2024年2月16日更新

映画『ペット』の吹き替え声優・キャスト一覧!キャラクターを画像付きで紹介

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ペット
(C)UNIVERSAL STUDIOS

「人間が仕事や学校に出かけている間、動物たちはいったい何をしてその一日を過ごしているのか?」その疑問をテーマにしたのが映画『ペット』(2016年)。 この記事では映画のあらすじから、登場キャラクター&日本語吹き替え声優キャストまで徹底解説!さらに気になる映画の評価についても紹介します。

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映画『ペット』のあらすじ・声優キャスト

公開年 2016年
地上波放送予定 2024年2月16日(『金曜ロードショー』日本テレビ)
キャスト 設楽統(バナナマン) , 日村勇紀(バナナマン) , 中尾隆聖 , 山寺宏一 , 佐藤栞里
上映時間 91分

物語はマンハッタンのアパートメントで起こります。飼い主が新たに連れてきた雑種犬デュークの存在が気に入らない主人公犬マックスは、デュークとの間でギクシャクした関係を抱えてしまいます。 さらにウサギのスノーボールが、飼い主に見捨てられたペットたちを集めて軍団を結成し、身勝手な飼い主と、毎日をのんきに過ごしている幸せなペットたちに復讐をしようと企んでいることが判明。 事態を未然に防ごうと奮闘するマックスたちの愉快な物語が始まります。

映画『ペット』の吹き替え声優・キャラクター一覧

マックス

設楽統(バナナマン)

デューク

日村勇紀(バナナマン)

ケイティ

佐藤栞里

クロエ

永作博美

タイベリアス

宮野真守

スノーボール

中尾隆聖

ギジェット

沢城みゆき

オゾン

山寺宏一

ポップス

銀河万丈

バディ

青山穣

メル

かぬか光明

スイートピー

タラ・ストロング

ノーマン 梶裕貴

【マックス】ルイ・C・K / 設楽統

ペット
(C)UNIVERSAL STUDIOS

飼い主のケイティとマンハッタンのアパートに暮らす、主人公のジャック・ラッセル・テリアの小型犬マックス。ケイティを心から愛し、なぜ日中いないのか不思議がっています。 マックスの日本語吹き替えを担当したのは、お笑いコンビ「バナナマン」の設楽統。「ミニオンズ」のウォルター・ネルソン役など、声優としても実力は十分。 原語版の声優を務めたのは、テレビコメディシリーズ『ルイー』で有名なコメディアンのルイ・C・Kです。

【デューク】エリック・ストーンストリー / 日村勇紀

『ペット』(2016年)
©︎ UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

ケイティが保健所から引き取ったニューファンドランドの雑種大型犬デューク。初めはマックスにうるさがられてしまい、大きなトラブルを巻き起こすことに。 デュークの日本語吹き替えを担当したのは、同じくお笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀。相方の設楽と共に、「ミニオンズ」でもウォルター・Jr・ネルソン役を演じています。仲良しコンビのかけ合いにも注目ですね。 コメディドラマ『モダン・ファミリー』で知られるエリック・ストーンストリートが原語版の声優を務めました。

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【ケイティ】エリー・ケンパー / 佐藤栞里

『ペット』(2016年)
© Universal Pictures/Photofest/Zeta Image

マックスを子犬の頃から飼っているケイティ。マックスがデュークと仲良くできるかを心配しています。 ケイティの日本語吹き替えを担当したのはモデルやタレントとして活躍する佐藤栞里。バラエティ番組などでよく目にする彼女は、本作が声優初挑戦となっています。 原語版の声優は、Netflixのコメディドラマ『アンブレイカブル・キミー・シュミット』の主演女優エリー・ケンパーが務めています。

【クロエ】ボビー・モイニハン / 永作博美

『ペット』(2016年)
©︎ UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

マックスの近所の友だちで相談相手の太っちょ猫・クロエ。ありえないくらいに太ってしまった食いしん坊です。 クロエの日本語吹き替えを担当したのは、女優として映画・ドラマで活躍する永作博美。映画「ソロモンの偽証」や『八日目の蝉』など多くの作品に出演していますが、声優は今作がはじめて。 女優で映画監督のレイク・ベルが原語版の声優を務めています。

永作博美

【タイベリアス】アルバート・ブルックス / 宮野真守

『ペット』(2016年)
© Universal Pictures/Photofest/Zeta Image

(画像左) ギジェットに協力する鷹のタイベリアスの日本語吹き替えは、人気声優の宮野真守が担当しました。『DEATH NOTE』の夜神月などアニメを中心に、最近では映画「スーパー・マリオブラザーズ」のマリオを演じています。 原語版声優は『ファインディング・ニモ』のニモの父マーリン役でも有名な俳優アルバート・ブルックスです。

宮野真守

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【ノーマン】クリス・ルノー / 梶裕貴

方向音痴で脳天気なおとぼけキャラでモルモットのノーマン。日本語吹き替えは『進撃の巨人』や『僕のヒーローアカデミア』などに出演する人気声優の梶裕貴が担当しています。 原語版の声優は「怪盗グルー」シリーズの共同監督を務めたクリス・ルノーです。

梶裕貴
©S.Y,S/TKG 2022

【スノーボール】ケヴィン・ハート / 中尾隆聖

ペット
(C)UNIVERSAL STUDIOS

動物管理局に捕まったマックスとデュークの前に現れる「元ペット団」のリーダーでウサギのスノーボール。ペットである2匹には敵意むき出しです。 日本語吹き替えを担当したのは、『それいけ!アンパンマン』のばいきんまんや『ドラゴンボール』のフリーザで有名な声優の中尾隆聖。「ムーラン」や「わんわん物語」などのアニメ映画でも活躍しています。 原語版の声優は『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』のコメディ俳優ケヴィン・ハートが務めました。

中尾隆聖

【ギジェット】ジェニー・スレイト / 沢城みゆき

『ペット』(2016年)
©︎ UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

マックスの近所の友だちで、マックスたちを探そうと尽力するポメラニアンのギジェット。真っ白な毛玉のような見た目は超モフモフですが、マックスが大好きで超強気! 日本語吹き替えを担当したのは、3代目峰不二子の声優として知られる沢城みゆきです。テレビ番組などのナレーションから『鬼滅の刃』の堕姫まで幅広く活躍しています。 原語版の声優は『ズートピア』でベルウェザーの声も担当したコメディ女優のジェニー・スレイトが務めました。

沢城みゆき

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【オゾン】スティーヴ・クーガン / 山寺宏一

『ペット』(2016年)
©︎ UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

(画像下) 野良猫たちのボスでスノーボールの子分であるスフィンクスのオゾン。日本語吹き替えはベテラン声優の山寺宏一が務めています。原語版の声優はイギリスのコメディ俳優スティーヴ・クーガンです。

山寺宏一

【ポップス】日本語吹き替え声優:銀河万丈

『ペット』(2016年)
© Universal Pictures/Photofest/Zeta Image

マンハッタン一帯を仕切る老犬・ポップスの日本語吹き替えを担当したのは、声優・ナレーターとして有名な銀河万丈です。 原語版はコメディアンで司会者としても活躍するダナ・カーヴィが務めました。

【バディ】日本語吹き替え声優:青山穣

『ペット』(2016年)
©︎ UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

マックスの近所の友だちで皮肉屋のダックスフンドのバディ。日本語吹き替えを担当したのは声優・ナレーターの青山穣、原語版はコメディアンで俳優のハンニバル・バーエスが務めました。

【メル】日本語吹き替え声優:かぬか光明

『ペット』(2016年)
©︎ UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

リスを敵視する自称“色男”のパグ、メルの日本語吹き替えは、『くまのプーさん』の4代目プーさんの声優で知られるかぬか光明が務めました。 原語版の声を担当したのは、コメディアン・俳優のボビー・モイニハンです。

【スイートピー】声優:タラ・ストロング

『ペット』(2016年)
©︎ UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

冒険家のセキセイインコ・スイートピー。日本語吹き替えはなく、原語版の声優を務める女優タラ・ストロングの声をそのまま使用しています。

映画『ペット』のスタッフは『ミニオンズ』の制作陣

怪盗グルー ミニオンズ
©Universal Pictures

大ヒットを記録した人気アニメーション映画『ミニオンズ』を制作したイルミネーション・エンターテインメントとユニバーサル・スタジオが再びタッグを組んで製作された『ペット』。 『怪盗グルーの月泥棒 3D』(2010年)と『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013年)で監督を務め、『ミニオンズ』(2015年)では制作総指揮を担ったクリス・ルノーが本作で監督、ヤロー・チェイニーが共同監督を務めます。 脚本はブライアン・リンチ、『怪盗グルーの月泥棒 3D』と『ミニオンズ』の脚本も担当したシンコ・ポールケン・ドーリオの3人。 黄色い謎の生物、ミニオンズの愛らしさを最大限に表現したスタッフが本作でペットたちの愛嬌とユーモラスさを見事に表現しました。

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物語のコンセプトは『トイ・ストーリー』から得たものだった

ペット
(C)UNIVERSAL STUDIOS

本作のストーリーを聞いて「どこかで聞いたことがあるかも?」と思った人もいるかもしれません。 実は、「持ち主の子どもたちがいない間、おもちゃは何をしているの!?」というのが、そもそものコンセプトだった『トイ・ストーリー』が発端だったんです! 『トイ・ストーリー』は、新しいおもちゃとしてスペースレンジャーのバズが現れたことで、昔からいるリーダー的存在のウッディーが心中穏やかではなくなってしまうものの、ある試練を前に2人が協力して絆を深めていくという物語。 本作はこれとまったく同じ展開で、『トイ・ストーリー』の動物版と言っても過言ではありません。

映画『ペット』の結末までのネタバレあらすじ

ペット
(C)UNIVERSAL STUDIOS

なぜスノーボールたち元ペット団はペットであるマックスたちを嫌い、飼い主たち人間を憎んでいるのでしょうか? スノーボールは元々は手品師のうさぎで、うさぎのマジックが古臭くなったことで手品師は廃業し、スノーボールも捨てられたのでした。 元ペット団のメンバーたちもみんな、スノーボールのように人間から捨てられたペットたち。マックスたちのように人間に飼われることが当たり前の「ペット」とは対極の存在で、無責任にペットを捨てる人間に復讐することを企んでいます。 首輪を切られたマックスたちがいとも簡単に動物管理局に捕まってしまったように、ペットたちは家から一歩出れば「首輪」という所有の証がない限り、野良動物として“保護”の対象になります。デュークが捕まった時に「もう終わりだ」と言っていたように、保護された多くの動物たちは殺処分という運命を辿ってしまうのです。 この作品はペットたちが大騒ぎするだけのドタバタコメディというだけでなく、飼っていたペットを捨てる無責任な飼い主に対する批判も入ってます。

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映画『ペット』の気になる評価・感想

『ペット』(2016年)
©︎ UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

2016年8月に公開された夏休み映画『ペット』は、日本では42億円の興行収入を記録しました。同時期に『シン・ゴジラ』や『君の名は。』などのメガヒット作があったことを考えると大健闘しています。 しかし、どうしても『トイ・ストーリー』との類似性が批判の対象となる本作。たしかに持ち主(飼い主)がいない時のおもちゃたち(ペットたち)の冒険が描かれるというモチーフはそっくり。「ペットで演じるトイ・ストーリー」と評されることも。 それでもペットたちの愛らしい仕草や大胆な行動、スピーディな展開はおおむね高評価を得ています。何より観終わった後の満足感は大きい作品!ペットと飼い主の関係性にも着目した点は確かに『トイ・ストーリー』に似てはいますが、生き物であるペットならではの視点は独自性が高いのではないでしょうか。

『ペット』の声優がひどい?噂は本当?

『ペット』には、吹き替え声優の演技がひどいという噂があります。特に、主人公マックスとデュークを務めたバナナマンの2人の演技に注目する人が多いようです。 2人は本職の声優ではないため、プロの声優が良かったと考える人もいるのでしょう。ですが、飼い主がいなくなった後のペットの世界を描く、コメディ要素のある作品として、2人の演技はマッチしていたのではないでしょうか。

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続編映画『ペット2』の声優・キャストは?

2019年7月26日には、続編『ペット2』が日本でも公開されました。主人公マックスとデュークのコンビは健在!ギジェット、クロエたち近所のペットたちも続いて登場し、加えてパワーアップしたスノーボールもヒーロースーツ姿を披露しています。 シーズーのデイジー、ウェルシュ・シープドッグのルースターなど新たなメンバーも登場。主要メンバーの日本語吹き替えはバナナマンの二人をはじめ前作から続投し、原語版ではルースターの声を俳優のハリソン・フォードが担当したことが話題に。 新メンバーを加えたマックスたちは、今作でもさらなる大騒動を巻き起こす様子。1作目でタイベリアスの声を担当した宮野真守が、続編では「悪徳サーカス団」の団長セルゲイ役で出演しています。

【ルースター】日本語吹き替え声優:内藤剛志

『ペット2』(2019年)
© Universal Pictures/Photofest/Zeta Image

マックスたちが旅行先の農場で出会った牧羊犬のルースター。マックスの成長の手助けをすることになります。 日本語吹き替え版では声優を務めた内藤剛志。原語版ではハリソン・フォードが声を担当しています。

【デイジー】日本語吹き替え声優:伊藤沙莉

『ペット2』(2019年)
©︎ UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

(画像右) シーズー犬のデイジーは、スノーボールにサーカス団に捕らわれている友だちを助けてほしいと依頼します。 日本語吹き替え版では伊藤沙莉がデイジーを演じ、原語版ではティファニー・ハディッシュが声優と務めています。

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【セルゲイ】日本語吹き替え声優:宮野真守

悪徳サーカス団の団長セルゲイ。デイジーの友だちでホワイトタイガーのフーをサーカスの見せ物にしようと捕らえてきます。 日本語吹き替え版でセルゲイの声を担当するのは、前作で鷹のタイベリアスを演じた宮野真守。原語版ではコメディアンとして知られるニック・クロールが演じています。

【首領オオカミ】日本語吹き替え声優:髙木俊

セルゲイに従うオオカミたちのリーダー。フーを救いに来たスノーボールらと格闘したり、セルゲイの指示でしつこくフーを追いかけたりします。 日本語版では数多くの舞台で活躍している髙木俊が吹き替えを務め、原語版ではマイケル・ビーティーが声を担当しています。

【チャック】日本語吹き替え声優:木村昴

チャックはケイティの結婚相手で、のちに息子のリアムを授かります。ストレスで掻き癖がついてしまったマックスのために、一家で叔父の農場に旅行に行くことに。 日本語吹き替え版でチャックの声を務めるのは『ドラえもん』のジャイアン役などで知られる木村昴。原語版ではコメディアンのピート・ホームズが演じています。

映画『ペット』のキャラクターが可愛い!吹き替え声優・キャストを紹介

ペットたちの知られざる日常を切り取って好評を博した3Dアニメ『ペット』。ペットの定番である犬や猫だけでなく、鳥やモルモット、うさぎに豚に蛇などなど、たくさんの個性的なペットたちが登場し、ペットを飼っている人はもちろん、飼っていない人も楽しめるエンタメ要素盛りだくさんの動物映画となっています。 豪華声優陣による吹き替えも楽しみの1つですね!