2017年7月6日更新
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが甘いマスクで大人気
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ジョゼフ・ゴードン=レヴィットとは?
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットは、代表作『(500)日のサマー』などで知られるアメリカ人俳優です。身長は176センチ、少年のような見た目とえくぼがトレードマークで、その甘いマスクで女子を魅了しています。
俳優としての活動以外に、hitRECordというオンライン共同制作会社を経営しており、公の場に現れる時は、会社のバッジをよく付けています。また、自身のtwitterではよくhitRECordのツイートをコメントを添えてリツイートしています。
出生と家族構成
1981年2月17日、カリフォルニアにて誕生し、ユダヤ系の家系で育ちました。
父デニス・レヴィットと母ジェーン・ゴードンはパシフィカ・ラジオで働いており、母方の祖父マイケル・ゴードンは、映画監督として有名です。(ジョゼフ自身も、『ドン・ジョン』では主人公として出演しただけでなく、監督としても制作に携わりました。)
兄ダンは写真家でしたが、2010年に他界しました。
2014年、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットはロボット工学会社Fellow RobotsのCEOであるターシャ・マッコーリーと結婚し、2015年には男の子が誕生しています。
子役時代からの活躍
6歳の頃から子役として活動しており、テレビシリーズの『3rd Rock From the Sun(原題)』に出演したことで有名になりました。
この作品でジョゼフは、ハリウッド・リポーター・ヤング・スター賞や映画俳優組合賞を受賞しています。
高校卒業後は俳優業を一時中断し、ニューヨークのコロンビア大学に進学しました。大学では、歴史・文学・フランス詩を学んでいたそうです。大学でフランス語に魅了され、今ではフランス語を流暢に話せるそうです。
しかし2004年、役者に専念するため、大学を中退しています。
『(500)日のサマー』で主人公トム役を演じる
ジョセフ・ゴードン=レヴィットの代表作の1つは2009年に公開された『(500)日のサマー』です。ジョセフは主人公トムを演じました。
『(500)日のサマー』は、冴えない毎日を過ごしていた主人公トムが、一目惚れ相手のサマーに振り向いてもらおうと奮闘する物語で、ジョゼフの甘いマスクが存分に活かされた作品になっています。
サマーとトムの二人の関係から描かれるリアルな恋愛模様、ブルーを基調とした作品全体のかわいくおしゃれな雰囲気に、世界中の女子が虜になりました。
そしてジョゼフはこの役で、第25回インディペンデント・スピリット賞の主演男優賞にノミネート、またゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞したため、インディーズ映画の主演俳優として定着しました。
ダンスも得意?!
今作でジョゼフは、ダリル・ホール&ジョン・オーツの「You Make My Dreams」にのせて、ミュージカル調のシーンの中でダンスを披露しています。
また、大人気マンガを原作に映画化した『モテキ』の中でも、このシーンをオマージュとしているダンスシーンがあります。
劇中でサマー役を演じたズーイー・デシャネルは、She&Himとしてデュオで音楽活動も行っていますが、そのShe&Himの『Why Do You Let Me Stay Here?』という曲のミュージックビデオにズーイーとともにジョセフも出演し、ダンスを披露しました。
ちなみにこのミュージックビデオの監督は、『(500)日のサマ―』で監督を務めたマーク・ウェブです。映画のストーリーとは直接関係ありませんが、まるで映画のスピンオフを見ているように楽しめます!
実話の映画化『ザ・ウォーク』に主演
『フォレスト・ガンプ/一期一会』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で知られるロバート・ゼメキス監督がメガホンをとった、
にジョゼフが主役のフィリップ・プティとして出演します。
プティは、1974年、ワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ1本で繋ぎ、命綱無しの綱渡りをしたことで知られる実在の人物です。記録には確かに残っているプティの偉業ですが、なぜか映像には残っていません。
そして監督が常に“最先端のVFX技術”を活かした映像で世界中を驚きと感動で魅了してきたロバート・ゼメキスということもあり、映像の見ごたえにも期待ができます。
また、今作が東京国際映画祭でオープニング作品を飾り、監督が来日したとき、ジョゼフの演技についてこのように評価しています。
「自分で綱渡りをするんだという強い気持ちをもって、挑戦してくれた。フランス語も完璧に話せる、本当に素晴らしい俳優だ」
プティの偉業をジョゼフがどのように演じたのか、注目が集まります。2016年1月23日に日本公開予定です。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットの出演映画
『インセプション』(2010)
主人公ドム・コブは人の潜在意識(人の夢)に入り込みアイデアを盗む特殊な企業スパイです。ある時そんな彼に強大な権力を持つ大企業のトップ・サイトウが、ライバルの会社の解体と、それを社長の息子にさせるようにアイディアを植え付けること(インセプション)を依頼をしてきました。極めて困難かつ危険なこの依頼を、ドムは果たすことができるのでしょうか。
ジョゼフは劇中で、レオナルド・デカプリオ演じるドムの相棒、アーサーを演じました。また今作は、渡辺謙が出演したことでも有名ですね。
『50/50 フィフティ・フィフティ』(2011)
病に侵されてしまい、5年生存率50パーセントの宣告をうける主人公、アダムを演じています。
死期の宣告を受けてからの難しい役どころをこなしました。
『ダークナイト ライジング』(2012)
大人気のバットマンの実写映画であり、ダークナイトシリーズの完結編、『ダークナイトライジング』にもジョゼフは出演しています。
ジョゼフの役どころとしては、劇中の舞台となるゴッサムシティの若き警官であり、またバットマンのよき理解者でもあるキーパーソン、ジョン・ブレイクを演じています。
また、今作の監督を務めるクリストファー・ノーランの作品に出演するのは、『インセプション』に続き2回目となります。
クリストファー・ノーラン監督自身は、『ダークナイト ライジング』は彼自身のバットマンシリーズ作品になると明言していますが、その反面、公開までほとんど秘密にされてきたジョゼフ演じるジョン・ブレイクは、現代の"ロビン"(バットマンの相棒)ではないかともいわれています。
映画のラストの描写はあいまいで、ジョン(またはロビン)には新たな道があるともとれますが、これからに期待ですね。
『風立ちぬ』(2013)(声の出演)
飛行機の設計家の堀越二郎の半生を描いたジブリ映画です。ジョゼフは、英語版で、主役の堀越二郎の声を担当しました。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットは結婚している?妻は誰?
プロフィールでも少し触れましたが、ジョゼフは2014年にロボット工学会社Fellow RobotsのCEOであるターシャ・マッコーリーと結婚しています。
ロサンゼルスにある自宅で式を挙げ、2015年には二人の間に子供も誕生しています。
ターシャは、英語、アラビア語、スペイン語が堪能なトライリンガルであり、自身が以前学んでいた大学では、テクノロジーについて教鞭をふるうなど、大変優秀な方のようです。
しかし、ジョゼフは人気俳優ということもあり、しばしばターシャについて話題になりますが、ジョゼフ自身は私生活をあまり公にしないこともあり、ターシャについて私たちが分かることはこの程度です。
というのは、ターシャが一般人であり、自分のことで彼女を巻き込みたくないことや、自分が有名になることで、女性から脚光を浴びることが怖いということを以前話しています。
仕事と家庭を混合せず、家族思いのジョゼフの一面がわかりますね。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットは日本人顔!どこかで見たことある顔…?
イチロー
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットたれ目で日本人ぽい顔と言われることがあります。その中でもインターネットではイチローにそっくりだと言われています。確かによく似ているかもしれません。
井浦新
こちらもジョゼフ・ゴードン=レヴィットと似ていると言われるのが井浦新です。どちらも演技派俳優として映画作品に出演を続けており、ファンも多いという共通点があります。世界的にモテる顔なのでしょうか。
変顔もしちゃう、おちゃめな性格
今やヒット作に何本も出演し、甘いマスクだけでなく演技力にも定評があるジョゼフですが、性格はユーモアがあり、おちゃめで親しみやすい人柄のようです。
その証拠に、よく変顔をして写真に写っています。普段の表情からは想像できません...
ジョゼフ・ゴードン・レヴィットについてあなたが知らない7つの事実
1.パパラッチを逆に撮影していた!?
ハリウッド屈指の人気を誇るジョセフ・ゴードン=レヴィットはパパラッチのかっこうのターゲットです。
そんなパパラッチにうんざりしていたレヴィットは、彼の車を追い回すパパラッチをビデオカメラで撮影し、“くそ野郎の映像”とタイトルを付けていたそうです。
2. セサミストリートの大ファン!?
ジョセフ・ゴードン=レヴィットは大人気子供番組『セサミ・ストリート』の大ファンとして知られています。
セサミストリートの代表曲“I don’t want to live on the Moon”をカバーしたり、実際に『セサミ・ストリート』のエピソードに出演したこともありました。
3.『ロザンヌ』に出演していた!?
ジョセフ・ゴードン=レヴィットは80年代、90年代人気を博したアメリカドラマ『ロザンヌ』にDJのうざい友人ジョージ役として出演していました。
4.『インセプション』アーサー役はファーストチョイスではなかった!?
クリストファー・ノーラン監督『インセプション』といえば、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの代表作の1本ですが、アーサー役は元々ジェームズ・フランコが演じる予定だったそうです。
ジェームズ・フランコはスケジュールの関係でオファーを断ったと言われています。
5.全ライアン・ジョンソン映画に出演!?
ジョセフ・ゴードン=レヴィットはライアン・ジョンソンの全映画に出演しています。『BRICK ブリック』『LOOPER/ルーパー』に出演、『ブラザーズ・ブルーム』にはカメオ出演しています。
6.筋肉に自信なし?筋トレの必要がある作品は断っていた
かつて、コメディリリーフを演じることが多かったジョセフ・ゴードン=レヴィットは筋肉をつける必要がある役は断っていたそうです。
しかし、『LOOPER/ルーパー』『ドン・ジョン』では、鍛え上げた肉体を披露しています。
7.母親が議員に立候補していた!?
1970年代、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの母ジェーンは国会議員に立候補していましたが、落選しています。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットの今後
オリバー・ストーン監督の映画『スノーデン(原題)』で、こちらも実在の人物、エドワード・スノーデン(NSAの元職員であり告発者)を演じます。
スノーデンの恋人リンゼイ・ミルズ役は、『ダイバージェント』シリーズへの出演で注目の女優、
です。
全米公開は2015年12月の予定でしたが、制作が間に合わず公開延期になり、2016年5月13日に全米公開されることがアナウンスされています。2016年1月現在の段階で、IMDbによると、日本公開は2016年5月17日となっています。
期待の新作が控えるジョゼフ・ゴードン=レヴィットから、今後も目が離せません!