『ドラえもん』の実は怖い話を紹介
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国民的人気漫画・アニメの『ドラえもん』。本作では感動モノや面白いのび太たちの冒険の日常などで多くのファンの心を鷲掴みにしています。
今まで膨大な数の話が作られた『ドラえもん』ですが、実はみなさんが知らないような隠された怖い話などが多く存在します。
今回は、見た目の和やかさからは想像もできないような『ドラえもん』の怖い話を紹介します。
7位:ドラえもんだらけ
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ある夜のび太はドラえもんに大好物のどら焼きを与え、自分の代わりにたまった宿題を今夜中に終わらせてと頼み、自分はさっさと寝てしまいます。翌日のび太はドラえもんの様子を見ると傷だらけで倒れていました。宿題はちゃんと終わっているけど、何があったのか気に成るのび太はタイムマシンで昨日の夜へ。すると、真実が明らかになります。
ドラえもんは宿題を終わらせるために、2時間後の未来の自分に応援を頼み、さらに続けて2時間ずつ後の未来の自分に頼んでいきます。しかし未来のドラえもんたちはなぜか疲労している...そして5人のドラえもんが集まりますが、未来のドラえもん達は怒りが爆発し現在のドラえもん襲いかかり大乱闘。
なんとか宿題が終わり未来のドラえもん達を帰し、眠りにつきます。しかし2時間後に過去の自分起こされ宿題を頼まれてしまう...そんなループでドラえもんはボロボロ。
ドラえもんは狂気で目が血走り、「ぶっころしてやる」なんてゆう言葉を吐きます。終わらないループ。この話を想像するととても怖いですね。「やなことを後に回すとツケが返ってくる。」教訓を教えました。
6位:『ドラえもん のび太の魔界大冒険』
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藤子・F・不二雄が『月刊コロコロコミック』で1983年9月号から1984年2月号にかけて連載した「大長編ドラえもんシリーズ」の漫画作品。そしてこの漫画を原作として1984年3月17日に公開した映画です。
のび太たちが魔法の世界、魔界に巻き込まれていく話なのですが、全体的に薄暗い作品で不気味さが漂います。映画ではオリジナルの旧版とリメイクされた新版がありますが、旧作のほうが不気味だという評価があります。
魔法を使う悪者に石にされてしまうシーンは特に強いということです。他にも真夜中に家の一回から聞こえてくる呻き声など恐怖感を煽ります。
ドラえもんのホラー映画と言えそうです。
5位:どくさいスイッチ
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てんとう虫コミックス15巻に収録されたエピソード。いつものように草野球で負けてジャイアンにいじめられたのび太は気に入らない人間は消えればいいのにと呟きます。それを聞いたドラえもんはこのどくさいスイッチを手渡し、気に入らない人間を消せばいいと話しました。
しかし、このどくさいスイッチの相手を消すという道具は、相手が存在したという事実自体が消える効果を持ってたことが判明します。それを知って衝撃を受けてもせいせいしたと明るく道具を使い続けたのび太は最後には地球で一人きりになってしまいました。
4位:人間製造機
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石鹸1個、釘1本、マッチ100本、鉛筆450本、石灰コップ1杯分、硫黄1つまみ、マグネシウム1つまみ、水1.8リットルという子供でも簡単に手に入る材料で人間を作ることができるひみつ道具。てんとう虫コミックス8巻に登場した人間製造機は新世界デパートとやらで販売されていたようです。
この道具は倫理的にも恐ろしいですが、産まれてくる赤ん坊が
のミュータントのような超能力を持った新人類ということも恐ろしいです。同類を増やして世界征服すると告げた新人類の赤ん坊は、国連が出てくるレベルの脅威になりました。倫理面でも禁忌を犯し、実害は世界滅亡級。未来とは恐ろしいところです。
3位:悪魔のパスポート
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てんとう虫コミックス13巻に収録された話。ある日、いつものように「ろくな大人にならないわよ!」とママに叱られたのび太は、開き直って世界一の悪人になることに決めました。そこで見つけたのが、ドラえもんは燃やそうとしていた悪魔のパスポート。どんな悪事をしても許されるという恐るべき道具です。
悪魔のパスポートで本屋から漫画を盗んだりゴミ箱を蹴ったりお金を盗んだりしたのび太はほくほく顔になりましたが次第に罪悪感に駆られ、最終的には犯した悪事をすべてなかったことにします。しかし、これはどくさいスイッチと違い、元に戻すのは人力。仮に人を殺したらそのままです。「きみが悪人になんてなれるわけない」とはドラえもんの談ですが、のび太以外が持っていたらどうしようもなかったところです。
2位:無人島へ家出
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てんとう虫コミックス14巻に収録されているエピソードで、のび太が無人島で暮らすことにするという話。両親に怒られてドラえもんにも冷たく突き放されたのび太は無人島に行くことを決心しました。南の無人島を見つけたのび太は、最初のうちは自由を満喫しましたが、持ってきた道具は全て役に立たないものばかり。
観念して家に帰ろうとしたのび太でしたがあろうことかタケコプターをなくしてしまいます。途方に暮れたのび太はなんとそこで10年も暮らすことになってしまいました。最終的には大人になったのび太は、救助に来たドラえもんにタイムマシンで10年前に遡ってもらい、タイムふろしきで少年に戻りました。ここで気になるのは同時間軸にのび太が二人いることになったということとのび太に10年以上の人生経験が加算されたこと。色々と怖いものがありますね。
1位:バイバイン
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てんとう虫コミックス17巻に収録されている話で、栗まんじゅうと睨めっこしていたのび太はある哲学的なパラドックスに囚われていました。”栗まんじゅうを食べればなくなるけど、食べないと美味しくない”という深遠な思考に夢中になっていたのび太に時間の無駄だとドラえもんが渡したのがバイバインです。
バイバインは、対象物にふりかけると五分後に一個が二個に、そのまた五分後にニ個が四個になるというもの。のび太は大喜びで永久に食べられるように最後の一個を残して栗まんじゅうを楽しんでいましたが最終的には満腹になってしまい、協力してもらっても食べきれなかったのび太は栗まんじゅうを押入れにしまいました。
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帰ってきたドラえもんはのび太の誤魔化しを知って激怒しました。このバイバインという道具は数学の法則に忠実に従ったものなので、液体をふりかけたものは一時間後には4096個になってしまうのです。
すでに手のつけようがなくなった栗饅頭をドラえもんは小型宇宙ロケットで宇宙に飛ばすという解決策を図って終わりました。ですがこのバイバイン。計算すると一日で宇宙の体積よりも多くなってしまう魔のひみつ道具。『のび太の新魔界大冒険』でも増え続ける饅頭が観測されており、宇宙的恐怖を感じるエピソードとなっています。
ドラえもんの怖い話ランキングでした!
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ドラえもんの意外と怖い話。いかがだったでしょうか?他にも色々と怖い話が隠れていそうです。漫画やアニメを見返して探してみるのも面白いかもしれませんね。