2020年2月7日更新

「トイストーリー」全シリーズのあらすじをまるっと復習 スピンオフや短編も紹介【ネタバレあり】

『トイ・ストーリー3』
©️Walt Disney Studios Motion Pix/zetaimage

1995年のシリーズ1作目の公開以来、20年以上多くの人に愛され親しまれている「トイ・ストーリー」。今回は、その偉大な業績と共に、スピンオフまで含めたシリーズ全作を紹介します。

目次

ディズニーピクサーの大人気作品「トイ・ストーリー」シリーズを振り返ろう

1996年の『トイ・ストーリー』は、長編映画としては初のフルCGアニメーション作品。4まで続編があり、短編やスペシャルも製作されている大人気シリーズです。 本シリーズの魅力は、なんといっても個性豊かなおもちゃのキャラクターと「おもちゃは人間がいるときは絶対に動かない、喋らない」など独自のルールの中で展開されるストーリーでしょう。 今回は、そんなディズニーピクサーの人気作品をより知っていただくために、「トイ・ストーリー」全シリーズ作品を振り返っていきます。 ※本記事には、「トイ・ストーリー」シリーズのネタバレ情報を含んでいます。未鑑賞の方はご注意ください。

「トイ・ストーリー」シリーズの功績

1995年に全米で公開されて以降、「トイ・ストーリー」シリーズは数々の華々しい功績を上げています。まず、シリーズ第1作目『トイ・ストーリー』は、全世界で約3億6200万ドルの興行収入を上げ、当該年度の映画の興行成績第1位を獲得しています。 また、第1作目は、初のフルCG長編アニメーションを生み出した功績が称えられ、監督ラセターはアカデミー特別業績賞を受賞。 初のフルCGアニメ作品ということで、製作には莫大な予算が必要だったようで、『トイ・ストーリー』制作当時のピクサーのCEOスティーブ・ジョブズが公開までの4年間で5000万ドルも投資し、本人は「こんなに金がかかるなら投資しなかった」と語っています。 しかし、第1作目のヒットにより、ピクサーの株は高騰し、ジョブズの資産は4億ドル増加する結果に。本作の成功なくして、フルCG長編アニメ映画の未来はなかったのではないでしょうか。

『トイ・ストーリー』のあらすじを紹介【ネタバレ注意】

ウッディとバズが出会うシリーズ1作目。今ではお馴染みとなったメンバーが初登場しています。劇場公開された長編としては、初のフルCGアニメーション映画となりました。 アンディの誕生日のプレゼントとしてやってきた、最新のおもちゃであるバズの存在が、ウッディには疎ましくて仕方がありません。そして偶然、バズが窓から落ちてしまうというハプニングを引き起こしてしまいます。 その後、アンディと共にピザ・プラネットへ訪れたウッディは、バズと落ち合うもアンディ一家とはぐれ、UFOキャッチャーで「おもちゃ殺し」の異名を持つシドにクレーンで捕まってしまうのです。

シドによりバズはロケット花火を括り付けられ、爆破させられそうになりますが、ウッディとシドの改造されたおもちゃたちの活躍により回避します。 そして、引っ越し中のアンディの車と仲間のおもちゃたちがいるトラックめがけて、ウッディとバズはロケット花火の力を借りてなんとかたどり着くのでした。

『トイ・ストーリー2』あらすじを紹介【ネタバレ注意】

ウッディの妹分であるジェシーや愛馬のブルズアイ、金鉱掘りのプロスペクターや悪の帝王ザーグが登場しました。ウッディが家の外に出ることで、新たな仲間たちとアンディのおもちゃたちの間で揺れ動くことに。 新たにヴィランとして立ちはだかるおもちゃや、以降のシリーズにも登場する人気キャラ・ジェシーが登場するなど、個性豊かな面々が新たに加わりました。 ペンギンの人形ウィージーがガレージセールに売りに出されるのを阻止しようとしたウッディは、偶然その場にいたおもちゃ量販店店主アルにより持ち去られてしまうのです。 アルの部屋へ連れてこられたウッディが出会ったのは、「ラウンドアップの仲間」たちでした。最初こそ、アンディのもとへ帰ろうとしていたウッディでしたが、ジェシーの悲しい過去やプロスペクターの必死の説得を聞くうちに、彼らと共に日本の博物館へ行くことを決心するのでした。

その後ウッディは再び、自分はアンディのおもちゃだと戻る決心をするも、プロスペクターの陰謀にはまり、アルと共に空港へ向かう羽目に陥ります。 助けに来た仲間のおもちゃたちとウッディは、プロスペクターと空港のベルトコンベアーで対決し、見事勝利。しかし喜びも束の間、ジェシーだけそのままエアカーゴの中へ入ってしまい、救出に来たウッディも乗せたまま動き出してしまいます。 今にも離陸しそうな絶体絶命の瞬間、ブルズアイに乗って駆けつけてきたバズにより2人は助け出され、アンディの家へ無事帰還するのでした。

『トイ・ストーリー3』のあらすじを紹介【ネタバレ注意】

シリーズ3作目となっており、当初最終作として製作されました。次第に遊ばれなくなっていくおもちゃたちの悲しみと、別れが描かれています。親子で観ることで、それぞれ違った視点からメッセージを受け取ることのできる作品です。 17歳になったアンディが大学進学の準備中、屋根裏部屋に行くはずだったウッディ以外のおもちゃたちが誤ってゴミとして捨てられそうに。パニックになったおもちゃたちはウッディが誤解だと主張しても聞かず、サニーサイド保育園へ行くことを決意するのでした。 最初はおもちゃの天国に見えたサニーサイド保育園でしたが、実はロッツォの独裁政治によって支配されており、敵にコントロールされているバズによって、おもちゃたちは監視下に置かれることになります。

保育園を出たウッディは、ボニーのおもちゃたちの助けをかり、仲間の救出作戦を実行。ダスト・シュートまでたどり着いたウッディ達は、あと一歩のところでロッツォたちに見つかり、ロッツォと共にゴミ処理場へ向かうこととなります。 ウッディ達はロッツォの裏切りに遭い、焼却炉の炎へ向かうベルトコンベアーで絶体絶命のピンチになるも、ピザ・プラネットのエイリアンたちにショベルカーで救い出され、九死に一生を得るのでした。 その後無事、アンディの家へ戻ったおもちゃたちでしたが、ウッディのメモを読んだアンディはボニーの家へ行き、ボニーへおもちゃたちを譲り渡しました。

『トイ・ストーリー4 』のあらすじを紹介【ネタバレ注意】

シリーズ4作目となる本作では、新たな仲間のフォーキーも加わります。前作で彼らは、子供たちに遊んでもらうというおもちゃの存在意義のため、アンディの元を離れました。 本作ではさらに一歩踏み込んでおり、ウッディは今まで信じていた生き方とは異なる選択をします。 前作でボニーの元へと引き取られてから1年が経ち、ウッディは次第に自分の遊ばれる頻度が減っていることに悲しみを覚えていました。そんな彼らの前に現れたのは、彼女の手作りのおもちゃ「フォーキー」。 フォーキーはボニーのお気に入りだったにもかかわらず、自らをゴミだと思い込み家出します。ウッディはボニーのためにフォーキーを連れ戻しに向かいました。

ウッディの説得で考えを改めたフォーキー。ボニーの元へ戻ろうとしていると、ある骨董店に離れ離れになったボー・ピープのランプを見つけ、探しに訪れます。 そこで出会ったのはギャビー・ギャビーという女の子のおもちゃ。彼女はボイスボックスがないために子供に遊んでもらえておらず、ウッディのボックスを奪おうとします。ウッディは逃げることができましたが、フォーキーが捕まってしまうのでした。 その後、ウッディは偶然ボーと再会し、フォーキー救出へ向かいます。しかしボーと喧嘩し1人になってしまい、自分のボイスボックスを差し出すことでフォーキーを取り戻しました。 フォーキーを無事に送り届けたウッディはボニーの家へは帰らず、ボーと同じように自由に生きることを決めるのでした。

「トイ・ストーリー」は短編やテレビアニメも魅力的

『ハワイアン・バケーション』

本作は、2011年の『カーズ2』と同時上映された短編作品。 バービーとケンは、ボニーのハワイ旅行について行き現地でデートをしようとしていました。あえなく失敗して落ち込む2人に、ウッディたちは「ハワイ旅行」を演出しようとします。

『ニセものバズがやってきた』

短編となる本作は、日本では2012年の『メリダとおそろしの森』と同時上映されました。 ボニーと一緒にファーストフード店に行ったバズは、遊んでいるうちにオマケのミニ・バズ・ライトイヤーと入れ替わってしまいます。 置いて行かれてしまい、捨てられたおもちゃの集会に巻き込まれる本物バズ。一方ニセものバズは、ウッディたちにバレて捕まってしまうのでした。

『レックスはお風呂の王様』

本作は2012年の『ファインディング・ニモ 3D』と同時上映された短編作品です。 いつもドジで情けないレックスですが、お風呂に行くと一変。お風呂でのレックスは、パーティーを盛り上げるヒーローとなります。お風呂の王様、伝説のパーティー恐竜となったレックスは大騒ぎするのでした。

『スペースレンジャー バズ・ライトイヤー』

本作は2000年にアメリカで放送された、バズが主人公のスピンオフアニメ。シリーズで唯一、CGではないアニメ作品です。 映画でのバズはおもちゃでしたが、本作はそのおもちゃのモデルとなったアニメのストーリーが展開されます。スペース・レンジャーのバズは仲間たちと共に、銀河の平和を守るため、宇宙征服を企む悪の帝王ザーグとの戦いへ出発するのです。

『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』

本作は、2013年のハロウィンに合わせてアメリカでテレビスペシャルとして放送されました。シリーズ初となるホラーテイストを取り入れた作品となっており、主人公はジェシー。 ボニーの祖母の家へ向かっていると車がパンクしてしまっため、モーテルで一泊することに。ジェシーやウッディ、バズたちおもちゃもモーテルでの一夜を過ごしますが、仲間たちが次々に消えていき――。

『トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド』

2014年にアメリカで放送された、テレビスペシャルの第2弾。 ボニーはおもちゃたちを連れて友達の家へ遊びに行きますが、テレビゲームに夢中になってしまいます。放っておかれたウッディたちは、謎の恐竜ワールドへと足を踏み入れてしまい、大冒険を繰り広げることに。

「トイストーリー」シリーズは子供から大人まで楽しめる

「トイ・ストーリー」シリーズは4作目まで公開され、また短編やスペシャルがいくつも製作されるなど、世界的な人気を獲得しています。個性豊かなキャラクターたちや大人も考えさせられるストーリーが、シリーズ通しての魅力ですね。 子供の頃に一度観賞したきりだった人も、ぜひこの機会に観直してみてください。