2019年11月25日更新

『ムーミン』の名言14選!ムーミン谷から送られる深くて優しい言葉たち

ムーミン

世界中で親しまれている「ムーミン」シリーズ。幻想的であり郷愁も感じる世界観で、どこかシュールな牧歌的キャラクター達が織りなす物語はシニカルで暖かいです。今回はそんな「ムーミン」シリーズから名言14選をお送りします。

目次

ムーミンたちが贈る、心温まる名言をご紹介

愛らしい見た目と、ほのぼのした雰囲気が人気の「ムーミン」シリーズ。原作はトーベ・ヤンソンによって執筆された小説で、全9作品となっています。 登場するキャラクターたちは愛らしい見た目をしたものから、人間のような見た目まで、その姿は様々です。ほんわかした朗らかな雰囲気が特徴的で、ついついこちらまでゆったりしてしまいます。 そんな「ムーミン」シリーズですが、作中で残した数々の名言も魅力のひとつ。思わず自分を見返してしまうようなセリフや、優しいセリフなど胸にしまっておきたくなるような心温まるものが多いです。その人気の高さから、キャラクター毎に名言集が出版されるほど。 本記事では、特に心に響くような名言を14つ紹介します。

1.「女の子は、みんなばかだよ。きみだってね。」(ムーミン)

本作の主人公・ムーミンはムーミン族の男の子で、真っ白な体が特徴的。それに対して、ガールフレンドのフローレンはムーミンとは異なるスノーク族で、気分によって体の色が変わるのが特徴です。 ある日スナフキンは、ムーミン族とスノーク族の見た目が似ていることから、親類ではないかとムーミンに伝えます。しかし彼は怒ってそれを否定。 その後に「からだの色が変わるスノークと出会ったのにスリルと思わないのか」と問われたムーミンの答えが、この言葉「女の子は、みんなばかだよ。きみだってね。」です。 しかしその夜ムーミンは、自分にそっくりなスノーク族の女の子にプレゼントする夢を見るのでした。口では「ばかだよ」と言いながらも、スノーク族のことが気になっているようす。好奇心旺盛でありつつ、年頃の男の子らしい一面が表れた言葉です。

2.「生きるって、すばらしいことだなぁ。どんなものでも、なんの理由もなしにいっぺんに変わることがあるんだねぇ。」(ムーミン)

言葉の通り、生きることの素晴らしさを表した名言です。世の中に変わらないものはありません。その変化がムーミンにとっては、新鮮で興味深いものに思えたのかもしれませんね。 人も生きていくうちにどんどんと変わっていきます。特に子どもの成長は著しいもので、今日と明日とでいっぺんに変化することもあるでしょう。どんどんと成長していく姿は、見ていて楽しいものです。 もちろん人だけではありません。昨日までツボミだった花も次見たときには開いていたり、雨模様だった空が急にパーッと晴れ渡ったり、世の中は常に変わっています。小さな変化も見逃さずに過ごすことができたら、人生が少し豊かになるかもしれませんね。

3.「僕はただ平和に暮らして、ジャガイモと夢を植えたいだけなんだ。」(ムーミン)

穏やかで平凡な日常を愛している、ムーミンらしいこの言葉。ジャガイモだけでなく夢も植えたいというところが魅力的ですよね。そして何より、何気ない毎日が尊いことを思い出させてくれるような名言でもあります。 高い目標や大きな夢を持つことは、もちろん素敵なことです。しかし、繰り返しのように感じる日々も同じくらい大切で、たくさんの夢に溢れています。そんな毎日が続くように願うことだって立派な目標といえるでしょう。 このセリフは色んな夢を肯定してもらえるような、あたたかい言葉ですよね。何かを成し遂げなければいけないと考え、窮屈になってしまっているとき、思い出してほしい名言です。

4.「ねえムーミン、友だちが、いちばん好きなことをしながら生きていけるようになるって、すてきなことじゃない?」(ムーミンママ)

仲の良い友だちや幼馴染が何も相談なしに自分と異なる道を選んだとき、モヤモヤしたり戸惑ってしまったりした経験はありませんか?なんとなく自分だけ置いてけぼりにされたような感覚になることもありますよね。 そんな状況に陥ったときに思い出してほしいのが、ムーミンママのこの言葉です。友だちが自分の元から離れてしまうようで寂しくもなりますが、友だちだからこそ、応援できたらという気持ちもあるのではないでしょうか。 もしかしたら友だちは自分のことを気にして、言い出せずにいた可能性もあるかもしれません。そんなとき、そっと背中を押してもらえたら、きっと何よりも心強いでしょう。友だちの変化も祝福できるような人でありたいですね。

5.「すべて楽しいことは、 お腹にいいのですよ!」(ムーミンママ)

いかにもムーミンママらしい言葉。楽しいことはお腹にいいというところから、お母さんらしさを感じますよね。 嫌なことや辛いことが続くと、体調を崩してしまうこともあるでしょう。時には胃が痛くなったり、お腹の調子が悪くなったりすることも。心の不調が体の不調につながった経験は、誰しもがあるのではないでしょうか。 逆に言うと、ポジティブな感情は体の調子を良くしてくれるでしょう。しかし、ストレス社会という言葉もある通り、いつも楽しく過ごすのは難しいですよね。それでも、少しでも笑顔が続くような日々を送りたいものです。 心も体も弱ってしまっているときには休憩も必要。自分にとって楽しいことをする時間も、忘れないようにしてくださいね。

6.「さあ、あしたもまた長い、いい日でしょうよ。 しかも、はじめからおわりまでおまえのものなのよ。 とてもたのしいことじゃない!」(ムーミンママ)

忙しい毎日を過ごしていると、自分の存在意義が分からなくなったり、何のために生きているのだろうと疑問に思ってしまったりすることもあるのではないでしょうか。そんなときに思い出してほしい、明日に希望が持てるような名言がこちらです。 仕事や勉強、家事などに追われる日々でも、あなたの人生はあなたのもの。はじめからおわりまで、あなたが主人公であることには変わりません。この言葉は、そんな当たり前だけど忘れがちなことを思い出させてくれます。 その日1日、朝から晩まで自分のものだと思うと、何気ない毎日が少し楽しく思えてきませんか。自分次第で日常は変わるのだということを忘れずに生きていきたいものですね。

7.「わたしは、ひとりめの友だちを見つけたのでした。つまり、わたしは、ほんとうの意味で、生きることをはじめたのでした」(ムーミンパパ)

ムーミンパパは幼い頃、孤児院で保護されて育てられました。さらに、その孤児院でのルールは非常に厳しいもので、つらい毎日を送っていたようです。その後、ついに耐えきれなくなったムーミンパパは孤児院を抜け出し、旅に出ることに。 その旅路で出会ったのは、後に一生の友となるフレドリクソンやロッドユール、ヨクサルでした。さらにその旅でムーミンママとも出会い、ムーミン谷へたどり着き、そこで暮らし始めることに。帰る家を持ったムーミンパパですが旅は変わらず好きなようで、今でも突然家を飛び出すこともあるようです。 そんなムーミンパパの言葉がこちら。孤児院から脱出した彼が友だちを見つけていなかったら、生きる意味を見出せずにいたかもしれません。また、誰とも出会えていなかったら今でも旅好きではないかもしれませんね。

8.「パパだってことは、なんてやっかいなんだろう!」(ムーミンパパ)

世界中のパパが頷いてしまうような、この言葉。一家の主ともいえる、パパであることがどれほど大変なのかが痛いほどに伝わってくるような名言です。 家庭を持つというのは、自分が負わなければいけない責任が増えるということ。もちろん、家族と過ごす時間は大切で、かけがえのない宝物のようなものでしょう。しかしそれでも、パパであることが大変なことには変わりありません。 ゆっくりしたいはずの休日に遊んでくれたり、何かあれば真っ先に動いてくれたり、家庭の平和な日常を守ってくれているのは誰でもないパパかもしれません。 だからこそ、そんなパパが困っているときや辛いときには、力になれる存在でありたいものですね。

9.「大きな旅立ちというものは、書物の、第一行目の文章のように、重要なものなのだよ。その一行が、この一瞬が、すべてを決定づけるんだ。」(ムーミンパパ)

冒険家でありながら小説家でもあるムーミンパパらしいこの言葉。旅立つその瞬間は、小説の1行目のように大切で、ワクワクするものなのでしょう。孤児院から抜け出して旅を始めたムーミンパパの、説得力のある名言です。 孤児院を出たムーミンパパは、発明家のレドリクソンらと出会います。そして蒸気船「海のオーケストラ号」に乗り込み、冒険の旅に出ることに。さらに、航海の途中のある嵐の日に出会ったのがムーミンママで、この出会いをきっかけに2人は夫婦になるのでした。 この経験がムーミンパパにとって、印象深いものになったのでしょう。大きな旅立ちの大切さを身に染みるほど理解しているようです。そんな重みのある言葉になっています。

10.「わたし、ここがすきだわ。ほんとうに、なんにも意味がないんだもの。」(ミムラねえさん)

ちびのミイの姉であるミムラねえさん。マイペースで思ったことを何でも言う彼女らしさが、よく表れている言葉です。 まるでどんなことにでも意味がなければいけないかのように、さまざまな状況でその意味を求められることもあるでしょう。どこにいても何をしても意味を問われ、うんざりしている方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに寄り添う名言ともいえます。 意味がないというのも、時には大切なのかもしれません。ツンとしているようですが、意味がないということをそっと肯定してくれるようなこの言葉。理由や意味を問われてばかりでつらいときには、ミムラねえさんのことを思い出してみてくださいね。

11.「努力は人を大きくするわよね。けど苦労は人をダメにするわよね。」(ミムラねえさん)

努力は人を変えてくれます。何か目標を見つけたとき、自分を変えたいときには特に努力は必須ですよね。そして努力に苦労はつきものといえるでしょう。ですが、努力と苦労は大きく異なるものです。 苦労も必要なときがあるかもしれません。しかし言葉の通り、苦労ばかりしていると心も体もダメになってしまうこともあります。さらに、苦労続きだとなかなか報われず、自暴自棄になってしまうこともあるかもしれません。 頑張っているとき、今しているのは努力なのか苦労なのか、分からなくなることもあるでしょう。そんなときにはこの言葉を思い出し、今していることはどちらなのかしっかりと見極めてみてください。

12.「なんでもできるけどあえてなにもしないの。やりたいことだけやるって素敵じゃない?」(ミムラねえさん)

こんな風に生きれたらと思う、理想のようなこの言葉。他の誰でもない自分の人生だからこそ、やりたいことだけをやって過ごせたらと、誰もが1度は考えるのではないでしょうか。 それでも家庭や仕事など、さまざまなものに囲まれていると、自分の好きなもの・ことを諦めなければいけないときもありますよね。本当はなんでもできるはずなのに、いつの間にかしたくないことばかりしていることもあるのではないでしょうか。 そんなときにはミムラねえさんのこの言葉を思い出して、本当にやりたかったことを思い出してみてください。もう1度それを追いかけるのも悪くないのではないでしょうか?ミムラねえさんがそっと背中を押してくれることでしょう。

13.「『べからず、べからず』と書いてあるたてふだなんか、ぜんぶひきぬいてやるぞ」(スナフキン)

自由をこよなく愛するスナフキンの言葉。ルールや規則に縛られることがとにかく嫌いで、べからずと書かれてある立て札を見て激怒し、引き抜いて捨てたというエピソードもあります。 リュックサック1つでふらりと旅に出かけるスナフキン。いつも1人で寂しそうだと思う方もいるかもしれませんが、彼は孤独を愛しており、誰にも縛られずに自由に生きています。そんな彼らしさが溢れている言葉ともいえます。 あれはだめ、これはだめと言われる毎日に疲れている方も多いのではないでしょうか。そんなときには、スナフキンのように1人でどこかに出かけてみるのも良いかもしれません。

14.「大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ」(スナフキン)

目まぐるしく変わる社会の中に身を置いていると、本当に自分がしたかったことは何だったのか、分からなくなることもあるでしょう。中には、やりたいことは遠い昔に置いてきてしまった、なんて方もいるのではないでしょうか。 そんなあなたに贈りたいのがこの言葉。長い人生、自分のしたいことを知らずにいると、生きることとは何なのかと疑問に思い、頭を悩ませてしまうこともあるかもしれません。 どんなに忙しい毎日でも、自分の好きなもの・やりたいことを知っているだけで、心に少し余裕ができるのではないでしょうか。自分のしたいことがはっきりとしているスナフキンだからこそ言える、重みのある言葉です。

ふとした瞬間に思い出す、ムーミンたちの名言

ムーミンたちのセリフは、どこかハッとさせられるものもあります。人生で行き詰まった時や、少し立ち止まりたい時など、ここで紹介した名言が一助となるかもしれません。心の片隅にしまっておくだけで、少しだけ視界が広がるような感じがします。 今回は数多い名言の中でも、14つピックアップして紹介しました。他にもここでは紹介しきれなかったものも沢山あるので、ぜひ調べてみてください。