてください。天才と呼ばれた捕手の素顔が、きっと見えてきます。